──初演、追加公演、2024年公演に続き、『スクールアイドルミュージカル』の2025年公演の上演が決定し、『スクールアイドルミュージカル』をベースにしたラブライブ!シリーズ初の実写ドラマも昨年放送されました

堀内まり菜(椿 ルリカ役)「ルリカちゃんを演じさせていただくのが4回目の挑戦になるんですけど、また続投させて頂けることが本当にありがたいと思っていますし、またルリカちゃんを演じられることがすごく楽しみでワクワクしています。また、発表された時にラブライブ!シリーズを応援してくださっている方が“また、まり菜ちゃんのルリカちゃんが見れるのが楽しみ!”とコメントしてくれてるのを見つけて。待ってくださって方がいることが嬉しかったですし、“パワーアップした、新たな始まりの物語を楽しみにしています!”というコメントも励みになっています。皆さんの期待を超えていけるように、さらに進化したルリカちゃんをお届けできるように頑張ります!」

西葉瑞希(滝沢アンズ役/若槻ミスズ役)「私のファンの方は、千秋楽が終わるとすぐに“次のスクミュはまだ?”って聞いてくるんです(笑)。だから、本当に皆さん喜んでくれましたし、私もこの2年間を経て、またお芝居が少しずつ変わるんだろうなと思うので、今から2025年公演が楽しみです」

浅井七海(皇 ユズハ役)「私も“ユズハちゃんを通して皆さんとまたお会いしたいな”と思っていたので、追加公演、2024年公演と、たくさん出演させていただけたことは、本当に皆さんのおかげだと思って嬉しかったです。そして、実写ドラマという広がりを見せれたのも皆さんがいないと叶えられなかったことだと思っています。私、この作品が大好きなんです! だから、ユズハちゃんを演じれる限りは自分がずっと演じたいと思っていて。私が演じるユズハちゃんは素敵だねって皆さんに思っていただけるよう毎回演じさせていただいているので、2025年公演の出演が決まったときも、“嬉しい!”という気持ちでいっぱいでした」

──冨田さんはドラマからの初参加となります。

冨田菜々風(滝沢アンズ役)「今回からこの作品に携わらせていただくということで、驚きもありましたし、“嬉しい”という気持ちもありました。たくさんの方から愛される作品だからこそ、しっかりお届けしないといけないという思いもあって、いろんな気持ちが入り混じったんですけど、実写ドラマでアンズとして過ごした期間が自分にとってすごく大きかったので、ミュージカルの稽古期間でアンズをより深く知って、メンバーの皆さんと一緒にさらにいいものを作れたら嬉しいです。今は、“頑張ろう!”という気持ちでいっぱいです」

──堀内さん、西葉さんはミュージカルの出演になりますが、実写ドラマはご覧になられてましたでしょうか? ミュージカルで自分がやってきた役、今回もやる役を別の方が演じていました。

堀内「いち“スクミュ”ファンとしては、“映像の世界でも“スクミュ”のキラキラ感や尊さがこんなに溢れているものなんだ!“ってわくわくしながら見ていました。個人的には、実写ドラマでしか見られない、みんなが練習している風景を見れたことが嬉しくて。休憩中の過ごし方とか、レッスン着にも個性が出ていて…。ミュージカルだけでは描かれていない、みんなの魅力や素の状態が見れたことが素敵でした」

西葉「私も“映像だと衣装や小道具がよりリアルなもので出来るんだな”って感じていて。舞台だとセットはそのままで、私達のお芝居で場面が変わるところが、ちゃんとカットが分かれていて、場面が変わる。それが、すごく新鮮でしたし、実写ドラマを見た方は “スクミュ”の世界をより想像しやすくなったんじゃないかな?って思いました。あと、ミュージカルの音楽をちゃんと使っていただけていたので、まだ舞台を見たことなくて、実写ドラマだけしか見ていない人も、ドラマの中で流れている曲が舞台でも流れるので、そういう相乗効果もあっていいなって思っています」

──浅井さんと冨田さんはミュージカルと同じ役で実写ドラマにも出演しています。

浅井「まず、実写ドラマにも出演させていただけたことがありがたくて、嬉しいことだったので、全力でユズハちゃんを演じさせていただきました。実写ドラマは情景がよりリアルに鮮明に映っているので、自分の気持ちとしても、“スクミュ”の世界に本当に自分が入り込んで演じれているなって感じて…。“スクールアイドルっていう限られた時間でしかできないものを、本当に今、このひと夏に自分は実体験できているんだな“っていう感覚がありました。椿咲花女子高校のみんなといることが多かったんですけど、転校してきたアンズちゃんを含めて、みんなと一緒にお話する中で、本当に同じ学校に通う仲間たちで支え合いながら、信頼し合いながらやっているんだっていうことがより鮮明に感じることができた時間でした」

──冨田さんは先ほど、ドラマの撮影期間が“大きかった”とおっしゃっていました。

冨田「アンズちゃんとしてもそうだったんですけど、個人的にもすごく成長できたなという実感があって。それは気持ちの部分もそうですし、みんなと乗り越えていく過程も、このストーリーと重なった部分がたくさんあったんです。そういう部分が自分にとってすごく大きかったと思いましたし、実写ドラマで演じさせていただいたからこそ、ミュージカルではよりイメージが広がった状態で頑張らせていただけます。“この裏ではこう思っていたんだな”とか、もっと深く考えながら演じられる嬉しさがあります」

──それぞれの役柄についても教えてください。初演や2024年公演、はたまた実写ドラマと何か違いはありそうですか?

堀内「私は今回が4度目の挑戦になるので、いい意味でこれまでのルリカちゃん像には固執せずにいきたいと思っています。ルリカちゃんはアンズちゃんを好きになって、ステージからどんな世界が見えてるんだろう?って想像する「夢見る世界」という楽曲があるんですけど、ルリカちゃんのワクワクする気持ちを、いろんなしがらみを取っ払って、より伸びやかに表現したいです。あと、お芝居の部分でも新たなキャストの方が今回、たくさんいらっしゃるので、みんなとのキャッチボールを楽しみたいっていう気持ちが強いです。ドラマを含めて、今、いろんな角度からルリカちゃんのことを観察していて…お母さんに対する思いの強さとか、なんかちゃん(冨田菜々風)演じるアンズちゃんへの気持ちの動きだったりとか。そういう部分も演じる方が変わると全然違ってくるのが面白くて。実写ドラマで渡邉美穂さんが演じたルリカちゃんを見て、私も取り入れたいなって思った部分もあるので、また2025年に生まれ変わったルリカを演じたいと思っています」

──浅井さんは実写ドラマを含めて5度目になります。

浅井「私も実写ドラマで初めて知ったユズハちゃんの一面もあったので、実写ドラマを通してよりユズハちゃんへの解像度が上がっている状態です。それをユズハちゃんの魅力として皆さんにお届けできるように一生懸命頑張ります! 前回の2024年公演はWキャストだったので、“スクミュ”の世界を客席からも観て、客観的に見て学ぶことも多かったんです。今回はシングルキャストとして全公演に出演させていただくので、毎回、慣れないように楽しんで、わくわくキラキラした気持ちを忘れずにできたらいいなって思っています」

──ドラマで知ったユズハの新しい一面というのは?

浅井「ユズハちゃんの将来の夢についてはミュージカルでは特に言及されてなかったんです。ルリカちゃんを支えるために、教師の資格を取りたいっていう部分は、ドラマの脚本を読んで初めて知った部分だったので、本当にルリカちゃんのことが大好きで支えたいっていう気持ちが大きいんだなって思いました」

──西葉さんはWキャストで、実写ドラマのなかで“あんた(アンズ)のことずっと嫌いだったの”って言ってしまった部長のミスズと、言われたセンターのアンズのどちらも演じることになりますね。

西葉「そうなんですよね(笑)。この稽古期間でどちらも稽古していくことになるんですけど、私も初めてのことなので楽しみです。まだ“何を変えようか?”っていうのは思いついてないんですけど、稽古でミスズをやった次の日にアンズをやるっていうのを想定すると、きっと自分の中で、お芝居的にやりたいことや変えたいことが絶対出てくると思います。新しいアンズちゃんがいて、ミスズのWキャストで実写ドラマでも演じた安本さんは初めましてなので、全部新鮮な気持ちでいます。何度もやっているので、もう体に入っちゃっている動きがどうしてもあると思うんですけど、なるべくそういうのを気にせずに、最初は自由に作っていけたらなって思ってます」

──冨田さんのアンズちゃんはどうなりそうですか?

冨田「アンズちゃんはその場にいるだけでみんなを自然と引っ張っていくような女の子なんですけど、ミュージカルと実写ドラマとではまたちょっと違ってくる部分もあるのかなと思っていて。なので、実写ドラマで得た気持ちの部分は取り入れつつ、ミュージカルでお届けするアンズちゃんは、またここから探っていけたらいいなと思っています。これからどういうふうにアンズちゃんが出来上がっていくのかを楽しみにしていただきたいです!」

──ちなみにご自身のアイドル活動と重なる部分はありましたか?

堀内「やっぱりグループで活動していたときは、それこそメンバーがいないと成り立たないですし、“今日のライブ良かったね!”っていう日はメンバー同士のコミュニケーションが円滑に取れていた時なんです。その円滑さがお客さんとの一体感を作っているっていうのを感じていて。やっぱり各々が頑張りたいように頑張るんじゃなくて、みんなで一つになる、メンバー同士の絆はすごく大切だなって思いますし、これまでの公演を重ねていく中での実体験としても感じています」

西葉「私はやっぱり、グループって一度はぶつからなければいけないなっていうのを感じています。私もグループ活動をしていたときはリーダーをやっていたので、実写ドラマのミスズほど辛辣ではないですけど、“ちゃんとやって!”って言うことはありましたし、お互いに意見を出し合うときにぶつかったりすることもありました。今、思えば、“いいグループにいたんだな”って感じますし、“スクミュ”でも同じように一度ちょっと亀裂が入ってしまいかける瞬間があって…。でも、そういうことは絶対に必要なんだなって思うんです。みんなが本気でやっているからこそ、一度はぶつかるっていうことが生まれてしまいますし、だからこそもっと強くなる。それは、どのグループ、どの集団にいても変わらないことなんだなって感じています」

浅井「私はこの10人の中だと一番ミスズちゃんに共感する部分があって…」

西葉「ありがとう!」

浅井「あはははは。私もキャプテンをやっていたので、すごく共感できる部分があるんです。アイドルグループにはいろんな子がいて、いろんな考えがあって。個性豊かなみんなで協力して一つのものとしてお届けするっていうところは同じですし、そういうキラキラしている姿が見れるってところも共通してるんじゃないかな?って思います」

冨田「私も重なる部分がいくつかありました」

──冨田さんは本作のスクールアイドル部と同じく、≠MEでもセンターを務めています。

冨田「グループの活動では、パフォーマンスで少しでもみんなのことを引っ張れたり、気持ちを引き締められたらいいなという思いでいて。リハーサルもそういう気持ちで取り組んでいたので、そこはアンズちゃんとわかり合えるところもありました。でも、私はアンズちゃんほど、みんなを引っ張る強さが足りていないので…」

浅井「いやいや、ドラマの現場ではそんなことなかったよ!」

冨田「ありがとうございます(笑)。だから、“アンズちゃん、カッコいいな!”と思っていました。私も憧れる部分がありましたし、いろんな発見もありました」

──これから稽古が始まりますが、何か楽しみにしていることありますか?

堀内「新たなキャストの皆さんとお芝居ができることもすごく楽しみですし、今ここにいるメンバーだと、なーみん(浅井七海)とはもう4回目なので、一緒にできることが本当に嬉しくって。プライベートでもご飯食べに行ったりしているので、プライベートでもステージでもお互いに支え合える関係になれているのが本当に嬉しいです。だからこそ、自分たちの中にあるエネルギーや信頼を“スクミュ”の世界でも表現できたらいいなと思います。西葉さんとは、今回、大阪公演ではアンズちゃんとして一緒にお芝居できるのが本当に楽しみです。ライブパートの後夜祭公演では2人で一緒に歌える曲もあるので、練習を含めて、どんなふうな曲に仕上がるのかな?っていうのが楽しみです。そして、菜々風ちゃんのアンズちゃんと2人でどうやって“スクミュ”の新たな世界を作り上げていけるのかが心からわくわくしてるので、楽しみなことがいっぱいです!」

西葉「私はお芝居や歌、ダンスも楽しみなんですけど、 “スクミュ”の現場って皆さん、稽古場におやつを持ってくるんですよ!」

──そうなんですね。

西葉「お芋とかゆで卵とか(笑)。今回、新しいキャストが多いので、かなり気になっていて。女の子現場の面白いところで、“グミ派なんだ!”とか、“梅派なの!?”とか、“干し芋派なのか…”とか。今はそのほうが楽しみかもしれないです(笑)」

浅井「私も同じこと考えていた(笑)。結構、流行りもあるんですよ…初演のときはお芋がすごく流行って、前回の2024年だとケバブが流行ったんですよ」

西葉「流行ってた!」

浅井「2024年公演のヒカル役、小山璃奈ちゃんの影響でケバブが流行ったりとか。今回の実写ドラマの現場でも同じ日焼け止めが流行っていて。人が変わっても、女の子の現場はみんなで影響を受けあっていろんなものが流行るんだなって思ったので、今回、何が流行るかな?っていうのを楽しみにしています」

冨田「そうなんですね!…私、なんのお菓子を持って行こうかな(笑)」

──必ず現場に持ってくものはありますか?

冨田「≠MEのツアー中はチョコレートが欠かせないですね。12公演の日は合間に確認事も多くて、ご飯を食べる時間があまりなかったりして…。“へろへろだよ”ってなっていたときにチョコレートを3つ食べたら乗り切れたことがあったんです。それ以降、必ずチョコレートを持っていきます!」

浅井「あはははは。楽しみ!」

冨田「きっと役柄に近しいタイプだったり、真逆のタイプの方がいらっしゃったりすると思うので、皆さんのお人柄も知りたいですし、私もお菓子のように、お芝居や歌やダンスとは別の部分でも一緒に楽しんでいけたらいいなと思います」

──今回、ミュージカルに初参加する冨田さんに3人からアドバイスもらえますか? “スクミュ”の先輩として、これだけは言っておきたいってことを。

冨田「助かります! お願いします(笑)」

堀内「ミュージカルも1人じゃできないし、チームワークなので、歌って踊って表現することが好きな気持ちがあれば絶対楽しめます。アンズちゃんはセリフも多いし、歌も多いし、覚えることもたくさんあると思うんですけど…でも、アンズちゃんは周りのみんながアンズちゃんにしてくれるんですよ。自分だけで120%を背負わなくても、みんなのセリフがあってアンズちゃんになれるっていうとこがあるので、考えすぎずに自然体で大丈夫な気がします」

冨田「本当に、緊張と不安でどうしようという気持ちだったので、今、安心するお言葉をいただいてほっとしています。私も安心して取り組みたいと思います」

──西葉さんは2人でアンズを作っていく部分も多分あるかとは思います。

西葉「私、すごい緊張しいで、本番は舞台の袖でガタガタ震えてることが多いんですけど…」

──舞台の経験は全キャストの中で一番多いですよね?

西葉「でも、誰よりも私は緊張しいから、私を見ると緊張しなくなると思います。“うわ、この人、袖のスタンバイがすっごく早い。めっちゃ緊張してる!”みたいな感じで自分より緊張している人を見たら、緊張がちょっとほぐれると思います」

冨田「私もすごく緊張しちゃうタイプなので、きっと一緒に緊張しちゃうかもしれないです…(笑)」

西葉「じゃあ、一緒に緊張しましょう(笑)。皆さん、度胸がすごくて。私、いつも袖にひとりぼっちでいて、祈っていたりするから。そういうのが一緒にできたら」

冨田「一緒にお祈りします!」

西葉「あと、喉がやばかったらすぐに言ってください。お茶とか、紹介するので!」

冨田「ありがとうございます。嬉しいです」

──浅井さんは実写ドラマで一緒でした。

浅井「実写ドラマの時には打ち解けた状態だったから、今日、すごい緊張してるのを見て、びっくりしました(笑)。でも、実写ドラマでの姿を知っているから“絶対大丈夫だな”って思います。これから稽古を通じてキャスト同士の仲を深めていけるので、時間が解決します!」

冨田「今日、浅井さんのお顔を見てすごい安心したんですよ」

浅井「すごく目が合うなと思ってた!(笑)」

──(笑)劇中では全員で歌う「未完成ドリーム!」という曲もありますが、皆さんが今、追いかけてる夢も聞いてもいいですか?

堀内「私はこれまでいろんな活動してきたんですけど、改めて、声のお芝居をもっと磨きたいという思いがあります。もちろん、ミュージカルも大好きですし、舞台も大好きなので頑張りたいと思いつつ、やっぱり声優としてのお仕事をもっとさせていただけるように頑張りたいです。そして、いつか大好きなディズニー作品に携わりたいという夢があります」

冨田「私は今、自身が活動しているグループで東京ドームに立ちたいというすごく大きな夢があるので、そこに向かって、まずは2月にさいたまスーパーアリーナで開催する『≠ME 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT』を成功させて、夢の場所に少しでも近づけたらいいなと思っています。個人的には一つにとらわれず、いろんな方面でいろいろなことに挑戦していきたいので、その中でまた新しい自分を見つけていけたらいいなと思います」

西葉「私は舞台の仕事やっていて、たくさんいろんな劇場に立ってきたんですけど、まだ立っていない劇場がたくさんあります。アイドル時代から地方から来て応援してくださっている方もいますし、出身地の愛知周辺にはまだ行ききれていなくて。自分のおじいちゃん、おばあちゃんが元気なうちに足が伸ばせる距離の劇場でできたらいいなっていう夢があります。これから長いことお仕事やっていく上で、いつか行けるかもしれないんですけど、“早く全部の劇場を制覇したい!“っていうのが夢でもあり、目標です」

浅井「私はアイドルグループを卒業して、新しく事務所に入ったんですけど、まだまだ磨けるところがたくさんあるなって思っていて。どんどん自分のスキルを磨いて、お芝居や歌とか、好きなことをお仕事として形にしていけるように一生懸命に頑張りたいです」

──ありがとうございます。

──最後に本公演の見どころを聞かせてください。

堀内「『スクールアイドルミュージカル』はスクールアイドルの始まりの物語です。勉強ばっかり頑張ってやってきたルリカちゃんが、憧れのアイドルのアンズちゃんを見つけたところからワクワクする展開がどんどん巻き起こっていきます。急展開の物語を目撃できるのは、『スクールアイドルミュージカル』ならではの臨場感と思います。スクールアイドルたちが自分たちで道を切り開いていく姿を劇場で皆さんに見ていただけると思うんです。また、今回は全部の公演でキャストが変わっていくので、そうなるとお芝居も新たな化学反応が起きて変わってきます。毎公演、一つも同じ回はないと思うので、ぜひ23度と足を運んでいただいていくとまた違う景色が見れると思います。物語ではあるんですけど、ドキュメンタリーのような、本当に生で起こってるライブ感が渦巻いてる作品かなって思います」

冨田「『スクールアイドルミュージカル』の舞台では、今を生きる女の子たちの揺れ動く気持ちや変化していく部分をぜひ皆さんにも直接感じていただけたら嬉しいです。見てくださる皆さんにも、このチームの一員として愛も深めていただけたら、すごく素敵なものになるんじゃないかなと思いますし、いろんな見方をして楽しんでいただきたいです!」

西葉「2025年公演でいえば、やっぱり実写ドラマのキャストが舞台にも参加してくださるっていうところが見所です。いろんな解釈ができるようになった状態で、また新たに舞台で“スクミュ”をやるので、今までよりもいろんな解釈が生まれるんじゃないかな?と思いますし、お客さんによっていろんな想像を膨らませられる公演になるんじゃないかと思っています」

浅井「実写ドラマで新たに知ってくれた方もいれば、もともと“スクミュ”が好きで実写ドラマを見てくれている方もいらっしゃると思うんですけど、より“スクミュ”の世界の解像度が上がってる状態だと思います。 “スクミュ”の世界を生で直接見れるっていうのは、やっぱり舞台だけの特権だと思いますし、人の“やりたい”っていう気持ちが突き動かすエネルギーは、何も負けない大きな力だと思っていて。“アイドルになりたい”というルリカちゃんがエネルギッシュにみんなのことを引張ってくれる舞台になるので、スクールアイドルが始まっていく瞬間を皆さんと一緒に同じ場所で共有できたらいいなと思います」

(おわり)

取材・文/永堀アツオ
撮影/野﨑 慧嗣

<公演概要>

スクールアイドルミュージカル

東京公演 2025年2月9日(日)~19日(水) 日本青年館ホール
大阪公演 2025年4月4日(金)~6日(日) 新歌舞伎座

[原作]矢立肇 [原案]公野櫻子
[脚本/演出]岸本功喜 [作曲/編曲]小島良太
[出演]
堀内まり菜 冨田菜々風 西葉瑞希 浅井七海 安本彩花 杏 ジュリア 浅蔵るか
仲村悠菜 山内瑞葵 小山璃奈 里菜 西田有愛 由良朱合 山本愛梨 鈴木まゆり
岡村さやか 福田えり 蒼乃夕妃 ほか

チケット一般発売:1月18日(土)10:00〜
お問合せ:インフォメーションデスク >>> https://information-desk.info/
公式サイト:https://lovelive-anime.jp/special/musical/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/sim_LoveLive
主催・企画制作:バンダイナムコフィルムワークス/バンダイナムコミュージックライブ/アークスインターナショナル
Ⓒプロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

ドラマ情報

ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA

FOD見放題にて独占配信中!
URL:https://fod.fujitv.co.jp/
公式サイト:https://www.mbs.jp/sim_LoveLive/

商品情報

ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA Blu-ray BOX

発売日:2025年2月5日
品番:LABX-8856~8
価格:22,000円(税込)
仕様:Blu-ray Disc3枚組(本編2枚、特典映像1枚)、スリーブケース、ブックレット20P、ブロマイド(2種)
URL:https://www.mbs.jp/sim_LoveLive/blu-ray.shtml

(C)「スクールアイドルミュージカル the DRAMA」製作委員会

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