──Major 3rd EP『SIRAHA』が完成しました。INUWASIの魅力であるラウドでヘヴィーなロックサウンドに、エレクトロなエッセンスが加えられた全5曲が収録されていますね。
はのんまゆ「1曲目の「Ride on sky」は今回のEPの中で一番INUWASIっぽい、ライブ映えする曲だと思います。みんなで歌えるシンガロングのパートも多いので、ライブではファンの人たちと一緒に歌いたいです。ぜひシンガロングのパートを覚えて、ライブに来てください!」
カリヲリ「ファンの方は乗りやすいと思いますし、<Ride on skyyyyyy!>のパートはぜひ歌ってほしいです! ライブをイメージしやすい曲ですし、私はすずめが歌っているサビのメロディが好きです」
すずめ「これまでの楽曲のシンガロングパートは英語の歌詞が難しくて、ファンの人たちが歌っているときの口の動きがみんな違うんです(笑)。それでも一生懸命に歌ってくれているから“とても可愛いな”って思っています(笑)。でも今回は簡単な英語なのでファンのみんなの口の動きも揃うと思います!」
ライカ「展開がいろいろあって聴いていて楽しくなるので、ライブはもちろんですけど音源でもたくさん聴いてください!」
六椛「INUWASIらしい和なメロディと歌詞を取り入れているセクションにも注目してほしいです!」
がるむ「<Futureeeeee!>と叫んでいる、がるむのシャウトも聴きどころですよ」
すずめ「2曲目の「SCAR」は、戦闘力がある感じが好きです。疾走感というとありがちな言い方になってしまいますけど、駆け上がっていく感じが聴いていても歌っていても気持ちいいです!」
六椛「「SCAR」は“傷”とか“傷跡”という意味ですが、このタイトルが好きです。INUWASIのデビュー当初はコロナ禍の影響もあって思うように前に進めなかったですし、それからも葛藤がありながらもここまで進んできました。その想いが今もあることを示しているタイトルだと思いますし、私たちの楽曲ですけど“かっこいい!”と思います」
ライカ「EP『SIRAHA』の中では激しくて重めの曲ですけど、音も歌詞もすごく好きです。悔しい感情があっても、信じてやり続けていたら未来は光るから頑張ろう!って。そう思わせてくれる曲です」
はのん「この曲はフェスでパフォーマンスしたいです!」
がるむ「最後にみんなで歌う<叫ぶ声が枯れて>からのパートで、すごくエモい気持ちになります。みんなで歌っているのもですけど、歌詞が本当にエモいんです。ボロボロになっても、這いつくばっても、まだこの秘めたる炎は消えてないんだぞって。歌っていて、壮大な物語のような光景が浮かんできます」
カリヲリ「完成した音源を聴いて最初に思ったのは、メンバーの表現力が上がっていることでした。艶のある声、クールな声、シャウト、どれもそれぞれ自分のものにしている感じがして、INUWASIとしての成長を感じられる1曲です」
──そして3曲目は、「STAY THE NIGHT」です。
すずめ「初めて聴いたときからワクワクしました。<指でなぞり描いてゆく希望 Image さえいつか追い越して>という歌詞を歌っていると、“本当に想像を追い越してやろう!”って熱い気持ちになります」
はのん「この曲は六椛ちゃんが歌っているラスサビで、曲の雰囲気が変わるんですよ。“こっちのメロディに展開するんだ!?”って、いい意味で裏切られた感じがして、すごく好きです。テンションが上がります」
カリヲリ「イントロのキーボードの音がきれいで、そこからの六椛ちゃんのパートも神秘的で、ライブの空気をガラッと変える力がある楽曲だと感じています。最後にギターの音だけで儚く終わっていくのも素敵です」
ライカ「私もイントロから素敵だと思いますし、すずめとがるむさん、六椛ちゃんのセリフパートがあってインパクトを残すと思います!」
がるむ「私は<「逃げてるだけじゃん」>というセリフを担当しているんですけど、セリフ候補の中からこれを言いたいと思って選びました。このセリフが刺さる方もいると思いますし、自分自身に対して戒めのような意味で言っている言葉でもあります。セリフパートで盛り上がるファンの方は多いですけど、ライブでどんな反応になるのか楽しみです」
六椛「一番最後のセリフパートの<「待ってるだけじゃ何も始まらない」>は私が担当していて、他の2人のセリフより尺が長いので、ライブで噛まないか不安です(笑)。サウンド的には三拍子になるパートがあって、今まであまりなかった曲ですけど乗れるので好きです」
──続いて、「Eternity」が4曲目です。
六椛「Eternity」は、永遠をテーマにした全体的に透明感のある曲だと思います。ライブで注目してほしいのは、最後の<Eternity...>。吐息多めできれいに歌うように心がけました。INUWASIにしては日本語が多い直球の歌詞にも共感しますし、歌っていて“自分は自分なんだ”というマインドになれます」
ライカ「INUWASIには星にまつわる曲が多くて、この曲も星の要素があります。私はこの曲を聴いていると、広い空間の中で星を掴みに行くイメージでスッと入ってきて、どこまでも行ける感覚になります」
がるむ「さわやかなサウンドで聴きやすいと思いますし、歌いだしから<Woah-oh...>と歌っていて、ライブではファンの方も一緒に声を出してもらいたいです」
はのん「途中で鐘の音が鳴っていて、そこがアクセントになっていてすごくいいんですよ。そういう部分も聴き逃してほしくないです。歌詞では、私が歌っている<教科書通りじゃ描けない軌道>から始まる2Aのパートは、刺さるものがありました」
すずめ「<何度でも 立ち上がり僕ら 謳うから>という歌詞が好きです。この先も頑張る希望になる歌詞だと思いますし、ライブでは想いを乗せて歌いたいです!」
カリヲリ「「Eternity」に限らず、INUWASIには未来に視点を向けて歌っている曲が多いんです。そういう楽曲を今回も歌えることが嬉しいです」
──ラストの「Butterfly」は、現在放送中のTVアニメ『捨てられ聖女の異世界ご飯旅 隠れスキルでキャンピングカーを召喚しました』のオープニング主題歌です。INUWASIの楽曲の中でも最もポップな仕上がりになっていると言っても過言ではない、新たなINUWASIの入り口になるような1曲ですね。
六椛「まさにINUWASIの入り口になるようなポップさがある曲ですけど、爽やかさの中にも熱さがあるのはINUWASIらしさだと思っています。本当に歌詞の通り、ここからみんなで羽ばたいて行こうという決意が込められているので、そんな私たちの想いを受け取ってほしいです!」
すずめ「すごくキャッチーな曲ですけど、意外と歌うのが難しくて、レコーディングではかなり苦戦しました。タイトルの「Butterfly」じゃないですけど、大きな草原を飛んでいる感覚になれる曲です」
カリヲリ「裏声のパートに苦戦して、レコーディングでは悔しくて涙を流しました。そのパートも含め、これからのライブでもっと磨いていきたいです!」
がるむ「いい意味でINUWASIっぽくない曲で、明るい風景が思い浮かぶ曲です。ライブでもいいアクセントになると思いますし、この曲を歌っているときはちょっとカワイ子ぶっています(笑)」
ライカ「「Butterfly」には実はバンドバージョンもあって、音源とは間奏が違います。バンドバージョンはライブでしか聴けないので、ぜひライブに足を運んでいただいて音源との違いを楽しんでほしいです!」
はのん「MVでは、今までのINUWASIでは考えられないくらいアイドルしています(笑)。ちゃんと笑顔もあって、みんなでキャンプファイヤーをしたり、青春!って感じのMVになっているので、そんな私たちの姿も楽しんでほしいです」
──「Butterfly」は新たなINUWASIの入り口になり得る楽曲だと思いますが、そこからさらにグループの可能性を広げていくためには、個人での活躍も重要になってくると思います。はのんさんとすずめさんはすでにグラビアで活躍しているので、グラビア以外のことで。お二人以外は自由に発想して、これから個人で挑戦してみたいことを教えてください。
ライカ「私はお洋服が好きなので、好きなお洋服を着て発信することで、INUWASIに興味を持ってもらえる人を新たに作れたらいいと思っています。食べることとお散歩も好きなので、食べ歩きのYouTubeもやってみたいな。あと、ダンスが大好きなので、TikTokやXにINUWASIのダンスプラクティス動画をアップして、実際にライブに行きたいと思ってもらいたいとも考えています」
がるむ「ホラー映画やゾンビ映画から、ディズニーや『ハリー・ポッター』、『クレヨンしんちゃん』まで、本当にいろんなジャンルの映画が好きなので、映画関連のお仕事をやってみたいです。お笑いも大好きなので、いつかお笑い芸人さんとお仕事をしてみたいです」
六椛「私は身長が168センチくらいあってメンバーの中で一番背が高いので、モデルのお仕事をしてみたいです。ジャンルに関係なく、マルチに着こなしたいです。あと、アニメも好きなので、コスプレをしてみたい欲もあります。それと、私の強みは歌だなと思っているので、いつか歌ってみた動画にも挑戦したいです!」
カリヲリ「作詞がしたいです。歌詞ノートを作ったり、“いいな”と思った言葉を集めるのも好きですし、文章を読むのも好きで、それを歌詞という形にしてみたいです。以前、自分が好きなジャンルの音楽について文章を書かせていただく機会があって、すごく楽しかったですし、ファンの人たちにも褒めていただいたので、また文章を書くお仕事もしてみたいです」
すずめ「演技のお仕事にも挑戦したいですし、バラエティ番組にも出演してみたいですけど、私も作詞、なんなら作曲もやってみたいです! 作詞作曲に憧れがあって、自分が作った曲で勇気を与えられたりすると、それは本当に素晴らしいことだと思うので!」
──もう作詞作曲の曲を作ってたりしているんですか?
すずめ「このあいだメロディが降臨したんです! なので、ボイスメモに録音しました! すごくいい曲なんですよ!」
はのん「すごいじゃん!」
すずめ「本当にすごくいい曲! と思ったら、いきものがかりさんの曲でした(笑)」
──素晴らしいオチです(笑)。では最後に、はのんさんの今後のINUWASIのために、個人でこれから挑戦したいことを教えてください!
はのん「最近、コミケに参加して自分でプロデュースした本を販売したんです。それが好評だったので、その世界が向いているのかな?と思いましたし、これからもっと極めていきたいです。ABEMAさんで配信されているような、バラエティ+討論番組にも出演してみたいです。自分の意見を正直に発信するのが好きですし、もしかすると炎上してしまうかもしれないですけど、それもプラスに変えられるのがそういう番組だと思うので。そこで“はのんまゆ”という名前を広めることで、最終的にINUWASIに貢献したいです。それが私の役目だと思っています!」
(おわり)
取材・文/大久保和則
写真/中田智章




















