INTERVIEW

ついにZIPANG OPERAとしてのアルバムが完成しましたね。

「アルバムのジャケットもすごくオシャレですよね。世界観がしっかりしているので、“ここからスタートするんだ”という勢いが楽曲にも溢れていますし、すごく素敵な1枚になったと思います」

舞台から始まった『ZIPANG OPERA』というプロジェクトですが、ものすごくおもしろい試みですよね。

「メンバーの4人がそれぞれのフィールドがあり、エンターテイメントに特化しているんです。だからこそ、ひとつに縛られることなく、いろんなエンターテイメントを作っていけるのかなと思いました。全員に共通して言えるのが、自分が持っていない部分を他のメンバーが持っているということ。例えば圧倒的な歌唱力や魅力的な魅せ方、さらにダンスだったり、全員がオールマイティーにできるなかでも、それぞれがどこか突出しているんです。そのバランスがすごくいいんですよ。それに、すごく頼りがいがあるんです」

全員の声質も全く違うからこそ、いい化学反応が起きていますよね。

「そうなんです。すごく聴き心地がいいですし、誰が歌っているのかすぐにわかるんですよね」

ソロ曲の「WELCOME TO NEW WORLD」は、歌ってみていかがでしたか?

「ものすごく今っぽいサウンドに乗る、“誰に何を言われても、自分が信じる道を突っ走れ”というメッセージ性の強い歌詞は、多くの人たちに向けられたものになっているんです。なかでも、<邪魔なもんは壊して信じた道で 必ず未来をこの手につかむ>という歌詞に込められた、人生一度きりだからこそ、後悔なく過ごすために、誰に批判されようが、自分が信じたのなら、失敗だろうが成功だろうが、そこは関係なくつかみに行くという、“挑戦する気持ち”がすごく大事なのかなと思いました」

以前からそういった考え方が多いですか?

「そうですね。あまりしがらみなどを考えず、自分がやりたいかやりたくないかで生きてきたんです。そのせいでお仕事を一緒にする方は頭を抱えていると思うんですが……(笑)」

あはは。でも、そのハッキリとした思いで、このZIPANG OPERAに参加されているんですよね。

「はい。メンバー3人のことをリスペクトしていますし、この4人なら、見たことのない景色が見られるのかなという想いがあるんです」

最初にグループを組むと聞いたときはどう思いましたか?

「僕がすごく信用しているスタッフさんが作るプロジェクトだったので、素直に楽しみでした。ただ、メンバーがすごく気になっていたんですよ。でも名前を見た瞬間に、すぐイメージが出来たんです。心(心之介)は初めましてだったんですが、声を聞いた瞬間、パズルが揃った感覚になったんです」

心之介さんだけ、年齢が少し離れていますよね。

「そうなんです。僕が逆の立場で、この経歴の方々と一緒にやるとなったら絶対にキツイと思うんですが、心はどしっと構えていて、凄いんですよ。……あの、なんかマジメに語っちゃっているんですが大丈夫ですか?」

え!?大丈夫ですよ。急に恥ずかしくならないでください(笑)。

「あはは。きっとspi兄がボケてくれるんで、僕はちゃんと話しますね(笑)」

お願いします(笑)。

「でも、本当にこのメンバーは落ち着く3人なので、楽しいんですよ。さらに曲もすごくカッコいいんです。心が作詞した曲は、同世代だからこそすごく共感しますし、なかでも「開華」という曲は、めちゃくちゃカッコいいんです。そんな才能があるヤツがメンバーにいてくれて嬉しいですね」

たしかに、すごく心に響く曲ですよね。

「はい。僕はこの曲でラップを歌わせてもらっているんですが、ラップパートもすごくカッコよくて歌っていて気持ちがいいんです。さらにちょっぴり尖った部分も歌詞に入っているので、それを歌えるのは気持ちがいいですし、楽しいですね」

今後、ZIPANG OPERAとしてやってみたいことはどんなことですか?

「なんでもできると思うメンバーが揃っているんですよ。もちろんパフォーマンスはできるし、お芝居も得意だし。心は歌も作れますしね。僕はエンターテイメントが好きだからこそ、今後この4人がどんなことをしていくか、自分でもワクワクしているんです。どんなことも絶対にすごいことが出来る気がしていて」

それはすごく贅沢なことですよね。

「そうですね。自分が一緒にチームを組みたいと思える人と組めることってなかなかないんですよ。だからこそ、この奇跡を大切にしたいと思っています」

4人はオフはどんな姿なのでしょうか?

「それが、心以外はみんなボケたがりなんですよ!(佐藤)流司くんもspiさんも僕も、とにかくボケたいんです。そんな3人から心はいじられているので見ていて面白いですね」

あはは。そんなオフの姿が見られるのも楽しみにしていますね。では最後にメッセージをお願いします。

「僕たちは、結成したからには最高のエンターテイメントを届けるということを誓い、決めて、これからも突き進んでいきますので、今回知ってもらえたのなら、一度パフォーマンスを観て、グループの力強さを感じてもらいたいと思います。絶対に何か熱いものが伝わると思いますし、その直感を信じて応援してもらえたら嬉しいです!」

(次回更新、Vol.2spiが登場です!)

取材・文/吉田可奈
写真/野﨑 慧嗣

Movie

Release Information

ZIPANG OPERA『ZERO』

2021年113日(水)リリース
初回生産限定盤(CD+Blu-ray)/LGCL-1001100312,100円(税込)
初回生産限定盤(CD+DVD)LGCL-1004100611,000円(税込)
LDH Records

ZIPANG OPERA『ZERO』

2021年113日(水)発売
通常盤(CD)/LGCL-10073,300円(税込)
LDH Records

関連リンク

こちらもおすすめ!

一覧へ戻る