エイチストリートは、1990年代後半にシーンを彩ったランニングスパイク「Harambee(ハランビー)」からインスパイアされたデザインで、オリジナルは 2003 年にリリースされた。20年以上の時を超え今年6月に復活を果たした際には、ソウルでローンチイベントが開催され、ブランドアンバサダーを務めるBLACKPINKのRosé(ロゼ)をはじめ、多くの著名人が駆けつけ、全世界的に話題を集めた。

本キャンペーンでは、スタイリストの服部と菅沼がそれぞれ4つのテーマを設けてエイチストリートのスタイリングを提案。
服部は「Neo-Bohemian(ネオボヘミアン)」「Neo-Ivy(ネオアイビー)」「High-Street(ハイストリート)」「Neo-Wave(ネオウェーブ)」、
菅沼は「Sporty Girly(スポーティガーリィ)」「Minimal Style(ミニマルスタイル)」「Biker Mode(バイカーモード)」「Thug Tech(サグテック)」をテーマに、スタイリングを組み立てた。

  • 「Neo-Bohemian」
  • 「Neo-Ivy」
  • 「High-Street」
  • 「Neo-Wave」
  • 「Sporty Girly」
  • 「Minimal Style」
  • 「Biker Mode」
  • 「Thug Tech」

服部昌孝
1985年静岡県浜松市生まれ。2012年スタイリストとして独立。ファッション誌、ブランドのビジュアル制作で活躍し、ミュージシャンやタレントのスタイリングも多数手がける。20年に制作プロダクションの「服部プロ」、21年にロケバス会社の「栄光丸」を設立。24 年よりネペンテスと共同でディレクションを行うブランド「SHIDEN(紫電)」をスタート。同年、服部プロのオンラインショップ「プロショップ服部」を開設。
■コメント
「カルチャーを現代的な解釈に落とし込みました。全体的に小物使いやシルエットの綺麗さやメリハリで、遊び心やユーモアさ、ファッションの楽しさを表現できるスタイリングにしています。」

菅沼愛氏
1994年埼玉県生まれ。2015年にスタイリスト小山田孝司に師事し、17年に独立。21年より TRON 所属。エディトリアルでは NYLON JAPAN、装苑、SPUR、Harper's BAZAAR、ViVi、i-D JAPAN など幅広い媒体を手掛け、広告では PARCO、ラフォーレ原宿、Zoff などのキャンペーンに携わる。また、ttt-msw、Wrangler、PERMINUTE、la belle Etude、soduk といったブランドのルックブックスタイリングも担当するなど、ファッションシーンを横断して活動を続けている。
■コメント
「Sporty Girly はアシンメトリーのボトムスでプーマのソックスを際立たせ、アクティブさを演出し、Minimal Style はモノトーンで統一しつつレザージャケットでモード感をプラス。Biker Mode はバイカーファッションやグローブを取り入れて近未来的かつ大人っぽい印象にして、Thug Tech はグランジーなアイテムをベースにテック要素を加え、退廃的でジプシー感のあるスタイルに仕上げています。」

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