イーストイーストは東京を拠点に、日本やアジア各国から集まるギャラリー、アーティストランスペース、インディペンデントな実践者たちをつなぐ、新しいかたちのアートフェア。単なるアートを紹介するマーケットではなく、多様な価値観と関係性が交差し、対話が生まれるプラットフォームとして構想されている。参加者は、国際的なネットワークを築くギャラリーから、地域やコミュニティに根ざしたプロジェクト、制度から一定の距離をとって独自の活動を続けるスペースまで多岐にわたる。
                GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE「獸(第3 章 / EDGE)」
都市と青年をテーマに制作を続けるアーティスト「GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE(ギロチンドックスギロチンディ)」 によるアートプロジェクト「獸(第3 章 / EDGE)」を開催する。
7 年にわたり展開する「獸」シリーズは、黒い獸を主人公に“都市と人間の境界” を描く長編プロジェクト。本展はその4 回目にあたり、シリーズ最大規模のインスタレーションとして展開する。舞台となるのは、アーティスト自身が少年時代を過ごした多摩川の河川敷で、会場には約6万本のススキと全長15メートルの人工の土手による壮大なインスタレーション空間を出現させる。
会場では、映像作家・太郎による映画的手法を用いた映像作品や様々なアーティストによる連続的なパフォーマンスなど、ジャンルを越境する表現が行われる予定だ。「獸」は、郊外に生きる青年たちの“記憶と衝動” を、現代の都市神話として体験する試みとなっている。
イトル:「獸(第3 章 / EDGE)」
開場時間: 
11月7日12:00〜21:00 
11月8日12:00〜19:00
11月9日12:00〜19:00 
11月10日12:00〜17:00
入場料:[日時指定チケット]2000円、[4-day 入場券](先着300 名)5000円
参加アーティスト
Performance Artist: Tohji / カネコアヤノ / Qiezi Mabo / GOMA / JUMADIBA /Big Animal Theory / Dove / JUN INAGAWA / Kazumichi Komotsu / Le Makeup/ Otagiri with DJ MAYAKU / uami / vq+ATSUSHI / けん玉(小山 大輔) / 豊田利晃 /倉知朋之介 / たくみちゃん / 千葉大二郎 / 布施琳太郎 / 柴垣竜平 / Kakeru Kojima / わらしべ長者さん
Goods Collaboration Artist
千原ジュニア / 岡崎真理子 / 梅沢和木 / 米澤柊 / 影山紗和子 / 菊池虎十 / 薄場圭 / EIM (Junhwi Kang) / Zhao Rundong+qq /GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE / 八木幣二郎
GCmagazine「TURN OFF THE 5 PARADIGM LIGHTS」
若手を中心としたアーティストコレクティブ「GCmagazine(ジーシーマガジン)」 は、写真表現に内在する規範や「決定的瞬間」の神話性に批評的にアプローチする作品を展開している。
本作は、真夏の鈴鹿サーキットを手押しで一周するパフォーマンスと、その過程を記録した映像・写真を軸に構成。パフォーマンス中に撮影された写真でラッピングされた車両と、カラーチャート機能をもつ特製レーシングスーツを用いて、「写真における過程や労働の価値」を問いかける。
会期初日には、実際に車両を手押ししながら搬入するパフォーマンスも実施予定。写真を単なる視覚表現にとどめず、身体性や行為、展示形式にまで拡張する、GCmagazine ならではの実験的なアプローチだ。
tea-common(s)
「tea-common(s)(ティーコモンズ)」では、駐車場エリア一帯を即興的に立ち上がった汎アジア的な公共空間に見立て、アジアにおける" 公共性" の可能性を探る。公共性という概念や、アジアという括り自体が西洋由来であるという前提に立ち、「お茶を飲みながら話すこと」の持つ公共性をヒントに、リラックスしながら交流できる空間を「tea-common(s)」として設置する。
富士山の麓・6 棟の家を拠点にアーティストが自治・運営するレジデンス「6okken(ロッケン)」は、アジアのコレクティブリサーチを続けてきた。会期中には、アジア各地からゲストを招き、公開会議を行う。
被災地支援を行う「beatfic experiment(ビートフィックエクスペリメント)」 は、能登のコミュニティFM を視聴できるラジオモニュメントを空間の中心に設置。周囲では橋本ロマンス" 熊能" などのパフォーマンスが予定されている。
また、お茶飲みエリアの黒板は色分けされたテントと対応。来場者が話したいトピックや開催したいワークショップを書き込むことができ、主体的に空間、そして未来の連帯づくりに参加できる仕掛けも用意される。
イーストイーストトウキョウ2025の開催にあわせ、オリジナルグッズの制作・販売が決定。
ラインナップは、トートバッグ、ロングスリーブTシャツ、キャップ、缶バッジ、ステッカーを予定している。
科学技術館でのプログラムに加え、BLOCK HOUSE(原宿)や渋谷パルコ アートウォールなど、都内各所でも連携企画を展開する。それぞれの街に根付くコミュニティーやカルチャーの空気感、表情の違いを体感できるようなプログラムを通して、東京という都市がもつ多層的でローカルな魅力を紹介する。
名称:EASTEAST_TOKYO 2025
会場:科学技術館(東京・北の丸公園内 | 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2 番1 号)
   オフサイトプログラム:翠月(Mitsuki)/渋谷パルコ アートウォール/ BLOCK HOUSE
会期:2025 年11 月8 日〜10 日
開催時間:11 月8 日 12:00〜19:00
     11 月9 日 12:00〜19:00
     11 月10 日12:00〜17:00
※最終入場は閉場の1 時間前まで
チケット:[1 日券]一般 2000 円/ 23 歳以下 1000 円
     [3 日通し券]一般 5000 円/ 23 歳以下 2500 円
     ArtSticker にて販売中
※EE_Park にて開催される「獸(第3 章 / EDGE)」への参加には、別途チケットの購入が必要となる。
[日時指定チケット]2000円
[4-day 入場券](先着300 名)5000円






