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4年間の変化と新作「僕たちの未来」

――デビューして5年目に突入、この4年間で色々と変化もあったのでは?

「そうですね。デビュー当初は17歳だったということもあるんですけど、しばらくは日々の出来事についていくのが精いっぱいで、“今を消費する”ような楽曲制作をしていましたね」

――“今を消費する”というのは?

「極端に言うと、今いい曲ができればいいと。10代の頃聴いていた音楽から吸収したものや、自分の体験とかで曲を書いていたので、作品を送り出すごとにどんどん自分の中が空っぽになっちゃって。自分の中のものをどんどん吐き出していく、消費していく、そうすると書きたいという欲求が徐々になくなっていくんです。それで、吐き出したもの以上に、新しい言葉だったり、音だったり、体験だったりを吸収しないとやっていけないなと感じ始めて。周りのスタッフさんにも相談して、ちょっとずつバランスを見ていただくようになりました。スケジュール感はそんなに変わってないですけど、“長く音楽をやっていきたい”という気持ちから、制作環境に変化を持たせてみたんです。プロデュースを今までとは違う方にお願いしたり、楽曲の制作方法を変えてみたり……。長い目で音楽をやっていくということを意識するようになってから、気持ちに余裕が出てきたような気がします。実はデビューからしばらくの間は、とにかく結果を出さなくてはいけないと考えていたんです。もちろんいまでもその気持ちが無くなったわけではないですよ、ただ今は自分の信じた音楽をやっていくことが大切なんだということをあらためて見つめ直せるようになりました」

――気持ちも、時間も余裕を持つことは大切だと思います。

「そうですね……。デビュー時に比べると学校に行く時間が無くなった分、楽になるのかなと思っていたんですけど、実は逆で、どうしてもその時間帯はプロモーションとかに向いちゃうので、ひとりの時間をもっと大切にしなければいけないなと感じますね。カフェで本を読んだり、まだ聴いていない新譜を聴いてみたり、映画を観たりという時間を作っていかないと……。ただ、一日スタジオに入っちゃうと、なかなかひとりの時間がないんですよ。たとえば今日も、午前中にレコード会社で打ち合わせがあって、ちょっと休憩をはさんでこの取材があって。だから、その休憩の1時間を利用して、この周辺をブラブラしながら、本を読んできました」

――お忙しい中ありがとうございます(笑)。

「追われている感はすごくあるんですけど、だからと言って休みが2日とか3日とか続くとすごく不安になるんです。やっぱり、忙しくてぐちゃぐちゃになりながらも、音楽やっているときが一番幸せなんだなという気持ちになっちゃいますね。矛盾してますけど、何かやっている方が落ち着いていられるんです」

――そんな4年間を経て今回リリースされた「僕たちの未来」。前作に続いてとても勇気が湧いてくる作品です。

「この作品で一番伝えたかったことは、“みんなで一緒に未来をつくっていきたい”という思い。それこそ、デビュー当初は自分の孤独とか葛藤というものについて歌っていたので、“私は……”“私が……”というのがすごく強かったんですね。でも、東京に来てデビューして、いろんな人に出会っていく中で、ちょっとずつ他者を感じられるようになった。ライヴでも“こんなにたくさんの人が私を待ってくれてるんだ”ということに気づいて、“この人たちと一緒に歩いて行きたいな”という気持ちを、あらためてこの曲に託して届けたいなって」

――歌詞の中にも人との繋がりを示唆する言葉が散りばめられていますね。

「この曲はドラマの主題歌なんですけど、そのドラマのテーマが“命”ということで、明るいポジティブな曲を作って欲しいと言われてたんです。それで、自分にとっての希望だったり、大切なもの、大事にしているもの、未来とは何だろうって考えているときに、ファンの人たちが私の希望じゃないかってふと気づいて。自然と、無意識にこういう答えが出てきたことに私はすごく感動したんです。誰かを感じられる“僕たち”という言葉が自然と自分から出てきて。やっぱりどこで過ごしてても、ひとりだって思うことはみんなあると思うんですよね。例えば東京タワーから街を見下ろすと、なんか自分が悩んでいることってすごくちっぽけだなって思う時があるじゃないですか。だから高いところから日本を見た時に、この子、この子、この子、この子、みんなが繋がるとホントにひとつの星座みたいになる。同じ思いを抱えて悩んでいる人がこんなにいるんだっていうことに、ちょっとでも気づいてもらえたらいいなと考えながら詞を書きました」

――MVもなかなかいいですね。

「ありがとうございます! 今までのMVの中で一番気に入っています。私、カメラに写されるのがあまり得意じゃなくて、ジャケット写真にも、ミュージックビデオにも自分が写っていることに対する苦手意識があるんです。今回は自然な私を引き出すにはどうしたらいいかってことを考えて、子どもたちと一緒に撮影に挑んでみました。子どもって無限大の可能性を秘めているし、“未来の象徴”だと思うんです。そんな子どもたちと山登りしたり、おしゃべりしたり、歩いたり、彼らとは“だるまさんがころんだ”とかも一緒にやって遊んだんですよ。そういった自然な表情を捉えることによって、〈僕たちの未来〉がよりスケールアップしたんじゃないかなと思うんです」
(つづく)

【家入レオ、メディア出演情報】
・5月3日(火) 19:30~20:43
「歌謡チャリティコンサート」(NHK総合)

・5月5日(木)11:30~12:55
ホリデースペシャル「SONG FOR CHILDREN」 supported by キャノンマーケティングジャパン(TOKYO FM)※生放送パーソナリティ

・5月6日(金) 20:00~20:54
「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)



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家入レオ写真01

壮大な自然を背景に2日間にわたり撮影。「僕たちの未来」の世界観を映像からも感じ取って欲しい

家入レオ写真02

“未来の象徴”と語る子どもたちと一緒に。彼らは子役俳優などではなく、一般の子どもたちだ

家入レオ写真03

自然な家入レオの魅力が引き出されたこちらのMV。今回の新曲同様、勇気と希望が湧いてくる

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5月11日(水)発売/ VIZL-960/1,700円(税別)/Colourful Records


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5月11日(水)発売/VICL-37162/1,200円(税別)/Colourful Records


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