細野が同發新館でライヴを行うのは「中華街ライブ」として伝説となっている、1976年5月8日に行われたサードアルバム『秦安洋行』のコンベンションライヴ「ハリー細野&TIN PAN ALLEY IN CHINATOWN」以来40年振り。今回のライヴは、細野晴臣(Vo,G)に加え、高田漣(G)、伊賀航(B)、伊藤大地(Drs)、コシミハル(Pf, etc)、斎藤圭土(Pf)がバンドに参加する。
「細野晴臣 港町ツアー」は、細野晴臣(Vo,G)、高田漣(G)、伊賀航(B)、伊藤大地(Drs)の編成で7公演が行われる。今回の一連のライヴでは、現在制作中の新作アルバムから数曲が披露されるとのこと。4月23日(土)からのチケット一般発売に先駆けて、オフィシャルサイトでは先行受付が実施される。
細野のオリジナル楽曲としては4年振りとなる待望の新曲「MOHICAN」は、映画『南極料理人』、『横道世之介』、『滝を見にいく』などで知られる沖田修一監督の最新作『モヒカン故郷に帰る』の主題歌となっている。広島での先行公開も話題となる中、いよいよ4月9日(土)から全国公開となる『モヒカン故郷に帰る』は、瀬戸内海に浮かぶ故郷へ結婚報告に恋人と共に7年ぶりに帰郷したモヒカン息子と父や母、弟ともに繰り広げる悲喜こもごもあふれるホームドラマ。沖田修一監督のオリジナル脚本で、主演の松田龍平がモヒカン息子・永吉を、昔気質の頑固親父・治を柄本明が演じる。また永吉の恋人・由佳を前田敦子、永吉の母親・春子をもたいまさこ、弟・浩二を千葉雄大という豪華俳優陣が演じる。今回の主題歌は、沖田監督が以前から大ファンであった細野にラブコールを送ったことから実現。監督とのディスカッションを経て、松田龍平が演じる永吉のモヒカンにインスパイアされた主題歌「MOHICAN」が誕生した。沖田・松田は今回のコラボレーションに際し、下記のコメントを寄せている。
沖田修一監督
「思わず笑ってしまうほど、素晴らしい主題歌を頂きました。細野さんにこの詞を歌わせていいのか、と畏れ多くも嬉しい気持ちでいっぱいです」
松田龍平
「島に住んでいるような、浮遊感のある心地の良い曲だと思いました。映画の雰囲気にぴったりで僕も嬉しいです。ぜひこの曲と共に余韻を楽しんで下さい」
【映画公開情報】
『モヒカン故郷に帰る』
2016年3月広島先行、4月全国拡大公開
監督・脚本:沖田修一
出演:松田龍平 柄本明/前田敦子 もたいまさこ 千葉雄大
主題歌:細野晴臣「MOHICAN」(Speedstar Records) 音楽:池永正二
?2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会
細野晴臣が40年振りに伝説の中華街ライブ「A Night in Chinatown」を開催
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