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「ジュルナルクボッチのファッショントークサロン」by SMART USEN



昨年の渋谷パルコリニューアルオープン時に『Apparel-web(アパレルウェブ)』のアパログに下記のような記事(抜粋)を掲載した。

「もともとモードはイノベーターやアーリーアダプターをターゲットとする為、ニッチなマーケットには違いない。つまりはネット通販との親和性が高いという事だ。物理的に来店が難しい広範囲な商圏から特定少数を集める方が理に適っているのだ。だが、東京という街は別物だ。地方からも、さらにはインバウンドも見込める。だからこそ、ファッションの聖地、原宿のラフォーレは堅調にチャレンジを続けてきたし、パルコも渋谷リニューアルに、その視点を貫くことができたのだろう。つまりは、久しぶりにワクワクドキドキするようなテナント構成に気分が上がったというのが一番の感想だ。」

さて、オープン時には予想だにしなかったコロナ禍の到来。前述の「頼みの綱」であるインバウンドと地方からの観光客消費が一気に奪われた中で、3月以降、苦戦が続いている。緊急事態宣言解除後も新宿、渋谷、有楽町、銀座といった都心ターミナルエリアは、リモートワークの普及で、来客数が伸び悩み、足元居住商圏に消費を持って行かれた格好だ。

そんな中でも、モードやファッションに軸足を置いた渋谷パルコの踏ん張りには、大いに期待したいところ。久しぶりにモード熱の高い消費者が集まり、活気ある雰囲気に、元気を与えてくれるファッションの力を実感できるイベントとなった。

ファッションピープルを惹きつけて止まない魅力的な限定アイテムの数々を、ほんの一部だが紹介する。



外観

POP BY JUN(1F)
伊藤敦志氏の「大人になれば」と渋谷直角氏の漫画「渋井直人の休日」のハーフコートは、裏地に両イラストのモノグラム入り。27000円(以下全て税別)

H.P DECO~アート感のある暮らし~(1F)
「焼きつく声」をテーマにした「odddot(オッドドット)」1点物のアートブローチ。多くの人達の脳裏に焼きつけ、影響を与えてたパルコの広告をオマージュした作品も、25300~28600円。


限定商品を自ら披露する村松孝尚アッシュペーフランス代表取締役社長

kolor(2F)


3つ折りのコンパクトなサイズ感ながら、小銭、カード、札を全て収納可能なミニウォレット。肌触りが良く、鮮やかな発色のカーフレザーを使用しており、男女兼用で使える。全3色展開、35500円

ENFOLD/nagonstans(2F)


エンフォルドのカットソードレスにナゴンスタンスのカットソートップスをつなぎあわせたようなリコンストラクションのデザインワンピース(トルソー左)。エンフォルドとナゴンスタンスのダブルネームの特別なアイテムは39000円

beautiful people(2F)
BLACK*BLACK ネームタグトートとロングTシャツは、ベーシックラインを今回限定でベース、タグ、ロゴの全てをオールブラックで作成。半袖Tシャツ16000円、ロングTシャツ20000円、バッグ8500円

ADAM ET ROPE HOMME(3F)
Corneliusとカルチャーレーベル「10C(テンカルチャー)」のコラボレーションアイテムで、名盤『RIPPLE WAVES』と『Mellow Waves』のタイトルを冠したスウェットプルオーバー。背中には曲名のプリントが入っている。13000円

Clarks POP UP SHOP(3F)
店頭では、河村康輔のライブペイントが行われ、その作品を使用した1点物のクラークスが当たる抽選も。

FURFUR(4F)
幅広く活躍するイラストレーター、aimi odawaraとのコラボ・スノージャガードセーター(トルソー左)、7700円。

KBF(5F)


KBF BOXとOSAMU GOODS のコラボは、パステルカラーがかわいいオサムグッズの丸ポーチやクリアファイル、ボールペンなどのステーショナリーが登場。丸ポーチ1800円、クリアファイルA4(2 枚セット)700円、ステーショナリーケースA5 1600円、ボールペン 450円、T シャツ 2500円、ファイル 600円

Lui's /EX/store(5F)


「フミエ・タナカ」とのコラボ商品。柔らかく落ち感のある生地を使用し、スラックス的要素を持たせたデニムパンツ、31000円。レザーをフラットではなく中央を盛り上げる仕様にすることでカジュアルになりすぎない高級感のある仕上がりになったベルト、20000円。


5階吹抜けのSHIBUYA XR SHOWCASEでは、昨年開催した VR コンテンツアワード「NEW VIEW AWARDS 2019」で PARCO Prize を受賞したオノ夏キ氏によるARインスタレーション作品「地球まかせ/オノ夏キ」の展示・体験コーナーが設えられた。

外観



(おわり)

取材・写真・文/久保雅裕



久保雅裕(くぼ まさひろ)
(encoremodeコントリビューティングエディター)

ウェブサイト「Journal Cubocci(ジュルナル・クボッチ)」編集長。杉野服飾大学特任教授。繊研新聞社在籍時にフリーペーパー「senken h(センケン アッシュ)」を創刊。同誌編集長、パリ支局長などを歴任し、現在はフリージャーナリスト。コンサルティング、マーケティングも手掛ける。2019年、encoremodeコントリビューティングエディターに就任。







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