<PR>
「ジュルナルクボッチのファッショントークサロン」by SMART USEN
「相反する要素を組み合わせ、新しい美を生み出す」というブランドコンセプトを掲げるビューティフルピープルは、昨年没後30年を迎えたニューヨーク出身の写真家ロバート・メイプルソープとコラボレーションしたオールブラックのコレクションを発表。6月26日にオンラインショップにて先行販売し、7月8日に全直営店にて発売がスタートする。
「静寂と緊張」というテーマでセレクトした4点のモノクロ写真をビューティフルピープルのベーシックラインに表現した本コレクションは、「さまざまなタブーや垣根を乗り越え、現代のジェンダーレスカルチャーの礎を作ったメイプルソープの開拓マインドやミニマルな表現にある徹底したこだわりに強く共鳴し、協業を持ちかけたことで実現した」という。写真と洋服のそれぞれが持つ世界観を尊重しながら、世界屈指の昇華プリント技術を用い、上質な光沢感が特徴の朱子織のネーム生地に写真を印刷。オリジナルの印画紙が持つ独特の光沢や陰影などを細部まで忠実に再現し、オリジナルプリントへの敬意を示している。
ジェンダーレスに着られるオールブラックのコレクションは全6型。カジュアルでシンプルなデザインにこだわり抜いた素材やディテール、上品な風合いが特徴で、女性も大きめで着られるユニセックス対応。ハードな印象のライダースジャケットにはユリの花を、はっ水機能を持つコーチジャケットには水面の写真を合わせるなど、写真とアイテムの組み合わせに遊びを秘めたラインナップだ。
[section heading="ロバート・メイプルソープ(1946-1989)"]
アメリカ・ニューヨーク州ロングアイランド生まれの写真家。「植物」「ポートレート」「ヌード」「セックス」を主題に、被写体、色彩やライティングなどの細部に徹底的にこだわり、完璧な構図を追求した作品を発表。当時タブーとされた同姓愛や性的描写を多く含むなど、常識を覆す数々の挑戦を通して写真表現を更新した20世紀を代表するアーティストは、現在も多くのクリエイターをインスパイアし続けている。エイズのため42歳の若さで死去。2019年には没後30周年として、ニューヨーク・グッゲンハイム美術館にて大回顧展『Implicit Tensions; Mapplethorpe Now』が開催された。
また、同時期にベイビージーとのコラボレーションウォッチをローンチ。現在、直営店2店舗(青山店、渋谷パルコ店)及び、オンラインショップで発売中だ。 ベイビージーの新型「BGA-270」モデルをベースにした本作は、まるで石膏から掘り出したかのような純白のデザインが特徴。「2019年11月にオープンした渋谷PARCO店の内装からインスパイアされたデザインで、無機質と有機質の間のような独特な質感を表現することにこだわった」という。タフでスポーティーなベイビージーにビューティフルピープルのセンスと視点を掛け合わせたことで、ファッション性と機能性が両立したスタイリッシュな時計に仕上がっている。
(おわり)
取材・文/成清麻衣子(フリーライター)