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「ジュルナルクボッチのファッショントークサロン」by SMART USEN
パリのセレクトショップ「コレット」のアートギャラリーを手がけていたジュリアン(Julien Tual)と、デザイナーのアントワン(Antoine Mocquard)のふたりによって、「エコ&リサイクル」をコンセプトとして2010年に立ち上げたアイウェアブランド、ウェイティング・フォー・ザ・サン。
天然素材である「木」をフレームに使用したアイウェアからスタートさせ、その後バイオアセテートにウッドパウダーをミックスして開発した世界初となる土に還るアセテート素材を使用したモデルや、アセテートフレームのスポーツライン、アレルギーフリーのβチタン(ベータチタン)を使用したアイウェアを展開。洗練されたデザイン性に加え、環境への配慮を行いつつも、高いコストパフォーマンスと、文句なしで魅力のあるアイウェアブランドだ。フランス国内外問わず、さまざまなアーティストやブランドとのコラボレーションも行なわれている。
今回、そんなウェイティング・フォー・ザ・サンから、100%リサイクル可能でかつ金属アレルギーになりにくい素材、ベータスチールを使用した新作のコレクションがリリース。普段、眼鏡や腕時計などに使用されているのがステンレススチールという素材。このステンレススチールには、鉄やクロム、ニッケルといった金属や元素が含まれており、「錆びない」という特徴があるのだが、ニッケルを含むために金属アレルギーを起こしやすい素材としても知られている。ベータスチールにはこのニッケルが含まれないのでアレルギーを起こしにくく、そして錆びない。ベータチタンよりも頑丈なので使用に伴う歪みが軽減されるという。しかも、100%リサイクルが可能で、もはや完璧に近いパフォーマンスを誇る夢の素材と言っても過言ではないだろう。
新コレクションでは、このベータスチールを使用して制作されている。展開モデルは、スクエアタイプの「TONI」、バレルタイプ「NORMAN」、フェミニンなスタイルの「NINA」、知性感じるオクタゴンタイプ「LEON」、そしてラウンドタイプ「MATILDA」の5型。おすすめは、「NINA」のSILVER DOM72カラー。ターコイズブルーっぽい青みがかったリムがなんとも大人でおしゃれ感たっぷりの雰囲気。また、ブリッジと一体型のノーズパッドのデザインの美しさに、思わず惚れ惚れしてしまう。
デザイン良し、サステイナブル良し、これが環境問題の解決へ向けた第一歩となる新時代のアイウェアだ。
[section heading="「WAITING FOR THE SUN」BETA STEEL COLLECTION"]
(おわり)
文・写真/カネコヒデシ