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11月21日の大阪は梅田シャングリラ、28日の名古屋アポロベイスと続いたBenthamの東名阪2マンツアー「Boma Ye Tour(ボマイエ・ツアー)」が、12月1日の渋谷O-WESTの東京公演でファイナルを迎えた。
大阪はDENIMS、名古屋はドミコ、そして東京は、小関竜矢いわく、「今年いちばん対バンが多くて、最近、仲良くなり過ぎた(笑)」というircleとの対バンとなった。Benthamと同世代だというircleは、ハイテンションなステージでO-WESTを盛り上げてBenthamにバトンを繋ぐ。
ツアータイトルにちなみ、アントニオ猪木の語りをサンプリングしたオープニングSEに乗って登場する小関竜矢、須田原生、辻 怜次、鈴木 敬。ボマイエコールで応えるO-WEST。円陣を組んでからの1曲目は「FATEMOTION」。オゼのハイトーンヴォイスに絡みつく須田のギターを、辻、鈴木の跳ねたビートが追いかける。
ircleの「シャバダハ」カバーから、「Undulate」、「サテライト」と続けたアップテンプな中盤もBenthamらしさだろうし、一方、ギターのスペーシーなエフェクトとオゼの優しい声音が印象的だった新曲のミディアムナンバー「cymbidium」、「理由もなく全部僕のせいにしていいから……」というオゼのモノローグから始まった「夜明けの歌」もやはりBenthamらしさだと思った。「すごく昔にやってた曲をやりたくなって」とオゼは言っていたけれど、本当、人生って“Day by Day”です。
……という抒情的なパートから、「先週『ボヘミアン・ラプソディ』を見てきました!」という鈴木のコールで、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」のイントロに乗せたストンプ&ハンドクラップでO-WESTを盛り上げつつ、ふたたび「手の鳴る方へ」、「激しい雨」、「パプリック」と続くド派手なラストスパートへ雪崩れ込み、客席のテンションを一気に引き戻すBentham。
客席の“手の鳴る方へ”コールが醸す一体感、「声出したくないヤツは心の中でいいよ」と語り掛けるオゼ。そんな一瞬一瞬の歌詞にも、MCにも、会場の雰囲気にも優しさが溢れていた。そうなんだ、Benthamって、すごく健全で、心優しき若者たちなんだよな。
Benthamは、この日もプレイしていた、“Benthamにとってすごく大事な曲になりそうな気がしている”という新曲「cymbidium」を12月24日に配信リリースする。また、12月22日には「グッドモーニングアメリカ pre. “HACHIDORI天狗祭CIRCUIT”」に、24日はポートメッセなごやで行われる「MERRY ROCK PARADE 2018」、30日の「COUNTDOWN JAPAN 18/19」、さらに31日には「O-Crest YEAR END PARTY 2018 Special 4DAYS!」と「LIVE DI:GA JUDGEMENT 2018」への出演も発表されている。
(おわり)
取材・文/高橋 豊(encore)
■LIVE INFO
2018年12月24日(月) MERRY ROCK PARADE 2018 @ポートメッセなごや
2018年12月30日(日) COUNTDOWN JAPAN 18/19 @幕張メッセ国際展示場
2018年12月31日(月) LIVE DI:GA JUDGEMENT 2018 @渋谷CLUB QUATTRO/TAKE OFF 7
2018年12月31日(月) O-Crest YEAR END PARTY 2018 Special 4DAYS! @渋谷TSUTAYA O-crest
- Bentham「cymbidium」
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2018年12月24日(月)配信(レコチョク限定先行)
配信限定シングル/PCSP-02567
ポニーキャニオン