「C-42 元気はつらつ歌謡曲」の公開収録が、6月8日、渋谷のレストラン型イベントスペース、東京カルチャーカルチャーで行われた。
この日の公開収録は、山口ひろみと大江 裕の「浪花人情劇場」、川野夏美の「歌色のキャンバス」、そして最上川 司の「最上川 司の☆演歌処「最上庵」from THE MICRO HEAD 4N’S」という3番組のパーソナリティがスタジオを飛び出して、ファンの皆さんとともにトークとミニライブを楽しもうというスペシャルな1日になった。
まず最初のコーナーは「浪花人情劇場」の「勝手にお師匠通信 特別版 パーソナルクイズ」。山口ひろみが新宿コマ劇場公演でやってしまった大爆笑の失敗エピソードとは?……答えはぜひ番組本編で!また、大江 裕が「今日はひろみ姉さんに言っておきたいことがあるんです」と告げ、バースデーケーキとハッピーバースデーの歌で、誕生日を迎えたばかりの山口を祝福するひとコマもあり、会場全体がアットホームな雰囲気を醸す。
続いてのコーナーは「最上庵プレゼンツ いつか使える山形弁クイズ」。ということで、山形弁ネイティブの最上川 司によるクイズ形式の山形弁講座で盛り上がる。川野夏美による「夏美のア・ト・リ・エ♪ 特別版」では、初恋をテーマに、客席も巻き込んで胸キュントークを繰り広げる4人。そして、パーソナルクイズ延長戦では、最上川から高校時代のちょっぴり悲しくもおかしい修学旅行エピソードや、デビュー当時の川野が実家の母に聞かれてしまったという、いかにも新人の演歌歌手らしい寝言のエピソードを披露し、会場全体が笑いに包まれた。
しばしの休憩を挟み、出演者の生歌を堪能できる歌唱コーナーへ。最上川 司の「まつぽいよ」では客席の“ぽい!ぽい!ぽい!”コールが巻き起こる。大江 裕が「“ぽい!ぽい!ぽい!”って何か、いい雰囲気ですよねえ。新しい演歌といいますか……」と言いつつ、自らは新曲の「大樹のように」を披露し、先輩の山口を呼び込む。
山口ひろみは、大江とひとしきり大阪の地元トークを楽しんでから「紅の雨」を情感たっぷりに歌い上げる。山口が「私たちのかわいいかわいい、アイドル的存在」と川野を招き入れる。女性ふたりの屈託ないMCを挟み、川野夏美の「孔雀の純情」がラストを飾る。
ふたたび4人がステージに並び感動のフィナーレへ。川野が「もっと歌いたいなと思いました。またこうした公開録音のイベントをやらせていただきたいですね」と言えば、「私たち自身も手探りだったんですが、楽屋の雰囲気も楽しかったので、ぜひまたその雰囲気をお伝えできたら」と山口。大江は「「元気はつらつ歌謡曲」をもっともっとかわいがっていただきたいなと思っておりますのでよろしくお願いします」、最上川は「最初から最後まで勉強になることばっかりで、出演者の先輩方、お客さん、スタッフの皆さんも本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えこの日のイベントを締めくくった。
こちらの公開収録の模様は、「浪花人情劇場」と「歌色のキャンバス」は7月2日から15日まで、「最上庵」from THE MICRO HEAD 4N’S」は、7月23日から8月5日まで、USENの音楽放送サービス「SOUND PLANET」で聴くことができる。
(おわり)
取材・文/encore編集部
写真/柴田ひろあき
- 山口ひろみ「紅の雨/振り向いて」
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2018年2月14日(水)発売
CD/TECA-13826/1,204円(税別)
CD+DVD/TECA-15827/1,389円(税別)
カセット/TESA-13826/1,204円(税別)
テイチクエンタテインメント
- 大江 裕「大樹のように」
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2018年3月21日(水)発売
CD/CRCN-8132/1,204円(税別)
カセット/CRSN-8132/1,204円(税別)
日本クラウン
- 川野夏美「孔雀の純情/月影のルンバ」
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2018年2月21日(水)発売
CD/CRCN-8126/1,204円(税別)
カセット/CRSN-8126/1,204円(税別)
クラウン
- 最上川 司『ゴールデン☆ベスト 最上川 司』
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2017年11月22日(水)
UPCY-7450/2,000円(税別)
ユニバーサル ミュージック