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「30th ANNIVERSARY TOUR “THE FIGHTING MAN”」のファイナルとなった富山オーバード・ホール。ライブは数々の伝説的なパフォーマンスを残してきた名曲「歴史」からスタート。「30周年ツアーの最後を飾るのに相応しいホールにやってきたぜ。たくさん集まってくれてありがとう!」という宮本のMCに会場は歓声をもって応える。

「俺たちのデビューソングで、お金の歌です」と「デーデ」を披露するなど、このツアーでは恒例ともいえる、楽曲を発表した当時のエピソードや解説を交えてライブが進んでゆく。

デビューから在籍していたレコード会社との契約がなくなり、契約がないままに活動していた時代の「悲しみの果て」では、思わず感極まって歌えなくなるも、会場から大きな拍手と声援が。宮本は「プロなのに、ごめん。歌えるかな?」と謝りつつ、最大のヒット曲「今宵の月のように」を披露すると会場は大きな拍手で包まれた。

「風に吹かれて」、「桜の花、舞い上がる道を」、バンド史上唯一のカバー曲「翳りゆく部屋」など、オールタイムベストアルバム『THE FIGHTING MAN』に収められている楽曲群を披露した。

「デビュー30周年で今、51歳ですが61歳になっても71歳になってもやり続けます!」と力強く宣言。「べらべらしゃべってすみません。今日が最後なんで許してくだい」と宮本本人も語ったいたように、この日の宮本は、再三に渡って“ありがとう”と感謝の気持ちを伝え続けていた。

「行くぜエビバディ!準備はいいか?」の声とともに、名曲「俺たちの明日」を披露し、総立ちの観客が拳をを突き上げる。「暑苦しいけど聞いて下さい。30周年で富山で、全国で、コンサートができて本当に幸せです。ツアー中に作った曲でツアーの中で成長した曲です。と披露されたのは、NHK「みんなのうた」としてヒットを記録したシングル「風と共に」でこの日のライブの第1部が終了。

宮本の「また出てきます」の宣言どおり登場した第二部では、第一部とは打って変わってMCを排し、エレカシの真骨頂ともいえる、力強いメッセージを湛えた楽曲を立て続けに披露していく。「奴隷天国」、「生命賛歌」など鬼気迫るパフォーマンスを見せる宮本。その宮本を固唾をのんで見守る観客。

「今日は本当にありがとうございました!」というこの日何度も伝えられた感謝の言葉に続いた本編の最後は、デビュー曲であり、ベストアルバムのタイトルであり、ツアーのタイトルにもなった「ファイティングマン」。

アンコールに応えて三度ステージに現れた宮本は、「ツアー最終日を全力でやることができました」と伝えつつ、「これで心おきなく、紅白歌合戦で歌えます。本当にありがとう。紅白歌合戦で会おう!」というNHK「紅白歌合戦」へのの意気込みをもってツアーを締めくくった。

30周年の最後を飾る3月17日のさいたまスーパーアリーナ公演はすでにソールドアウトしているエレファントカシマシだが、この公演は、WOWOWでの生中継が決定しているとのこと。紅白とともにこちらのパフォーマンスにも期待したい。



■30th ANNIVERSARY TOUR 2017 “THE FIGHTING MAN”セットリスト@富山オーバード・ホール

【第1部】
01. 歴史
02. 今はここが真ん中さ!
03. 新しい季節へキミと
04. ハロー人生!!
05. デーデ
06. 悲しみの果て
07. 今宵の月のように
08. 戦う男
09. 風に吹かれて
10. 翳りゆく部屋
11. 桜の花、舞い上がる道を
12. 笑顔の未来へ
13. 3210
14. RAINBOW
15. ガストロンジャ―
16. 今を歌え
17. 四月の風
18. 俺たちの明日
19. 風と共に

【第2部】
20. ズレてる方がいい
21. 奴隷天国
22. コール アンド レスポンス
23. 生命賛歌
24. RESTART
25. 夢を追う旅人
26. ファイティングマン

EN1. 友達がいるのさ
EN2. 涙
EN3. 待つ男



Photo by 岡田貴之



エレファントカシマシ『All Time Best Album THE FIGHTING MAN』
2017年3月21日(火)発売 ※アンコールプレス
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