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『リアル・ロイヤル・アルバート・ホール』は、1966年5月26日に行われたボブ・ディランの、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール公演を収録した2枚組ライブ盤。
海賊盤のせいで何十年もの間、1966年5月17日、マンチェスターで行われたフリー・トレード・センター公演が間違って『ロイヤル・アルバート・ホール』と認識されてきたが、ようやく本当のロイヤル・アルバート・ホール公演が商品化されることになった。
バックをつとめるのは後にザ・バンドを結成する面々。フォークからロックへの移行期に当たるこの時期はエレクトリックサウンドが気に入らない観客が多く、ブーイングが渦巻く中、新たな創造の道を突き進むディランの生の姿を確認することができる。この公演は、前半がアコースティック、後半がエレクトリックという構成で、特に後半部では、ステージと客席が対峙する曲間の模様もそのまま収録されている。
1966年5月、歴史的名盤とも評される『ブロンド・オン・ブロンド』発表直後の貴重なライヴ音源と言える。また、本作とともに1966年のディランのライブ音源で構成された36枚組限定ボックス『ライヴ1966』も同時発売される。
- ボブ・ディラン『リアル・ロイヤル・アルバート・ホール』
- 11月23日(水)発売/SICP-5078/5079/3,000円(税別)/ソニー・ミュージック