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10月19日、吉田拓郎が東京国際フォーラムで「ブルボン presents 吉田拓郎 LIVE 2016」公演を行った。
東京公演最終日のこの日、ライブ中盤のMCのあと、ボブ・ディランの「風に吹かれて」を披露した。
吉田拓郎が英語のカバー曲を披露することは極めて稀。それを知る観客は驚きと喜びの歓声を上げ「風に吹かれて」を聴き入った。
この日のパフォーマンスは、ボブ・ディランのノーベル文学賞を受賞に際し、「もし、あの時にボブディランが居なかったら、と考える。ボブ・ディランが居たから今日があるような気もする。多くの事がそこから始まったと僕は思うのだ」とのコメントを寄せていた吉田拓郎からのちょっとしたギフトだ。
なお、吉田拓郎のツアーは、10月27日(木)のパシフィコ横浜国立大ホールでファイナルを迎える。