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キュウソネコカミが、12月下旬公開の映画『14の夜』に主題歌を書き下ろした。『14の夜』は、『百円の恋』で第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立 紳の初監督作品。
主題歌のタイトルは「わかってんだよ」で、この曲のシングルリリースは10月26日(水)。タイトル曲の「わかってんだよ」に「秋エモい」、「こみゅカ」の2曲をカップリング。「秋エモい」は、前作「サギグラファー」収録の「夏っぽいことしたい」に続く季節シリーズだそうだ。「こみゅカ」は、先ごろ行われたワンマンツアーで披露されていた新曲。
「わかってんだよ」初回限定盤付属DVDには、BAYCAMP 2016のライブ映像、キュウソが無茶ブリに挑む“秋の芸術祭”、「こみゅカ」のMVフルバージョンが収録される。
■Message from ヤマサキ セイヤ
『14の夜』脚本を読んで、主人公タカシの生き様に、「わかるわ…」となりました。
特に目立てない学生時代、今もイケてる奴より冴えない生き方や考え方、諸々ひっくるめてキュウソネコカミのスタイルに、僕の人生に重なり、すぐに出来ました。
この映画の主題歌の話を頂いた時、別件ですごく落ち込んでいて、揺れ動いた心、悔しくて苦しい気持ちをそのまま曲にぶち込みました。
この曲は、ウケようとか、良く思われようとか、一切無しのガチです。
映画のおかげで、僕らにとっても、大切な曲を作る事が出来ました。
みなさん是非映画館に足を運んで観て下さい。
■Message from 足立 紳(『14の夜』脚本・監督)
キュウソネコカミの歌にはウソがない。本当のことを言っているような気がする。せこくて甘くないようで甘くてやっぱり甘くなくて、身も蓋もないようで身も蓋もあって、つまりはメチャクチャ人間臭い。だから心を打つ。この映画もそんな作品にしたいと思った。
あがってきた曲を初めて聞いたとき、「すげぇいいじゃん!俺が作ったことになんねーかなこれ!」と思いつつも、これはヤバイことになったと思った。今まで何度も目にしたことのある主題歌だけが良すぎて浮いているパターンの映画になってしまうのではと不安になった。もうちょい良くない歌にできませんかとお願いしたいくらいだったが、とにかくこの歌に少しでも迫れる映画にしよう。じゃないと俺が恥かく。この歳でもう恥はかきたくないどうしようどうしよう、と思いながらこの映画を作った。
- キュウソネコカミ「わかってんだよ」
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10月26日(水)発売
初回限定盤(CD+DVD)/VIZL-1062/1,500円(税別)
通常盤(CD)/VICL-37220/1,000円(税別)
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