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1987年、TM NETWORKの「Get Wild」が日本の音楽シーンにセンセーショナルな旋風を巻き起こし、メンバーであり作曲者である小室哲哉の名を人々に刻みつけてから早31年。その間、いや、それ以前からも小室哲哉はJ-POPシーンの第一線をひた走り、プレイヤー/コンポーザーとしてのみならず、プロデューサーとして辣腕をふるってきた。数々のアーティストを手掛け、コラボを果たし、楽曲を提供し、一時代を築いてきた彼の、その比類なきキャリアを改めて確かめることができるのが『TETSUYA KOMURO ARCHIVES』である。

“T盤(『TETSUYA KOMURO ARCHIVES T』)”と“K盤(『TETSUYA KOMURO ARCHIVES K』)”に各50曲、リリース順の時系列で収められた100曲を見渡すと、まず驚かされるのが、その幅広さと貴重な音源の存在だ。“T盤”の冒頭を飾るのはTM NETWORK結成以前の1980年に、テクノ歌謡ユニット、Missオレンジ・ショックに提供した「愛しのリナ」と、当時彼が在籍していたバンド、スピードウェイの「OH! MISTAKE」。このスピードウェイのメンバー3人で1984年に立ち上げたのがTM NETWORKであり、そのブレイク以前からも岡田有希子、中山美穂、堀ちえみといったアイドルたちの楽曲を手掛けてきた。また、渡辺美里の「My Revolution」は70万枚を超える大ヒットに。これらのナンバーも全て「Get Wild」と共に“T盤”で聴くことができる。

以降、松田聖子に小泉今日子、中森明菜といったトップアイドルから、90年代に“3M”と呼ばれ人気を博した宮沢りえ、観月ありさ、牧瀬里穂、さらには郷ひろみや森 進一といった男性大御所シンガーに書き下ろしたナンバーも収録。そのゴージャスな顔ぶれには“TKミュージック”の裾野の広さを実感せざるを得ない。近年になるとさらにジャンルを超え、ラインナップの中にはHIKAKIN&SEIKINの「YouTubeテーマソング-Tetsuya Komuro Rearrange-」や、女性に大人気のアプリゲーム「アイドリッシュセブン」内のユニット、TRIGGERへ提供した「DAYBREAK INTERLUDE」も。また、昨年春に制作された元AKBグループの梅田彩佳が歌う「MY HISTORY」に、スマートフォン向けMMORPGゲーム「ガーディアンズ」の主題歌、「TETSUYA KOMURO feat.Beverly「Guardian」が未発表最新曲として収められているのも、引退を惜しむファンには嬉しい報せだ。

一方で、坂本龍一と制作した「VOLTEX OF LOVE」の他、秋元康や松本 隆、松任谷正隆といったトップクリエイターたちとのコラボナンバーも。89年の「RUNNING TO HORIZON」をはじめとする初期からのソロ楽曲や、“K盤”の幕開けを飾る「SEVEN DAYS WAR」等のTM NETWORKヒットナンバーに、もちろん90年代を席巻したTKファミリーの楽曲もコンパイルされている。TRF、篠原涼子、H Jungle With t、hitomi、globe、安室奈美恵、華原朋美といった面々に、若き日の思い出を掻き立てられる人々も多いに違いない。最後のプロデュースグループとなったDef Willまで、まさしく彼の作家人生を総括する作品集となっている。

「今後も“この曲いいよな。歌いたいな。聴いてみたいな”とか、そういうふうに思ってもらう曲もあるのかなと思っています。そういう楽曲は退かないで生きていってほしい」と引退会見で語られた想いを受け、年代やレコードレーベルの枠を全て取っ払って創り上げられた『TETSUYA KOMURO ARCHIVES』。本作には時を経ても色褪せることのない“天才の輝き”が詰め込まれている。

(おわり)

文/With Music編集部





V.A.『TETSUYA KOMURO ARCHIVES “T”』
2018年6月27日(水)発売
AVCD-93892~93895/3,500円(税別)
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V.A.『TETSUYA KOMURO ARCHIVES “K”』
2018年6月27日(水)発売
AVCD-93896~93899/3,500円(税別)
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