元yonawo荒谷翔大、新曲「真夏のラストナンバー」を配信リリース！

2023年にyonawoを脱退した荒谷翔大が今年3月にリリースしたメジャー1st EP「ひとりぼっち」以降も精力的に新曲をリリースしている。
「ひとりぼっち Acoustic Ver.」、「ピーナッツバター」に続いて、6月13日(金)「真夏のラストナンバー」を配信リリースした。
各配信サイト：https://lnk.to/as_ml

今作は夏の終わりの別れを描いた楽曲。
「別れのときに感じる悲しみや流す涙は、大切な誰かに出逢えたことを忘れたくないからきっとあるのだと思う」
悲しさだけではない、その人に出逢えたことの喜びも感じられる歌詞。
今作アレンジにはESME MORIが参加。夏の終わりを感じるエモーショナルなトラックと、語りかけるような歌詞、歌声で切なく儚いながらも前を向いていけるような楽曲に仕上がっている。

来週6月20日(金)21:00よりMusic Videoをプレミア公開。
今作にはNetflixリアリティシリーズ「オフライン ラブ」で話題沸騰中のモデル木谷 生(Instagram：@ktn724)と同じくモデルのNANAHO(Instagram：@___nanaho_)がカップル役を演じている。既に公開中のティザーでは劇中の世界観を垣間見ることができる。
また、劇中に寄り添うように現れる荒谷翔大の歌唱シーンのティザーも公開した。

Music Video：https://youtu.be/P4EzA3iuc3U 【6月20日(金) 21:00プレミア公開】
ティザー：https://youtu.be/10EtpT0xO58
ティザー2：https://youtu.be/rypGbn11Vr4

荒谷は現在「ひとりぼっちツアー」を開催中。
https://aratanishota.com/news/news-1199/

全国各地のフェスに引っ張りだこで大勢の音楽ラバーたちから愛されていた4人組バンド・yonawoの脱退を決意してまで、ここに懸ける想いがあった。それが「荒谷翔大」のソロプロジェクトだ。

その歌は、すべての物事や感情を善か悪かで判断しようとする社会に、異なる価値観をそっと与えてくれる。今の世の中全体に欠けている、曖昧さを受け入れる考え方、「足るを知る」姿勢、哀愁に浸る時間といったピースを取り戻してくれるようだ。だからこそYaffle、TAIKING（Suchmos）など、時代の空気をいち早くキャッチする感度の高いクリエイターたちから、その声を求められているのだろう。尾崎豊、玉置浩二、井上陽水、Mr.Children、スピッツなど、荒谷自身のルーツから生まれるサウンドにその歌声が乗った音楽を、私はインタビューの場で「令和のバズレシピではなくおばあちゃん家のごはん」と表現し彼はそれに笑ってくれたが、日本人にとってどこか懐かしさやホッとする要素を感じさせながらも、決して古臭くない――そこはさすが、バンド時代に欧米のインディ・ミュージックも深く探求していたソングライターである――見事なバランス感で成立させている。人はどうしたって独りで生きていくしかないことを受け入れながらも「詞を書いて歌うことで繋がれるかもしれないと思えることが、僕にとっての生きる希望です」と語る荒谷が、今後どんな詞とメロディを紡ぐのかが非常に楽しみであり、新しい形の日本語ポップスを生み出してくれることに期待してしまう。
文：矢島由佳子