YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」の第531回公開の詳細が発表となった。
 
第531回は、東京大学大学院在学中にピティナピアノコンペティション特級グランプリ受賞、2021年ショパン国際ピアノコンクールセミファイナリストとなるなど、学術と芸術の両面で輝かしい経歴をもつピアニスト、角野隼斗のソロ出演第2弾。クラシックで培った技術とアレンジ、即興技術を融合した独自のスタイルを持ち、「Cateen(かてぃん)」名義でYouTuberとしても活躍している彼が今回演奏するのは、今年生誕150周年を迎えたフランスの大作曲家、ラヴェルの名曲「ボレロ」(編曲:角野隼斗)。
 
ラヴェルが作曲した「ボレロ」は本来オーケストラで演奏する作品。角野隼斗はこの作品をあえてピアノ1人で演奏するための編曲を敢行。演奏能力と編曲手腕を駆使した角野が一人で演奏することで、かえって曲の壮大さが増す奇跡の演奏となっている。日本はもちろん世界各国でのリサイタルでも披露され、以来大絶賛を博している角野隼斗の真骨頂、究極のクリエイティヴで一発撮りパフォーマンス。

■YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」チャンネルトップページ
https://www.youtube.com/channel/UC9zY_E8mcAo_Oq772LEZq8Q

■番組詳細
角野隼斗 – ラヴェル:ボレロ / THE FIRST TAKE
https://youtu.be/U0Uuw7GMccc

■角野隼斗 コメント
独特の緊張感の中で最大限熱い演奏ができたのではないかと思います。ソロでも出ることができて嬉しいです。
ラヴェルの「ボレロ」はもともとフルオーケストラの編成の曲なので、ピアノだけで演奏する、編曲するというのはとてもチャレンジングだったんですが、2台のピアノを使い分けることでその音色の変化や、オーケストラの多彩さ、壮大さみたいなものをピアノで表現できたらいいなと思い演奏しました。

■角野隼斗 プロフィール
1995年生まれ、千葉出身。2018年、東京大学大学院在学中にピティナピアノコンペティション特級グランプリ受賞。2021年、ショパン国際ピアノコンクールセミファイナリスト。これまでにシカゴ交響楽団、ポーランド国立放送交響楽団、ボストン・ポップス・オーケストラ、ハンブルク交響楽団、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、他多数のオーケストラと共演。2023年よりニューヨークに移住。2024年、自身最大規模の全国23公演の日本ツアーを開催し、全公演完売。自身の誕生日である7月14日に日本武道館公演を開催し、動員数は日本武道館におけるピアニストの単独公演として史上最高となる13,000人を記録。さらに、ロイヤル・アルバート・ホール(ロンドン)、グシュタード・メニューイン音楽祭(スイス)、ラインガウ音楽祭(ドイツ)へのデビューを果たしたほか、ラヴィニア音楽祭にてマリン・オルソップ氏指揮・シカゴ交響楽団と共演し、大きな話題となった。オーケストラ共演の他、パリ、ウィーン、シンガポール、台北、ソウル、上海などにてリサイタルを開催し、国際的な知名度を急速に高めている。さらにFUJI ROCK FESTIVALや京都音楽博覧会への出演など、活躍の場はクラシックフィールドに留まらない。6人組シティソウルバンド"Penthouse"のメンバーとしても活動中。2018年9月より半年間、フランス音響音楽研究所(IRCAM)にて音楽情報処理の研究に従事。これまでにジャン=マルク・ルイサダ、金子勝子、吉田友昭の各氏に師事。MBS「情熱大陸」「一万人の第九」、NHK「紅白歌合戦」「あさイチ」「街角ピアノ」、テレビ朝日「徹子の部屋」「題名のない音楽会」など、数多くのメディアに出演し、J-WAVE「TOKYO TATEMONO MUSIC OF THE SPHERES」ではナビゲーターを担当。作曲家としてもNHK「サタデーウオッチ9」のテーマ曲をはじめ、ドラマやCMへの楽曲提供も積極的に行っている。CASIO電子楽器アンバサダー、スタインウェイアーティスト。クラシックで培った技術とアレンジ、即興技術を融合した独自のスタイルが話題を集め、"Cateen(かてぃん)"名義で活動するYouTubeチャンネルは登録者数144万人超、総再生回数は2億1千万回に到達。2020年、1stフルアルバム「HAYATOSM」をリリース。2022年には、マリン・オルソップ指揮、ポーランド国立放送交響楽団とのライブ録音による「ショパン:ピアノ協奏曲第1番」をリリースし、異例のヒットを記録。2024年10月にワールドワイド・デビューアルバム『Human Universe』をソニー・クラシカルからリリース。クラシックのピアニストとして確固たる位置を築く一方、ジャンルの垣根を越えた音楽の探究心で知られる、唯一無二のピアニストとして注目を集めている。
(2025年3月現在)

角野隼斗 OFFICIAL Web site

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