作詞作曲編曲からビジュアルディレクションまで自ら手掛ける、気鋭DIYシンガーソングライター samayuzameが、4/23に配信リリースした楽曲「トキセミア」のMusic Videoを公開した。
「トキセミア」は、毒が巡る病「Toxemia」をモチーフとしており、世間の「正しさ」から外れた自分を嘆き、救いを知りながらも、それすら拒むような自己矛盾の苦しみを描いた楽曲となっている。
Music Videoは動物やモンスターのキャラクターを得意とするイラストレーター「PANAPANA」がイラストとアニメーションを担当。
キュートで毒のある人物や獣が登場する印象的な映像になっている。
なお、Music Video公開に際するsamayuzamのコメントはこちら
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「トキセミア」は、自分の内にある“毒”を抉り出した曲です。
劣等感や歪んだ価値観を自覚しながら、それでも変わることができない。自己矛盾に囚われたままの心のありようを、音と言葉で描きました。
何が“正しさ”なのか、何が“幸福”なのか、その答えを誰かに委ねることでしか生きられないような感覚。そんな閉塞した精神性に、少しでも耳を傾けてもらえたら嬉しいです。
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【リリース情報】
2025年4月23日(水)リリース
samayuzame 配信シングル『トキセミア』
https://orcd.co/toxemia
【Music Video】
https://youtu.be/M1uErtmE68s
【samayuzame プロフィール】
1998年6月8日生まれ。
14歳から独学でDTMを学びながらニコニコ動画などで活動を始め、2018年よりシンガーソングライターとしての活動を始める。
2021年に東京藝術大学を卒業後、作詞作曲編曲から自らのブランディング、ミュージックビデオのプロデュースに至るまで活動のすべてを自身で行っている。
エレクトロニカを基調としたミステリアスでダークな空気感を纏う楽曲を得意とする。
2020年11月には自身初の全国流通アルバム『宿木』を、2021年7月には2ndアルバム『Plantoid』をリリース。
楽曲は各サブスクの公式プレイリストに選出され、さらには収録曲『奈落の黙示録』はApple Musicの公式ラジオ番組「J-POP NOW」でも取り上げられた。
更には2022年5月にSingle「夜間遊泳」、2023年1月にSingle「甘き心中はプールサイドで」がそれぞれSpotify公式プレイリスト〈キラキラポップジャパン〉のカバーアーティストに選出される等、その緻密な構成美を感じさせる独自の世界観は高い評価を得ている。
圧倒的な作曲・編曲スキルはもちろんのこと、現代に生きる芯のある女性としての儚さと強さ、暴力的かつ美しい言葉遊び、音作りは聴くものを不穏で妖艶な世界に誘う。
2023年1月より、楽曲提供を行う際の別名義として“糸井塔(イトイトウ/Itoi toe)”を設ける。二つの名義の運営母体として cocoon records を主宰する。