エルスウェア紀行が、5月28日に新曲「とわの祭り」を配信リリースした。

本作は、2021年リリースの「少し泣く」から地続きとなるテーマをさらに掘り下げた一曲だ。過去・現在・未来がただ離散的に存在しているとしたら、「別れは本当に存在するのか。」そんな問いへの誠実な応答として今作は生まれた。

レコーディングには千ヶ崎学(Ba.)、sugarbeans(Pf.)、押鐘貴之ストリングスが参加。
Vo/Gt 安納想の、空気ごと支配するような淡く鋭い歌声に寄り添うように重なるのは、Dr/Gt トヨシが手がけた、ストリングスを軸にした奥行きのあるアンサンブル。
静と動を丁寧に行き来する音像は、エルスウェア紀行が大切にしてきた“温度”と“情景”の結びつきをより際立たせ、心の風景を呼び起こすサウンドとなっている。

これまで着実に認知を広げてきたエルスウェア紀行はここにきて急速に注目を集めつつあるが、その音楽性は、今の時代に寄り添いながら、他にない確かな存在感を放っている。

6月14日(土)には東京・渋谷CLUB QUATTROにて、サポートメンバーを迎えたフルバンドセットでの単独公演「夢幻飛行2025」の開催が決定している。

また、本作について、Vo/Gt 安納想からコメントも到着しているので、ぜひチェックしてほしい。

【安納想コメント】
2021年の「少し泣く」で描いた「時間は不可逆ではなく、過去も未来も現在もただ存在しているだけかもしれない」という捉え方から地続きにある楽曲です。
終わりの象徴であるさよならからはじまる世界があってもいい、大切な出会いに別れはなく 、出会えた時点でとわに続く祭りのようなものなのかもしれないという思いで書いていきました。
転調を繰り返すコード進行に寄り添いつつも 原点であるシンプルなコード進行や素直な旋律を大切に、サウンド面では「ひかりの国」からの連作のような感覚も持ちつつ、新しい核を見つけられた楽曲です。
別れを出会いに変える魔法はないけれど、この音楽がそれぞれのさよならのそばにあれたらいいなと思います。自由に受け取ってもらえたらうれしいです!

【リリース情報】

2025年5月28日(水)「とわの祭り」リリース
作詞:安納想 作曲:トヨシ
https://elsewhere-kikou.lnk.to/Glowhymn

【ライブ情報】

エルスウェア紀行 単独公演 ”夢幻飛行2025”
日程:2025.06.14(土) 
会場:渋谷 CLUB QUATTRO(東京)
時間:開場:17:15/開演:18:00
料金:4950円(別途ドリンク代必要)※スタンディング
https://eplus.jp/sf/detail/3346170001-P0030008P021001?P1=1221

【プロフィール】
2020年9月に始動した安納想 (Vo.Gt)、トヨシ(Dr.Gt)による"どこでもない場所を旅する記録" という意味を標榜する二人バンド。
映像的でリリカルな歌詞世界と、70年代シティポップの匂いを内包しながらロック・フォーク・パンク・プログレ・ゴスペルなどを独自に昇華した他にないサウンドは、まさしく令和の"ニュー・ミュージック"である。

エルスウェア紀行 HP

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