Adoや花譜など多数のワークスを手掛ける注目の若手クリエイター・ボカロPの“椎乃味醂”が、7月から放送のTVアニメ『出禁のモグラ』エンディングテーマを担当する。
エンディングテーマ「喧騒 feat. Aile The Shota」は、東京ガーデンシアターでのワンマンライブをSOLD OUTさせ、勢いに乗っているアーティスト“Aile The Shota”を招いてのfeat楽曲となっている。
TVアニメ『出禁のモグラ』は、講談社「モーニング」にて連載中の作品で、「鬼灯の冷徹」の江口夏実が「人」と「霊」が交わる“この世”の不可思議を怪しくおかしく描き出す、世にも不死議な物語。
7月7日(月)より毎週月曜日22:00~TOKYO MXにて、毎週月曜日24:00~BS11にて放送。
椎乃味醂、Aile The ShotaからTVアニメ『出禁のモグラ』へのコメントも寄せられおり、まだどんな楽曲になっているのかは明らかになっていないが、この強力タッグが生み出した楽曲を楽しみにしていてほしい。
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<椎乃味醂コメント>
ぼくは、世のアニメーション作品を比較的たくさん嗜んでいる方だと思っているのですが、先生の前作「鬼灯の冷徹」は中でもお気に入りの作品で、今回新作『出禁のモグラ』のエンディングテーマをお任せいただけることが夢のようです。本作は設定から進行まで本当に死ぬほど面白いのですが、単なるコメディの枠に留まらない、人生を営んでいく上で重要な視点を多く感じ取れるのも魅力だと思っています。作品の持つ独特な世界観に相応しい楽曲とはなんだろうと考えつつ、散りばめられた哲学をぼくなりに解釈し、「喧騒」という楽曲を書き下ろさせて頂きました。今回ご一緒したAile The Shotaさんは、素晴らしいグルーヴとバイタリティをお持ちの方で、楽曲を世界観に合わせてパッケージングしていく上で、非常に良いタッグになったと思います。この楽曲が、『出禁のモグラ』を多くの人に届ける一助となれば幸いです。よろしくどうぞ。
椎乃味醂
< Aile The Shota>
『出禁のモグラ』で描かれる浮世から離れた世界の中で、椎乃味醂さんが繊細に紡いだ言葉と音を歌えたことを嬉しく光栄に思います。
作品と現実世界を繋ぐ共通項、「曖昧との向き合い方」。
共に制作していく中で、Aile The Shotaが歌う意味を探求し、表現しました。
作品と共に楽曲が広く愛されることを、心から楽しみにしています。
Aile The Shota
【TVアニメ作品概要】
◆放送情報:2025年7月7日(月)よりTOKYO MX、BS11ほかにて放送開始
TOKYO MX:2025年7月7日より毎週月曜日22:00~
BS11:2025年7月7日より毎週月曜日24:00~
◆配信情報
各配信サービスにて配信予定
※詳細は追って公式サイトをご確認ください
◆INTRODUCTION
「俺 あの世から出禁くらってるから 死なねぇんだ」
あることから、あの世から出禁をくらっており、あの世に還ることを目指し幽霊が持つ「灯」をカンテラに集めている怪しい“自称仙人”モグラ<百暗桃弓木>。
彼と出会うと妙なものが見えるようになるらしい——。
「鬼灯の冷徹」の江口夏実が、「人」と「霊」が交わる“この世”の不可思議を怪しくおかしく描き出す。
世にも不死議な物語の幕が開く!
STAFF
原作:江口夏実「出禁のモグラ」(講談社「モーニング」連載)
監督:石踊 宏
シリーズ構成・脚本:藤田伸三
キャラクターデザイン:たなべようこ
クリーチャーデザイン・総作画監督:渋谷一彦
プロップデザイン:與儀有美
美術監督:森尾麻紀
美術:スタジオ・ユニ
色彩設計:福田由布子
撮影監督:関谷颯人
編集:池田康隆
音楽:長谷川智樹
音響監督:山田 陽
音響制作:サウンドチーム・ドンファン
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
アニメーション制作:ブレインズ・ベース
製作:出禁のモグラ製作委員会
◆CAST
モグラ<百暗桃弓木>:中村悠一
真木栗顕:大河元気
桐原八重子:藤井ゆきよ
犬飼詩魚:藤田 茜
猫附梗史郎:村瀬 歩
猫附藤史郎:武内駿輔
猫附杏子:種﨑敦美
マギー君:豊崎愛生
スケキヨ:マフィア梶田
◆公式HP:https://dekinnomogura.com
◆公式X(twitter):https://x.com/dekinnomogura
©江口夏実・講談社/出禁のモグラ製作委員会
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TVアニメ『出禁のモグラ』第2弾PV
https://youtu.be/Vomd4o9lNXU
■椎乃味醂プロフィール
2003年生まれ。音楽家、アーティスト、ボカロP。2019年にニコニコ動画からデビュー。エレクトロニカをベースにジャンルを横断し、スペキュラティブな音楽映像作品の構築を試みる。初音ミク公式、Ado、花譜をはじめ、TVアニメやゲームといったメジャーシーンでのワークスも多数手掛ける。クリエイターのみならず、エンジニア、学術関係者など様々な属性の人々を集め、ネットシーンから学際的な制作を検証する取り組み「StudioGnu(スタジオグヌー)」を主宰。大阪で開催された「Study:大阪関西国際芸術祭vol.3(アートローグ・日本芸術文化振興会・文化庁主催)」に音楽を用いたインタラクティブアート(メディアアート)を出展するなど、その活動の幅はインターネットに留まらない。