ロンドン出身のSSW/ギタリスト、マヤ・デライラ(Maya Delilah)が、ブルーノート/キャピトルから待望のデビュー・アルバム『ロング・ウェイ・ラウンド』をリリースした。収録曲の中から、「マン・オブ・ザ・ハウス」のミュージックが公開されている。


SNSでのギター動画で人気に火がつき、SNS合計フォロワーは100万超。同世代の共感を呼べる等身大の歌詞と、R&Bやソウルなどの音楽をオーガニックなポップへ昇華したサウンドで、メーガン・トレイナーやサム・ヘンショウなどとも共演を重ねているマヤ・デライラ。最近ではフェンダーの次世代アーティスト支援プログラム「Fender Next 2024」や、注目アーティストにフォーカスしたSpotifyのキャンペーン「Spotify Artists To Watch 2025」に選出されたことでも話題を呼んでいる。アデルやエイミー・ワインハウス、サム・スミスなども通った名門ブリット・スクール出身の俊才で、FUJI ROCK FESTIVAL ‘25への出演も決定するなど日本でも注目が高まっている。

本作『ロング・ウェイ・ラウンド』は、ロンドン、ニューヨーク、そしてロサンゼルスと様々な場所でレコーディングされ、ポップやR&Bのサウンドを基調としつつもブルース、カントリー、ゴスペル、ファンクなどの要素も盛り込んだカラフルな12曲を収録。出会いや別れといった誰もが経験する喜びや悲しみについて、今を生きる一人の女性として背伸びせず綴った歌詞とキャッチーなメロディは、シンプルで深い共感を呼び起こす。また、「ギターが男性の楽器だと認識されていることが嫌だった。その状況を変えるような活躍をしたかった」と以前から公言している通り、トム・ミッシュを思わせるフィンガー・ピッキングのギター・プレイも存分に楽しむことが出来る。光り輝く瞬間、笑顔、喪失、そして再び前に進み始めるという人生という名の「長い道のり(The Long Way Round)」を軽やかに表現した、デビュー作にして大注目の一枚だ。日本盤には、限定ボーナス・トラックとして「ルック・アット・ザ・ステート・オブ・ミー・ナウ」と「マヤ、マヤ、マヤ」のスタジオ・ライヴ・ヴァージョンが収録される。

リリースと同時に公開された「マン・オブ・ザ・ハウス」のミュージック・ビデオは、マヤ本人の視点から右手が映るカットにフォーカスし、人生におけるいくつかの場面を切り取った内容。何気ない日常の中にあるドラマをさりげなく表現した、必見の内容となっている。

本作について、マヤは「このアルバムは、私の多くの部分を組み合わせたようなもの。いろんなジャンル、人、場所、そして経験からたくさんの影響を受けているから、自分の音楽を一貫したサウンドやムードに合わせるのは難しいと思っていたの。そういったいろんなテイストを散りばめた作品にするのが素晴らしいことだと気づくまでに長い時間がかかったし、それが『The Long Way Round』というアルバム・タイトルにも現れている。この作品が、私が会ったことのない誰かにとって懐かしいものになると一番嬉しいわ」と語っている。

マヤ・デライラ AL『ロング・ウェイ・ラウンド』RELEASE INFO

2025年3月28日リリース SHM-CD UCCQ-1216 ¥3,080(tax in)
https://Maya-Delilah.lnk.to/TheLongWayRoundPR

01. ビギン・アゲイン
02. ルック・アット・ザ・ステート・オブ・ミー・ナウ
03. マン・オブ・ザ・ハウス
04. マヤ、マヤ、マヤ
05. ジェフリー (feat. コリー・ヘンリー)
06. スクイーズ
07. アクトレス
08. ディド・アイ・ドリーム・イット・オール
09. アイル・ビー・ゼア・イン・ザ・モーニング
10. マイ・バルーン
11. ネックレス
12. ネヴァー・ウィズ・ユー
13. ルック・アット・ザ・ステート・オブ・ミー・ナウ (スタジオ・ライヴ) ※日本盤限定ボーナス・トラック
14. マヤ、マヤ、マヤ (スタジオ・ライヴ) ※日本盤限定ボーナス・トラック

LIVE INFORMATION


FUJI ROCK FESTIVAL‘25
2025/7/25(金)~27(日) ※出演は25日
https://fujirockfestival.com/

■マヤ・デライラ プロフィール
北ロンドン出身。アデル、エイミー・ワインハウスなど多くのアーティストを輩出した名門、ブリット・スクール出身のシンガー・ソングライター/ギタリスト。TikTokやInstagramで計100万人を超えるフォロワーを獲得し、同世代の共感を呼べる等身大の歌詞と、R&Bやソウルなどの音楽をオーガニックなポップへ昇華したサウンド、そしてトム・ミッシュを思わせるギター・スタイルで注目される一方で、2020年には音源のリリースを開始。サム・ヘンショウとのコラボ曲「Breakup Season」をはじめ、「Tangerine Dream」、「Moonflower」など、リリース後早々に数百万再生を記録するなど大きな注目を集める。2022年にはブルーノート/キャピトルと契約し、デビュー・シングル「Pretty Face」をリリースした。また、ブルーノートのカタログを再構築し、英国シーンの新進気鋭のアーティストをフィーチャーしたコンピレーション『ブルーノート・リイマジンド II』に「ハーヴェスト・ムーン」のカヴァーで参加。ショーン・メンデスやメーガン・トレイナー、ジェイムス・ベイなどからも支持を集めるシーン最注目株。フェンダーの次世代アーティスト支援プログラム「Fender Next 2024」にも選出されている。

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