2/28(水)0時に配信リリースされた、鳥取県出身のアーティスト「jo0ji」(ジョージ)の新曲「escaper」。本楽曲のミュージックビデオが同日20時にプレミア公開された。MVには成田凌と蘓武星香が出演。逃げても逃げても自分から逃げきれない様子をシュールかつ滑稽に描いた映像に仕上がっている。

本楽曲はライブでは既に披露されている楽曲で、jo0jiの新たな一面を感じさせるロックサウンドとなっており、帯同しているバンドメンバーと共に編曲・制作を行った。自意識に対して苦悩と葛藤を重ねながらも、自らのその感情をからかうような歌詞の世界観にも耳を傾けて欲しい。ジャケットはEP「475」も手掛けた吉良進太郎が担当。また、今回のミュージックビデオにおいては、成田凌がjo0jiの楽曲を聴いているとの情報を受け、ダメ元のオファーをしたところ出演につながった。

漁師の息子であり、今も漁港で働きながら活動する異色の経歴をもつjo0jiは、昨年9/20(水)に1st EP「475」(よなご)を配信リリース。本作品はエクスペリメンタル・ソウルバンド「WONK」の江﨑文武と井上幹を共同編曲者に迎え制作され、収録曲の「≒」(ニアリーイコール)のミュージックビデオをクリエイティブユニットMargtが担当するなど、注目を集めていた。また、1/11(水)に発表された、Spotifyが2024年に躍進を期待する次世代アーティスト「RADAR: Early Noise 2024」に選出されたほか、Amazon「Breakthrough Japan: 2024年注目のアーティスト 」へ選出され、ネクストブレイクアーティストとして話題を呼んでいる。

ぜひ彼の楽曲を聴き、ライブにも足を運んでみて欲しい。

■成田凌コメント

聞いての通り、見ての通りです
jo0jiの頭の中をみてみたい

これからどんなものをみせてくれるのか、楽しみです

■jo0ji「escaper」配信URL
https://lnk.to/escaper

配信はコチラから

■jo0ji「escaper」セルフライナーノーツ

日々は面倒で溢れている。 とりわけ、人付き合いが苦手だ。
ありのままの自分でいるべきだよな、 いや、ありのままってなんだ?
みたいな堂々巡りを繰り返すうちに、投げ出したくなる。
相手にどうみられるかを考えているその自意識がかなり厄介だと自分でも思う。
相手に失望されたくないから逃げてしまおうという思考がいつもよぎる。
別に誰もお前のことなんて気にしちゃいないのに、膨れ上がった自意識は止まることを知らない。
そんなことだから浅い人付き合いしかしていないのでどこか満たされない。
SNSを覗く。知らない誰かの投稿を妬ましく思い、誹謗中傷してみる。
虚しくなって死にたくなる。
そういえば、27で死んだ有名人が沢山いるな、早死にすればかっこいいのか、、、。
こういうやつ気持ち悪いよなと思う。
自分にも心当たりがあるから余計だ。 同族嫌悪。
でも仕方ない、近しいものを皆心に飼っていると思う。
そいつを飼い慣らすために、少し茶化したような曲をつくった。

■jo0jiプロフィール


jo0ji(ジョージ) / 24歳 / 鳥取県出身
友人のために制作した「不屈に花」をYouTubeに公開し活動をスタート。2023年9月に自身初のEP「475」をリリース。
家族や友人、自身の生活の半径に根差した普遍的かつどこか手紙のような歌詞が特徴。
ピアノで楽曲を制作し作詞・作曲・イラスト制作を自ら行う。
父親は漁師。自身もアーティスト活動の傍ら、地元の漁港で働いている。
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親父は漁師。地元じゃずっと、負け知らず。
朝焼けと船のエンジン音、波の音色が子守歌。
水平線の向こう、白んだ空の先、漁火に照らされるあんたの影を見た。
“こんな具合になったのは
きっとあんたのパンクをみたから
ロック・アンド・ロールするには
大口叩いてみることだな”
俺は今、誰よりも遠くへ行ける気がしている。

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