Homecomingsの新曲「Moon Shaped」が、安達祐実、倉科カナ、渡邊圭祐主演の映画『三日月とネコ』の主題歌に決定した。
『三日月とネコ』は、熊本地震をきっかけに出会った、恋人でも家族でもない境遇もバラバラな男女3人暮らしと猫1匹の共同生活物語。書店で働く40代お一人様女性の灯(あかり)は、30代精神科医師の鹿乃子(かのこ)、20代のアパレルショップ勤務の仁(じん)、みんなの愛猫のミカヅキと仲良く暮らしている。ごく普通の人生を歩んできた灯にとって、人生で一番【普通ではない生活】をしているものの、その生活はとても楽しくて……。
原作は、ウオズミアミ氏による同名コミック(集英社マーガレットコミックス刊)。2019年にはananの「第1回anan猫マンガ大賞」大賞を受賞しており、今回待望の実写映画化となった。Homecomingsが映画主題歌を担当するのは『愛がなんだ』以来約5年ぶりとなる。
主題歌を担当することについて福富優樹(Gt.)は、「原作を読んで、そして映画を観て、この物語が大切にしているものは僕たちが大切にしているものと似ているような気がしました。やさしさや許すことや、許さなくていいこと。さまざまなかたちであることを見つめること。そういう大事にしているものを「Moon Shaped」という歌に込めました」とコメントしている。
脚本・監督を務めた上村奈帆は、「Homecomingsさんの音楽で、また、愛おしくて何度も聴いていたい曲に出会えました。それがご一緒した作品の主題歌だなんて幸せです。原作を読みながら、脚本を書きながら、ずっと頭を流れていたのはHomecomingsさんの音楽でした。作品を見守り導いてくださるような主題歌「Moon Shaped」を、映画『三日月とネコ』と一緒にぜひ劇場でお聴きください」とコメントを寄せた。
『三日月とネコ』は5月24日よりTOHOシネマズ日比谷他にて公開、主題歌「Moon Shaped」はリリース日など続報を待とう。
また、石田成美(Dr./Cho)の卒業に伴い、新体制となったHomecomingsの新アー写も公開された。