USインディー・シーンを牽引するトリオ・バンド、ボーイジーニアスのメンバー、ルーシー・ダッカスの4作目となるアルバム『Forever Is A Feeling』の発売が3月28日(金)に決定した。

前作『ホーム・ビデオ』が幼少期と思春期の世界を探求していたのに対し、『Forever Is A Feeling』では大人の世界を、艶やかなサウンドで、自身のセクシュアリティとロマンスを描き、制作にはバンドメンバーであるフィービー・ブリジャーズ、ジュリアン・ベイカーも携わっている。

同日には、ボーイジーニアスとして3部門でのグラミー賞とBRIT賞を受賞したデビュー・アルバム『the record』(2024年)以来となる新曲「Ankles」のMVも公開された。

MVでは、ルーシーがフランスの美術館の絵画から思うがままに現実の世界に飛び出してしまったお姫様を演じ、そのセキュリティー役として女優のハバナ・ローズ・リウもゲストとして出演、二人はともにパリの街に足を運ぶが、その冒険は永遠には続かず、最終的には展示物としてルーシーが元の場所に戻る様子が描かれている。

永遠の感覚について問う本アルバムについてルーシーは「実際には永遠を捉えることはできない」と語り、「でも、私たちは一瞬一瞬に永遠を感じるのだと思う。永遠の中でどれだけの時間を過ごしたかはわからないけど、訪れたことはある」とコメントしている。

4作目のアルバムではどのような感覚を聴かせてくれるのかに期待が高まる。

Lucy Dacus 「Ankles」

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