ニューヨークの名門レーベル〈DECCA GOLD〉から世界デビューし、国内外から注目を集めているフルート奏者 Cocomiのセカンドアルバム『Mélancolie』が2023年11月1日に発売されることが決定。本日より先行トラック「アラベクス」の配信もスタートした。
『Mélancolie』は、Cocomiが近年取り組んできているフランスの作曲家3人にフォーカスした小品集。ドビュッシー作曲の「美しき夕暮れ」、プーランクの歌曲「消えた男」をフルートとピアノに編曲したもの、そしてフォーレの「子守歌」「パヴァーヌ」など、フランス作品の香りと色彩を感じられる全9曲が収録されている。またピアノには、デビュー・アルバム、そして昨年のCocomiの初リサイタルでも共演した国際的ピアニストのニュウニュウが参加している。
今回のアルバムに関してCocomiは「哀しさや懐かしさを感じる楽曲をあつめました。フランス人の作曲家の作品ばかりなので、アートワークもフランスの雰囲気を全面に出しています。是非楽しみにしてください」とコメントを寄せている。
また、自身2度目となるリサイタルが11月11日(土) に開催されることも決定。チケットの先行発売は本日9月8日(金)から、一般発売は9月10日(日)からとなる予定だ。
是非Cocomiが奏でる色彩豊かな音色の世界をお楽しみいただきたい。
Cocomi(フルート)プロフィール
3歳からヴァイオリン、そして11歳にフルートを始める。
ヴラディーミル・アシュケナージ、エマニュエル・パユのマスタークラスを修了。
これまでに、ヤマノジュニアフルートコンクール優秀賞3回、最優秀賞1回並びに特別賞受賞。2019年には、日本奏楽コンクールで最高位を受賞。管楽器部門第1位とともにフランス近代音楽賞受賞。
2021年1月、東京フィルハーモニー交響楽団の「ニューイヤーコンサート2021」にソリストとして出演。同年、京都の西本願寺で無観客で収録された「音舞台」への出演も果たす。
2022年4月デビュー・アルバム『de l’amour』をリリース。12月に東京・紀尾井ホールで行われたデビュー・リサイタルを成功裡に終える。
2023年2月には、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催されたピアニスト、ラン・ランのコンサートにゲスト出演。公演での世界デビューを果たす。
同年3月、桐朋学園大学音楽学部 カレッジ・ディプロマ・コースを修了。現在同大学ソリストディプロマコースに在籍中。
フルートを泉真由氏、NHK交響楽団首席フルート奏者である神田寛明氏に師事している。