7月13日に[Alexandros]がオリジナルアルバムをリリースするのは、『Sleepless in Brooklyn』以来3年8ヶ月振り。リアド偉武(Dr)加入後初となる今回のアルバムには、『Sleepless in Brooklyn』以降、バンドが続けてきた制作の集大成とも言える全11曲が収録される。今回、収録曲全タイトルとジャケットワーク、新しいアーティストビジュアルが公開、さらに初回限定盤、完全生産限定盤に収録されるライブ映像の詳細が明らかになった。

シングルのリリースとしては、「閃光」「Rock The World」「無心拍数」と、10周年を迎えた彼らが青ささえ感じさせる疾走感溢れるエモーショナルなロック・ナンバーが続いたが、アルバムでは、それだけにとどまらない多彩な楽曲が揃った。
エキセントリックなアレンジと畳み掛ける演奏が、初期の彼らを彷彿とさせるところもある「Baby's Alright」、これまでにないダンサブルなアプローチとサウンドメイキングが新しい「どーでもいいから」、「Mosquito Bite」路線のリフで聴かせるロック・ナンバーにヒネリを加えた「クラッシュ」と聴きどころを挙げていったらきりがないが、もちろんメロウな魅力を物語るR&B調の「日々、織々」も忘れられない。また、家入レオに提供した「空と青」の[Alexandros]によるセルフカバーはファン待望と言えるだろう。

楽曲の制作は川上洋平(Vo, Gt)があらかじめ曲を完成させるのではなく、スタジオに持ってきた、あるいはスタジオで思いついたアイデアに白井眞輝(Gt)、磯部寛之(Ba, Cho)、リアド偉武(Dr)が応える形で進められることが多かったそうだ。スタジオにおけるジャム・セッションから生まれたのが、昨年の「ALEATORIC ARENA 4 DAYS」で披露した1曲目のインスト・ナンバー「Aleatoric」。アルバムではちょっとびっくりするような音が加えられているが、その他の楽曲においても、スタジオにおける即興を生かした分、それぞれの個性がさらに際立ってきた演奏も今作の大きな聴きどころと言えそうだ。またアルバム引っ提げた「But wait. Tour? 2022」のホールツアー分のチケットが6月19日から一般発売される。

また収録曲「Baby's Alright」が、7月期テレビ朝日系木曜ドラマ『六本木クラス』主題歌起用されることも発表された。
絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓って、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間と共に立ち向かっていく《下剋上》を主軸に、《ラブストーリー》そして《青春群像劇》が交錯した“究極のエンターテインメント”韓国ドラマ『梨泰院クラス』は、配信から2年経った現在まで常にNetflixで「TOP10」に君臨しています。さらに芸能界でもハマる人が続出。SNSなどでその熱い思いを語るなど、まさに日本中を熱狂の渦に巻き込んだ異例の大ヒット作を、《日韓共同プロジェクト》でリメイクすることが決定! 東京・六本木を舞台に、これまで数々の話題作で主人公を演じてきた竹内涼真を主演に迎えてジャパン・オリジナルの『六本木クラス』として、テレビ朝日系木曜ドラマ枠で7月7日からスタートする。

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