ピアノ・インスト シーンのトップランナー＝ADAM at。今年4月にはTower Records限定作品としてリリースされたサイド・プロジェクトDJ ADAM at のアルバム『百物語』が各地でソールド・アウトをし、その勢いのまま本日通算9作目となる新作スタジオ・アルバム『P.T.』を発売した。
アルバム『P.T.』は、8/9(水)に先行配信としてリリースされたTOTALFATをフィーチャーしたシングル「定時で帰ろう feat. TOTALFAT」のほか、ADAM at節炸裂な流麗なピアノ・インストから、ハードコアなインスト、またフィーチャリング・アーティストとしてEGG BRAINをむかえたヴォーカル曲も収録される。
また、CD2枚組となる初回限定盤とCD1枚組の通常盤の2形態が発売。初回限定盤には、今年1月に地元浜松窓枠にて行われた「OUTLAST Release Tour 2022 - 2023」ツアー・ファイナル公演の模様が10曲収められている。
ADAM atとしてライヴ音源がオフィシャル発売されることは初めてとなる。アートワークは、週間少年サンデーで連載していた「妖怪ギガ」の作者でもあり、DJ ADAM at名義のアルバム『百物語』でもイラストを担当した佐藤さつき氏による書き下ろし作品。毎作品アイコンとなる「猫」が今作も登場し、都会の夜に佇む女性がロマンティックな作風を醸し出している。
またアルバムからのリード曲「Clarice」のMusic Videoも公開された。無機質で破壊されたモノクロームの世界にひとりキーボードを奏でるADAM at。インストゥルメンタルの楽曲ながら、楽曲終盤に放たれる「この声を この歌を この音を この光を この場所を この時を 失われぬよう 奪われぬよう」というメッセージが強い印象を残す荘厳なミュージック・ビデオとなっている。
また、9/5(火)〜11/5(日)の期間で実施されるTOWER RECORDSのジャズ・キャンペーン「JAZZ THE MASTERS! 〜TOWER RECORDS presents 2023 Jazz Campaign」の冊子表4表紙＆ポスター展開でADAM atが登場！ぜひ冊子を手に取っていただきたい。
そして新作アルバムを携えた全国10公演となるリリース・ツアー“ADAM at 「P.T.」 Release Tour 2023 - 24”も決定！今回のツアーに限り、CDに封入された特典引換券をライヴ当日に物販コーナーにお持ち頂いた方にスペシャル特典をプレゼントする企画も実施。ぜひ特典をゲットして、生のADAM atサウンドを堪能してほしい。
関連リンク
ADAM at（アダムアット）
キーボーディスト、ADAM at（本名の TAMADAを逆から読むとADAM atになることから命名)を中⼼に 2011年静岡県浜松のライヴハウスでインストゥルメンタル・セッション・バンドとして活動を開始。2015 年1月メジャー・デビュー・アルバム『CLOCK TOWER』をリリース。同年NHK プロ野球放送のテーマ曲として書き下ろした「六三四」は2015年より5年連続でテーマ曲として採用される。2017年、2018年タワーレコード年間ジャズ・セールス・チャートでは日本人アーティストとして2年連続１位を獲得。数多くの国内外のフェスティヴァルにも出演する他、CM音楽など多数手掛ける。インストシーンの普及を図るべく、愛知アットFM「ジャミット 」、静岡SBSラジオ「ADAM atの詞がないラジオ」と2本のレギュラー番組を担当し、2018年には自身の地元、浜松にてインストバンドのみ集めたインストフェス「INST-ALL FESTIVAL」を主催し話題となる。2019年6月、最新アルバム｢トワイライトシンドローム｣を発表、2回目となる自身が主催となるインストフェス「INST-ALL FESTIVAL 2019」を7月7日に開催した。またFUJI ROCK FESTIVAL2019にも初出演し、ライブベストアクト2位にも選出された。2020年には、アルバム『トワイライトシンドローム』がCDショップ対象2020ジャズ大賞を受賞、その勢いをそのままに、2020年、アルバム『零』を発表。TOWER RECORDS年間チャート「2020ベストセラーズ」ジャズ・チャート3位、日本人作品としては1位を獲得した。2021年にはアルバム『Daylight』と、インディ時代の作品をリレコーディングした『Silent Hill Re-Record』の2作品を発表。いずれもTOWER RECORDS年間ジャズ・チャートTOP10に送り込んだ。現時点での最新アルバムは2022年発表の『OUTLAST』。2023年4月、初のDJ ADAM at名義によるアルバム『百物語』をTOWER RECORDS限定作品としてリリースした。