1990年に「LADY BLUE」でデビューした久松史奈の35周年イヤーが10月からスタートする。

その記念すべき幕開けは、1992年にリリースされた5thシングル「天使の休息」のセルフカバー。テレビドラマ「綺麗になりたい」の主題歌でもあったこの曲は、リリース後にじわじわとチャートの順位を上げてトップ10入り、累計50万枚を越えるヒットとなったメモリアルな楽曲だ。

それを今回、改めて作品化するにあたり心がけたのは、楽曲本来の魅力ということ。そのため特にボーカルは細心の注意を払い、いつの間にか少しずつ変わってきた歌い方を、今一度リセット。メロディーを忠実に歌うことを自らに課した。

その結果、変わらない久松史奈と変化した久松史奈が、面白いほど浮き彫りになった。きらめき感のある軽やかなデジタルなサウンドが印象に残る1992年のオリジナル、かたや生音のバンド感が強い2024年のセルフカバー。そうしたサウンドの違いはあるが、聴き逃せないのはボーカルだ。現在と比べても劣るところのないドッシリと存在感のある1992年のボーカルに驚かされ、そして時の流れをものともしない瑞々しく初々しい2024年のボーカルに驚かされる。

とはいえ歌詞の世界観はもちろん深く豊かに進化。当時21歳だった久松史奈がミュージシャンとしても、一人の人間としても、さまざまなことを経て歌うのだから“天使”の意味も、“休息”の意味もまた違って響いてくる。2024年版「天使の休息」、このセルフカバーが久松史奈の新しいメモリアルソングになる。

久松史奈デビュー35周年の幕開けは!あの名曲「天使の休息」のセルフカバー! 2024年10月16日デジタルリリース!


久松史奈「天使の休息 35th Anniversary Version」




2024年版「天使の休息」、このセルフカバーが久松史奈の新しいメモリアルソングになる。

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「天使の休息」アニバーサリーバージョン・リリース記念ツアー開催! 往年のシングル曲満載で回るレコ発東名阪ツアー!

Fumina Hisamatsu 35th Anniversary Tour
2024年10月26日(土) 東京・BlackHole
2024年11月1日(金) 名古屋・HOLIDAY NEXT NAGOYA
2024年11月2日(土) 大阪・HILLSパン工場

久松史奈オフィシャルサイト

久松史奈

1971 年 3 月 6 日、愛知県名古屋市生まれ。物心がつく頃から大の歌好きで、高校入学と同時にバンドを結成する。高校卒業後に出場したオーディションを足がかりに、1990 年、シングル「LADY BLUE」、アルバム『FRIENDS』でデビュー。張りのある歌声と圧倒的な歌唱力で注目される。
1992 年、シングル「天使の休息」が 50 万枚を超えるスマッシュヒット。その後も「微笑みながら」
「MAYBE」と立て続けにヒットを飛ばし、正当派女性ロックシンガーとしてガールポップ・シーンをリードする存在となる。音楽以外でも、大沢在昌原作の NHK ドラマ“新宿鮫 無間人形”では主演・館ひろしの恋人役を見事に演じて脚光を浴びる。
1998 年、日本での活動にピリオドを打ち、音楽的に大きな影響を受けたロンドンに単身移住。2000 年、ロンドンにてエレクトロ・ロックバンド“NO-ARASHI( 脳嵐 )”を結成し、ウィーンのレーベル・Soundlab Entertainment よりアルバム『negative hands』をヨーロッパ全土でリリース。二度にわたるヨーロッパ・ツアーも成功させ、シングル「EMOTION」はドイツのクラブチャートにもランクインを果たした。
2005 年、活動拠点を日本に戻して音楽活動を再開。復活第一弾アルバムの『EGG ON TOAST』で久松流ロックがいまだ健在なことを証明する。その一方で 2007年には「天使の休息」などのセルフカバーと新曲からなる初のバラードアルバム『furnish』をリリース。ロックの枠に留まらないシンガーとしての実力を発揮する。
2010 年、デビュー 20 周年を機に自ら監修したベスト盤 3 枚組 BOX と復活後初となるアルバム『ENTRANCE』をリリース。25 周年を迎えた 2015 年はオリジナルアルバム『LiBRARY』をリリースし、アニバーサリーイヤーならではの“SINGLE COLLECTION LIVE TOUR 2015”と新作を携えた“LiBRARYTOUR 2015”を開催する。
2020 年、30 周年を記念して、これまで発表したアルバムを曲順通りに披露するタイムスリップ・シリーズ“GO AHEAD TOUR 2020”を開催。
2024 年 5 月、パンクロック・バージョンによるカバー曲「さよなら人類」(たま)をデジタルシングルでリリース。オリジナル曲とはまたひと味違う久松流ロックの形をアピール。
2025 年のデビュー 35 周年を目前に控え、キャリアを重ねるごとにジャンルを超えて広く深くなっていく音楽性と包容力を増していくボーカルに、アーティストとしての奥行きを期待させられる。

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