大阪のインディーロックバンド・ズカイ、約2年半ぶりアルバム『Goodbye2.0』配信スタート！東阪でリリースパーティも開催！

関西を中心に活動するインディーロックバンド、ズカイが2022年の『ちゃちな夢中をくぐるのさ』以来となる約2年半ぶりニューアルバム『Goodbye2.0』をリリースした。

アルバムは、2023年以降に配信シングルとしてリリースしてきた「S.O.S.(さいていおよびさいあく)」「キュウセッキン」「ビーッ」「降参宣言」「アマノジャクシー」など全8曲が収録される。その8曲からは、従来のインディーロックサウンドからロマンティック＆エレクトロ＆ダンス要素の強いサウンドへの変遷、そして2024年の活動休止期間を経て、音楽性や表現がよりストレートに変化してきたズカイの2年半が音に凝縮されたような、興味深いバンドの動きを汲み取ることができる。アルバムのティザーもYouTubeで公開されているのでチェックしてみよう。

リリース後には、アルバムのリリースパーティも開催決定している。3月29日に地元・大阪の心斎橋Pangeaで、4月6日に下北沢Threeで開催される。詳細は追ってアナウンスされるので、続報を待とう。

以下、まんくもからコメントが届いている。

Gt./vo. まんくも コメント
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ズカイのセカンドアルバムがリリースされます。すごく時間は長かったんですが、それでも短いなと感じるほどです。僕は何が大切か大切じゃないか、何が良いか悪いか白黒はっきりとさせたくなるタイプです。でも白黒はっきりさせるにはその対象が大きければ大きいほど答えを出すことが怖くなって、時間をたくさんかけてしまう癖があります。よく巷では行動することが一番大切だなんて話も出てくる。本当にそうだと思うし、そういうところが足りない自分を悔いている毎日です。悔いたとしてもここで諦めては今までの自分の人生に示しがつかないと思って、今日も身体をグイッと起こして小さな一歩を踏み出すわけです。そしてまた僕は考え、今までの自分を見つめ直して、ようやく答えのようなものが１つ産まれたわけです。

答えが産まれ、僕は新たな場所へ向かおうとします。元いた場所とは別れるわけです。さよならって言葉はどんな意味にも捉えられます。別にさよならって言葉は寂しいものでもありません。破局申請の歌詞の一部で、"僕ら2人で歳を取っても最後にはお別れ来るよね？"という部分があります。いついかなる時でも別れは必ず訪れるわけです。別に１日でも何十年でも別れは別れです。思い入れなんて感情はありますが、結局僕たちは別れをするために人と出会い、時間を共にするのです。そうやってたくさんの別れを積み上げてやがて自分との別れをするわけです。Goodbye 2.0。僕はそう名付けて元いた場所にたくさんの意味を込めてさよならをするのです。