モノンクル

吉田沙良と角田隆太によって結成されたジャズ、ネオソウル、エレクトロ、ポップスなど多くのジャンルを横断し音楽活動を続ける2人組ユニット。

2011年結成から、その時々で音楽スタイルを様々に変えながらも、詩情豊かな日本語詞の世界観とその歌声は常に音楽ファンからの高い支持を得ている。2018年「SpotifyEarlyNoise」に選出。20年シチズンクロスシーのCMソングとして書き下ろした「Every One Minute」を皮切りに、22年TVアニメ『ヴァニタスの手記』EDテーマ「salvation」、ソニー“Xperia 1IV”CMソング「Higher」、シチズンクロスシーとの2度目のタイアップソングとなる「READY」などのCM楽曲制作を行い、「FUJI ROCK FESTIVAL ’15」「SUMMER SONIC 2022」をはじめとする様々な国内フェスへ出演している。
2023年吉田沙良の産休のためインターバルを挟み、2025年に5枚目となるアルバム『僕ら行き止まりで笑いあいたい』をリリース。同年末には代官山UNITでのワンマンライブを成功させ、本格的に活動再開。2026年に、マネージメント/レーベルをBOLEROへ移し、初となるシングル『渦』をリリース。これまで多くの音楽ファンに支持されてきた音楽性はそのままに、新たなエッセンスを加え、新生モノンクルとして、より精力的に活動をしていく。


楽曲「渦」について

変わらないものなんてない。
その言葉を、モノンクルは問いとして手渡してくる。

新曲「渦」は、重力のあるビート感を土台に、予測不能なハーモニーと構成が絡み合う一作だ。コードが着地したと思った瞬間に地面が動く。そのスリリングな感覚は、まさに楽曲が描くテーマそのものと共鳴している。この曲には、変化を受け入れることの痛みと美しさを同時に肯定しようとする眼差しがある。思い通りにならない関係の中に宿る、名前のつけにくい豊かさ。その感触を、モノンクルは音と言葉で丁寧に形にしてみせた。歌詞に耳を傾けると、そこには等身大の2人がいる。白のスニーカーを一直線に並べても同じ景色は見えない。情けない喧嘩もある。それでも手を繋いで渦に呑まれていくことを、恐れではなく選択として描くその姿は、吉田沙良の歌声と混ざり合い、静かな強度を持って聴く者に届く。

そして、この楽曲にはもう一つの響きがある。これまで確かに多くのファンや音楽関係者を魅了してきたモノンクル。しかしその歩みは、常に思い描いた通りだったわけではない。予測のできない出来事や変化と向き合いながら、それでも音楽と真摯に向き合い続けてきた。「渦」は、そんな時間の先に生まれた一曲だ。これまでのキャリアで積み上げてきたものを大切にしながら、ここからさらに前へ。歌詞の世界と現実が静かに重なり合う、そんな作品でもある。

壊れて、直して、また向き合う。途方もないけれど、嫌じゃない。そんな言葉を2026年のポップミュージックとしてこれだけ鮮やかに鳴らせるバンドが、モノンクルだ。そして今回リリースする「渦」は、その本気を余すことなく刻んだ一曲である。


角田隆太からのコメント

楽曲「渦」について人と人との関係はどんなヴィジョンを描いていても100%思い通りの場所には辿りつかないし、時には渦に呑まれるように自分たちの力ではコントロールできないような状況に囚われて検討もつかないような場所に流されてしまうこともあるだろうと思います。でも変わることを受け入れることは、当初は想像することができなかったような美しい景色を見ることができる抽選券なのかも知れない。そんな詞のイメージに合わせて、予期せぬところに展開し続ける不思議な曲の構成になってます。是非そんな風にも聞いて楽しんでもらえたらと思います。そして変化を象徴する今作は、モノンクルがマネージメント/レーベルを前年までお世話になったSOCKETS MUSICからBOLEROに移籍しての一作目でもあります。『渦』そして、これからのモノンクルを今後とも応援してもらえたら幸いです。

<LIVE INFORMATION>

2026.4.19(日)「結いのおと 2026」@茨城県結城市北部市街地


Sound Produced byモノンクル
Vocal:吉田沙良 Drums:伊吹文裕 Other Instruments & Programming :角田隆太
Mix Engineer :染野拓 Mastering Engineer:山崎翼

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