Spotifyが2024年に躍進を期待する次世代アーティスト「RADAR: Early Noise 2024」注目の国内新進アーティストとして選出され、その活躍に期待が高まるシンガーソングライター・十明(とあか)。先月リリースしたばかりの5曲入りEP『僕だけの愛』から、新曲「蛹」のリリックビデオが本日公開になった。
「蛹」は蝶へと成長して美しく羽ばたく一歩手前の、見た目としてもグロテスクで醜い蛹と、今の十明自身を重ねて生み出された楽曲。これまでは弾き語りで曲を紡いできた十明が、この曲ではトラックを打ち込むところから始め、構築の仕方としても新たなトライアルとなった曲である。本日公開になった「蛹」の映像は、初期から十明の脳内にあったイメージを、気鋭の映像監督shota sainoが十明のイメージを汲み取りキャッチボールを重ねながら具現化し製作したリリックビデオになっている。
2022年11月公開映画『すずめの戸締まり』で主題歌のボーカリストとして新海誠監督とRADWIMPSに大抜擢され、昨年7月に野田洋次郎(RADWIMPS)プロデュースにより自身作詞作曲のオリジナル曲「灰かぶり」でシンガーソングライターとしてデビューを飾った十明。1st Digital EP『僕だけの愛』には、昨年リリースした既発3曲「灰かぶり」「Discord-disco」「僕だけが愛」と、「メイデン」「蛹」の2曲の新曲を収録。劣等感、焦燥感、嫉妬心…渦巻く感情。不器用で、危うさを纏いつつもどこかいじらしい人間味溢れるその姿を、主観と客観を行き来しながら、シニカルな視点で切り取りポップスへと昇華する、十明のソングライターとしての第一声となる5曲が収録されている。
また、今月からスタートするRADWIMPSの中南米ツアー「RADWIMPS WORLD TOUR 2024 “The way you yawn, and the outcry of Peace” [Latin America]」4公演へのゲスト参加も決定している。
十明 – 蛹 [Official Lyric Video]
[Release Information]
1st Digital EP「僕だけの愛」
2024年2月23日(金)配信中
1. 灰かぶり
2. Discord-disco
3. 僕だけが愛
4. メイデン
5. 蛹
十明 - 1st Digital EP『僕だけの愛』Trailer
[十明 Profile]
十明(とあか)
2003年生まれ、現役女子大生、シンガーソングライター。
中学時代はブラスバンドにてオーボエを担当。高校生になり軽音楽部に入部。念願だったバンドを結成したものの、1年も経たずに解散。仕方なく一人で弾き語りを始める。音楽への熱い気持ちを人知れず育みながら、自室のクローゼットで撮影した弾き語り動画をTikTokに公開し始める。
オリジナル曲に加え、カバーはボカロ、邦ロック、昭和歌謡、アニソン…とジャンルを超越した個性あふれる選曲センス、楽曲によって全く違った表情を魅せる変幻自在のボーカルに、じわじわとフォロワーを増やし続ける。それらのTikTok動画がきっかけとなり、2022年春、映画『すずめの戸締まり』ボーカルオーディションに参加。未だ何色にも染まっていないまさに原石といえるその天性の才能は、野田洋次郎と新海誠監督を魅了し、その歌声は世界中に響くこととなった。
2023年7月、満を持して配信シングル「灰かぶり」にてメジャーデビュー。作詞作曲を自身で手がけ、プロデュースは野田洋次郎。同年10月には「Discord-disco」、12月には「僕だけが愛」を配信リリースし、そのソングラインティングの多才さを披露。
2024年、Spotifyが躍進を期待する次世代アーティスト「RADAR: Early Noise 2024」に選出され注目の国内新進アーティストとして注目が集まる中、既発シングル3曲に加え新曲「メイデン」「蛹」を収録した1st Digital EP「僕だけの愛」を2月23日にリリース。報われず満たされなかった青春時代の感情を原動力に、現実と虚構を往来しながら少し冷めた視線で鋭く切り取り描く、美しくも棘のある十明の音楽がいよいよ動き出した。
Management▷voque ting
Label▷EMI Records/UNIVERSAL MUSIC