ルーツミュージックを基調としながらも、次世代の持つ独特なミクスチャー感覚でサウンドメイキングやメッセージを綴り、活動を続けているニューカマー、THE BERSERKERSを、彼らの思想やスタンスを最も体感することのできる楽曲「バーサーカーズのテーマ」が、この度配信リリースされる。この楽曲は先行してリリースした「バーサーカーズのテーマ(Chant Dub)」のオリジナルヴァージョンとなる。
彼ら自身が「テーマ」と名付けたこの曲の、ベーシックなビートとして選んだのは、シンプルで力強いワンドロップリディム。その上を、両手では数えきれない多種多様なサウンドパーツたちが、束になって音の波動を展開させている。
ハーモニーには洒脱さなどなく、歌詞はストレートパンチの連打のようで、一心不乱という言葉が似合う。3分に余すことなく詰め込まれたそんな彼らの全力は、いままでのリリース楽曲にはない、まさにこのアンセムチューン限りの特別な美徳となっている。
なお、今年7月に発表したアルバム『THE BERSERKERS』の1曲目に収録されている「Intro」は、今回の「バーサーカーズのテーマ」を引用して作られたものだ。実は、前述のアルバム『THE BERSERKERS』CDパッケージ版には、この楽曲がアルバムのラストにシークレット・トラックとして収録されている。こちらもTHE BERSERKERSのライブ現場で販売しているので、パッケージ派のユーザーにはこちらもおすすめである。
楽曲のミックスを手掛けたのは、日本屈指のルーツミュージックを得意としたレコーディングエンジニア、吉村健一氏。朝本浩文氏のプロデュースワークでなどで知られる彼による、繊細かつ大胆、そして丁寧なミックスで、このアンセム曲の作品力を支えている。このリリースに合わせて、青梅・天念寺で行われた音楽イベント「DOUGHNUT FES 2025」における彼らのパフォーマンス映像&近々のライブの様子を、You Tubeにて随時配信をしているのでチェックいただきたい。
リリース情報
配信日:12月17日
アーティスト名:THE BERSERKERS(ザ・バーサーカーズ)
楽曲タイトル:バーサーカーズのテーマ
レーベル名:Honō no Riddim
リンクファイア:https://linkcloud.mu/7779db8f
YouTube:https://www.youtube.com/@theberserkers_
アーティストプロフィール
2020年、新型コロナウイルスによる社会の混乱真っ只中、大学のサークルで出会った仲間たちで仮想的に結成した、総勢11人に及ぶ大所帯バンド。パンデミックによる空白期間を経て、2023年より本格的にグループとしての活動をスタートさせる。渋谷Roots、新宿REGGAE DUB club OPEN、立川A.A.Companyといったライブハウス/クラブを中心に、コンスタントにライブ活動を行っている。学内サークルで探求した、ルーツ・レゲエ/ダブミュージックを基軸としながらも、平成音楽、RPG、吹奏楽、ポストモダンなど、古今東西さまざまなエッセンスを横断した音世界・詞世界の創造に取り組んでいる。
