サザンオールスターズの新曲「Relay~杜の詩」が、今週9月18日(月・祝)に配信リリースされた。配信が開始になると、たちまち各ダウンロードサービスのランキングで1位を席巻!サザンが2023年に放つ新曲三部作のアンカーとして大きな注目を集めている本楽曲のミュージックビデオが公式YouTubeチャンネル等で公開となった!
長きに渡り音楽シーンの第一線を走り続ける国民的ロックバンド・サザンオールスターズ。今年はデビュー45周年ということもあり、6月に周年イヤーの開幕を発表して以来、3ヶ月連続新曲リリースに5年ぶりのメディア出演、ミュージックビデオの発表など、お茶の間を大きく賑わせている。いよいよ来週には10年ぶりの野外ライブとなる「茅ヶ崎ライブ2023」を控え、機運は高まる一方だ!そんな中、第一弾楽曲「盆ギリ恋歌」(7月17日配信)、第二弾楽曲「歌えニッポンの空」(8月2日配信)に続く、“サザン2023新曲三部作”のアンカーであり、ユニクロ「ヒートテック」CMソングとしてもテレビで話題を博している第三弾の新曲「Relay~杜の詩」が今週9月18日(月)に配信リリースされた!
9月頭に放送された桑田佳祐のレギュラーラジオ「桑田佳祐のやさしい夜遊び」(TOKYO FM/JFN系列 毎週土曜23:00~)にて、初オンエアされた「Relay~杜の詩」は、神宮外苑の再開発を知ったことをきっかけに書いた曲で、たった一度のオンエアが様々なメディアを巻き込み大きな反響を呼んだ。楽曲が歌っているのは、物事を一方的に批判するのではなく、“それぞれの立場同士で、今一度穏やかに対話をしよう“ということだ。メディアだけでなくSNSを通して、この曲を聴いたリスナー・読者・視聴者のなかで今一度議論が活発化し、神宮外苑の再開発問題においては計画がいま一度見直される動きも。この楽曲に込められた思いが、歌をこえて現実世界で少しずつ形になりつつあるのかもしれない。
前述した通り今注目を集めているこの曲は、静謐でありながらドラマチックなサウンドに大切な場所への愛と、未来への憂い、そして、人々がお互いを慮り対話を行うことへの切なる願いが込められたバラッドだ。本日公開されたミュージックビデオは、モノクロの世界で森や都会の街並みを歩く桑田佳祐と、街に息づく人々の営みを捉えるカラーの映像、歴史を感じる建物の中で和やかに演奏するサザンメンバーなどのシーンで構成されている。映像の監督を務めたのはサザンオールスターズのメンバーたちとは三回り近く歳が離れている新進気鋭の小林光大氏。小林監督は昨年リリースしたサザンのキーボーディスト原 由子のソロアルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』に収録されている「ヤバいね愛てえ奴は」のミュージックビデオを制作しており、今回は、「Relay~杜の詩」のもつ静謐だけれどもどこか力を秘めたドラマティックな世界観を、現代的な質感でアーティスティックに表現している。国民的ロックバンドであるサザンオールスターズが、次世代の若手クリエイターと手を取り、新たな作品を作るということもまた、より良い明日を夢見て、未来へと継なぐバトンの一つといえるだろう。
多くは語らずとも、「Relay~杜の詩」が持つメッセージを、本日公開されたミュージックビデオがより深く視聴者の心に届けるに違いない!