映画『ふしぎな岬の物語』(14)の原作「虹の岬の喫茶店」などメディアミックスが相次ぐ人気作家・森沢明夫による、“人を純粋に想う優しさ”をまっすぐに描き、多くの読者の心を震わせた「おいしくて泣くとき」がついに実写映画化。
監督を務めるのは、森沢氏の著書を映画化した『大事なことほど小声でささやく』(22)でもメガホンをとり、本作が 2 度目のタッグとなる横尾初喜。
主人公・心也を演じるのは、国内外に多くのファンを抱える「なにわ男子」のメンバーである、長尾謙杜。俳優としても躍進する長尾が本作で初の劇場映画主演を務める。
ヒロイン・夕花を演じるのは、アニメ映画『かがみの孤城』(22)で主人公の声を務め、「カルピスウォーター」14代目CMイメージキャラクターに抜擢されるなど活躍目覚ましい、當真あみ。
フレッシュかつ強烈に“今”を感じさせる注目の若手俳優 2 人が、一生に一度の切ないラブストーリーを紡いでいく。


主人公とヒロインを取り巻く豪華な大人キャストが追加発表!

この度新たに追加キャストが解禁!ひとりで子ども食堂を切り盛りし、不器用ながらどんなときでも息子に寄り添おうとする心也の父親・耕平を安田顕、心也の亡き母・南を美村里江、そして突然離れ離れになった夕花の幸せを願い続けながら、父の想いを受け継ぎ食堂を守る 30 年後の心也をディーン・フジオカが演じている。
そのほか、水沢林太郎、芋生悠、池田良、田村健太郎、篠原ゆき子、安藤玉恵といった実力派俳優たちが脇を固める。
本作への出演について、安田は「出演のオファーをいただく際、プロデューサーさんがお手紙をくださり、その想いに胸が熱くなりました」、ディーンは「このあたたかく、優しさに満ちた作品が、多くの方々の心に届き、少しでも社会に良い影響を生み出すことを、心から願っています」とそれぞれコメントしている。 

◆安田顕  コメント全文 

出演のオファーをいただく際、プロデューサーさんがお手紙をくださり、その想いに胸が熱くなりました。 

その後、森沢明夫さんの原作を拝読し、感動。 

大好きな小説。大好きな映画に出会えました。是非、ご覧ください。 

◆ディーン・フジオカ  コメント全文 

本作では、子ども食堂の存在がテーマのひとつとして描かれています。 

私自身がこれまで“FamBam フードドライブ”という食品寄付活動に取り組んで来たこともあり、この役を演じることが子ども食堂の支援活動へと繋がれば、という願いも込めて今作に挑みました。 

このあたたかく、優しさに満ちた作品が、多くの方々の心に届き、少しでも社会に良い影響を生み出すことを、心から願っています。  



ついに完成となったメインビジュアルは、抱き合う心也と夕花の泣き顔を捉えた切なさあふれる 2 人の姿が映し出され、足元にクローバーが広がる美しい情景にも目を奪われる。
新たに添えられた「世界のどこかで  君が笑っていますように」という印象的なコピーには、離れてしまっても相手の幸せを想い続ける切実さが表現され、さらに切なさを増す。
最下段には今回出演が発表となった 30 年後の心也(ディーン・フジオカ)と心也の父・耕平(安田顕)の姿も添えられている。 

あわせて解禁となった本予告。前回解禁となった特報映像は 30 秒という短さながら「映像みただけでもうるうるしてしまった」「透明感と切なさが溢れていて良作の予感…!」「ハンカチとティッシュもって観に行きます」とすでに涙を予想した感想とともに瞬く間に広がり、公式 SNS は 1 日もたたずにフォロワー数が 1 万人を超え、YouTube ではあっという間に 50 万回再生を超えるなど大きな反響を呼んだ。
今回の本予告では、母親を亡くした心也と家に居場所のない夕花、それぞれ孤独を抱えた 2 人が心を通わせていく様子から突然の別れまでが描かれる。
30 年の時を経て、大人になった心也のもとに届いた、夕花が姿を消した秘密とは──?  

心也と夕花が思いの丈を叫ぶ声とともに、感情を高めていくのはこの度初解禁となる主題歌「フィラメント」。手掛けるのはテレビアニメや映画、ドラマなど多くの主題歌を担当し、その透明感あふれる歌声で全世代から熱い指示を集めるシンガーソングライターUru。
森沢明夫原作の映画「夏美のホタル」(16)の主題歌が自身のデビュー曲で、森沢作品 2 度目の主題歌を務める。タイトルの“フィラメント”とは、電球・真空管などの内部にあり、電流を流して熱電子を放出する線のこと。
本作への主題歌に込めた思いについて、「起きていることは辛く苦しい事なのだけれど、この作品の登場人物全員に凛とした強さと太い芯のようなものを感じ、それをそのまま曲にしました。
苦しみや悲しみの中で途絶えそうになっても、小さな明かりだけはずっと灯していたいなと思いながらこの「フィラメント」を歌いました」とフィラメントがなしている役割と本作に描かれる心也と夕花の思いを重ねた。
楽曲について横尾監督、原作の森沢明夫、そして主演の長尾謙杜がコメントを寄せており、長尾は「Uru さんの歌詞、歌声からパワーや希望を感じ、 『おいしくて泣くとき』の青さ、切なさも見事に表現してくださっていて感動しております」と感謝を述べている。 

離れてしまう切なさとそれでも相手の幸せを願う強い想いをまっすぐに伝える本作。二人の再会は叶うのか、心也が交わした約束は果たせるのか―――ぜひ劇場で見届けてほしい。 

◆長尾謙杜(主演)  コメント全文 

この歌を聴いた時、とても映画にぴったりだと感じました。 

心也と夕花の日々が詰め込まれた歌詞で、僕は撮影の日々をすぐ思い出しました。 

映画を観られる方は曲を聴くだけでたくさんのシーンがふわっと頭に浮かんでくるんじゃないかな? 

Uru さんの歌詞、歌声からパワーや希望を感じ、 

『おいしくて泣くとき』の青さ、切なさも見事に表現してくださっていて感動しております。 

Uru さんの歌声で『おいしくて泣くとき』をより華やかにして頂き、大変嬉しく思います。 

◆横尾初喜(監督)  コメント全文 

Uru さんの優しくも芯のある歌声が、心也と夕花の心の中を映し出してくれているようで 

初めて聞かせていただいた時、心震えました。 

書き下ろしていただき本当にありがとうございます。 

映画とともに、この歌がたくさんの方々の心に届くことを願っています。 
 
◆森沢明夫(原作者)  コメント全文

初めて『フィラメント』を聴いたとき、切なくも優しい心也と夕花の心情が胸に沁みてきて、思わずウルっとしてしまいました。
心に傷を負いつつも必死に未来を見詰める人たちの救いとなる「応援歌」にも聴こえます。 

◆Uru  コメント全文 

起きていることは辛く苦しい事なのだけれど、この作品の登場人物全員に凛とした強さと太い芯のようなものを感じ、それをそのまま曲にしました。 

10 年という言葉が歌詞に出てきますが、私もこれまでの 10 年を振り返る事ができましたし、これからの 10 年の中で、心也や夕花のように変わらず自分らしさと小さな夢を燃やし続けていこうと思えた作品です。 

苦しみや悲しみの中で途絶えそうになっても、小さな明かりだけはずっと灯していたいなと思いながらこの「フィラメント」を歌いました。 

人の温かさや、誰かを想う事で強くいられること、夢や希望を持ち続ける強さや勇気を感じることのできるこの作品と共に、この曲がみなさんの心に響いてくれたら嬉しいです。

主題歌を歌わせていただき、ありがとうございました。 

<Uru  プロフィール> 
聞く人を包み込むような歌声と、神秘的な存在感で注目を集めるシンガー。 
YouTube へのカバー動画投稿から活動を始め、2016 年に 1st single「星の中の君」でメジャーデビュー。
デビュー以降は、代表曲「フリージア」「プロローグ」「あなたがいることで」「それを愛と呼ぶなら」等、幅広い世代に愛される楽曲を発表。ドラマ・アニメ・CM 等で多くの主題歌やテーマソングを書き下ろし、シンガーソングライターとして高い評価を集める。
2021 年にはデビュー前より目標にしていた東京国際フォーラム ホール A での単独公演を、2022、23 年と全国ホールツアーを開催。デビュー以来、リリースとライブを重ねるほどにその名前を浸透させている。  

【ストーリー】
幼いころに母親を亡くした心也と、家に居場所がない夕花。同級生の二人はひょんなことから「ひま部」を結成、孤独だった二人は互いに距離を縮めていく。
しかし、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう。行き場のない想いを抱えたまま、交わした約束を胸に彼女を待つ心也。
突然の別れから 30 年、明かされる彼女の秘密。その秘密を知った時、あなたもきっと涙する─。 
予告 YouTube リンク: https://youtu.be/qER-uSRCW_E
◆『おいしくて泣くとき』公式サイト 
https://movies.shochiku.co.jp/oishikute-nakutoki/   
◆『おいしくて泣くとき』公式 SNS 
X:https://x.com/oishikutenaku
Instagram:https://www.instagram.com/oishikutenaku
TikTok:https://www.tiktok.com/@oishikutenaku

©2025 映画「おいしくて泣くとき」製作委員会 

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