アーティストと会社員の二刀流で活躍中のバンド・少年キッズボウイが、10月15日に東京・下北線路街空き地にてバンド初の野外フリーライブを開催。
生憎の雨模様の中、アコースティック編成で全7曲をパフォーマンスし、約200名の観客と共に”雨の下北沢”の空に少年キッズボウイのご機嫌なミュージックを響かせた。
なんとか持ち堪えていた空模様は、リハーサル段階で雨が降り始め、雨足が強くなった段階で本番がスタート。
なお、今回のフリーライブは、立地が住宅街ということもあり、アコースティックギター2本、トランペット、フルートというこの日のためのアコースティック編成で行なわれた。
1曲目は、「スラムドッグ・サリー」。
普段はベース担当の服部は、“フルート”で参加し、心地よい音色を響かせ、存在感のあるパフォーマンスを披露した。
続く「君が生きる理由」では、大勢の観衆が大きなクラップを響かせ、ライブに華を添えた。
ここで、アキラ(Vo)が「少年キッズボウイです!雨の中に集まってくれてありがとうございます。
私たちは全員が社会人をしながらアーティスト活動をしています。」と挨拶。
ここから、雨のシチュエーションに映える、「海を見に行く」をしっとりとプレイすると観客は、アキラのボーカルに酔いしれていた。
「今、下北沢でライブをやらせてもらってるんですが、下北沢の曲をやります。」と山岸(Gt)が話し、配信リリースしたばかりの新曲「下北沢ターミナル」を披露。
しとしとと雨が降る中、メンバーきもすのトランペットがしっとりと響き、心地よい音楽空間が広がっていく。
至福の時間を終えると、山岸が『「下北沢ターミナル」を聴いてくれた小田急線下北沢駅の係員の皆様が、”少年キッズボウイを応援しています”というポスターを作成してくれて、駅構内に貼ってくれています!』とMCで話し、楽曲を通して生まれた、少年キッズボウイと小田急下北沢駅の係員の絆を話した。
下北沢との想いを話しながらも一転して、”中野”の楽曲「中野シャンゼリゼ」をパフォーマンスすると、観客からは笑顔がこぼれた。
アコースティック編成ながらファンキーなプレイに、集まった観客は思い思いに体を揺らし、雨のライブを心から楽しんでいた。
ここで告知として、12月10日にメジャー1st EP「もっと少年キッズボウイ」のリリースを改めて伝え、さらに、2026年1月24日よりスタートする東名阪ツアー「少年キッズボウイのお楽しみ会〜もっと少年キッズボウイ東名阪行脚〜ぜってぇ来てくれよな!」の開催を発表。
ライブも終盤になると、”雨に打たれて気が晴れるまで・・”という歌詞が印象的な「キスをしようよ」が雨の野外ライブという状況とマッチ。ここでボーカルのアキラが客席にある土管に飛び乗ってパフォーマンスをすると観客も今日一番の盛り上がりを見せた。その勢いのままラスト「ぼくらのラプソディー」に突入し、メンバー、観客ともに笑顔でライブは終了した。
また、映像作家の加藤マニが監督を務め、楽曲をまさに実写化したような「下北沢ターミナル」のミュージックビデオもYouTubeに公開された。
■「下北沢ターミナル」MV
メジャー1st EP「もっと少年キッズボウイ」のリリースをはじめ、リリースツアー開催と、社会人との2刀流アーティストがガムシャラに活動を展開している。
ぜひ彼らの活動に注目してもらいたい。
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■「下北沢ターミナル」リリース記念下北線路街 空き地フリーライブ セットリスト
01.スラムドッグ・サリー
02.君が生きる理由
03.海を見に行く
04.下北沢ターミナル
05.中野シャンゼリゼ
06.キスをしようよ
07.ぼくらのラプソディー
※下北線路街 空き地ホームページ:https://senrogai.com/akichi/

■東名阪ツアー「少年キッズボウイのお楽しみ会〜もっと少年キッズボウイ東名阪行脚〜ぜってぇ来てくれよな!」
・2026年1月24日(土)大阪・心斎橋Live House Pangea
OPEN 17:30 / START 18:00 ※ゲストあり
・2026年2月7日(土)愛知・新栄CLUB ROCK’N'ROLL
OPEN 18:00 / START 18:30 ※ゲストあり
・2026年2月20日(金)東京・下北沢シャングリラ
OPEN 19:30 / SART 20:00 ※ワンマン
チケット先行受付中〜10/28(火)23:59まで
https://eplus.jp/shonenkidsboy/