昨年公開、映画『すずめの戸締まり』で主題歌のボーカリストとして新海誠監督とRADWIMPSに大抜擢された十明が、この度、自身作詞作曲のオリジナル曲「灰かぶり」にて、野田洋次郎プロデュースのもとデビューする。
普通の女子大生だった彼女が、TikTokで発掘され、一躍その声を世界中に轟かすことになったシンデレラストーリーのようであるが、それまでに歩んだ道は決して順風満帆ではなかった。満たされず報われなかった青春時代に育んだ感情を、やっと、音楽として吐き出すことができた十明の第一声となる「灰かぶり」。
インパクトあるファーストビジュアルはRdrah(ルドラ)が手掛けた。また、デビューに先駆けて、本日7月3日(月) 21時30分よりTikTokライブ配信にて弾き語りライブの実施が決定した。十明、デビューシングル「灰かぶり」7月5日(水)配信、乞うご期待。
▶︎プロデューサー/野田洋次郎コメント
彼女の歌を聴いていると湧き上がってくる不思議な形の感情。
彼女が持つ歪んだ、でもまっすぐな、怖いくらい純真な感情。
この気持ち、自分も知っている。かつてたしかに自分の中にもあった。ドロドロと美しい、悍ましい感情。いつの間にか蓋をした。平気な顔がうまくなった。
でも彼女は違う。彼女の蓋は小さすぎてとても塞ぎきれない。溢れ出てくる。
彼女の歌は叫んでいる。あんなに聞き心地のいい軽やかな声が、叫びとして響いてくる。
「私を見て」。自分の凡庸さを、美しさを、劣等感を、強さを、見て。そんなふうに聞こえてくる。すごい歌だなと思う。
今も次から次に歌が生まれています。その度にえも言えぬ興奮を覚えます。
「灰かぶり」は十明という物語の入り口。ぜひ、この先も楽しみにしていてほしいです。
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