日本音楽界の至宝、細野晴臣。
1973年5月25日に発売されたソロ・デビュー作『HOSONO HOUSE』のリリースから50周年となる今年、50周年記念盤としてオリジナルの仕様を完全再現した重量盤LPレコードのリリースや、2019年に収録曲を新録し細野本人がアレンジ・プログラミング・エンジニアリングを自身の手で新たに構築した『HOCHONO HOUSE』のアナログレコード再プレスが決定するなど、大きな注目を集める中、アルバム収録曲「恋は桃色」の7inchアナログがリリースされることが発表された。
『恋は桃色 -50th Anniversary Limited Edition-』として7月9日の細野晴臣の誕生日にリリースされる本作はA面に『HOSONO HOUSE』のオリジナルバージョンを、B面に『HOCHONO HOUSE』バージョンを収録、ファーストソロアルバムから50年を経て今も進化を続ける、細野自身を表すような作品となっている。
ジャケットは表裏にそれぞれの作品をデザインし、クリアヴァイナルでリリースされるスペシャルな7inchアナログとなっており、大きな注目を集めそうだ。
また、5月25日の『HOSONO HOUSE』 50周年を記念し、細野とも親交が深いモデル・女優の水原希子がショートムービー企画をプロデュース。水原がキュレーションした国内外のクリエイターによる『HOSONO HOUSE』、『HOCHONO HOUSE』収録曲 (「恋は桃色」、「ろっかばいまいべいびい」、「福は内 鬼は外」、「CHOO-CHOOガタゴト」)のショートムービーが順次、細野晴臣SNSで開されるのでぜひチェックしてほしい。
細野晴臣 リリース情報
・『恋は桃色 -50th Anniversary Limited Edition-』
2023年7月9日(日)発売
7inch アナログ VIKL-30021 2,200円(税込)
・『HOSONO HOUSE 【50th 数量限定プレス盤】』
2023年5月25日発売 (オリジナル発売日◆1973年5月25日)
LPレコード KIJS-90038 4,400円(税込)
・『HOCHONO HOUSE』
全11曲収録
※CD VICL-65086/3,300円(税込)
※アナログ盤(再プレス) VIJL-60196 / 4,400円 (税込)
細野晴臣
1947年東京生まれ。音楽家。
1969年「エイプリル・フール」でデビュー。1970年「はっぴいえんど」結成。73年ソロ活動を開始、同時に「ティン・パン・アレー」としても活動。78年「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」を結成、歌謡界での楽曲提供を手掛けプロデューサー、レーベル主宰者としても活動。YMO散開後は、ワールドミュージック、アンビエント・ミュージックを探求、作曲・プロデュース、映画音楽など多岐にわたり活動。
2019年デビュー50周年を迎え、3月ファーストソロアルバム「HOSONO HOUSE」を新構築した「HOCHONO HOUSE」をリリース、6月にはアメリカ公演を行う。その模様を映画化したライブドキュメンタリー「SAYONARA AMERICA」が2021年に公開、50周年を記念した展覧会「細野観光1969-2019」が各地で順次開催中。