ヨルシカの新曲「左右盲」が映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(7月29日公開)の主題歌に決定した。
『今夜、世界からこの恋が消えても』は、一条岬の同名恋愛小説を、なにわ男子の道枝駿佑×福本莉子のW主演で映画化。眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロイン・日野真織(福本莉子)と、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透(道枝駿佑)の儚くも切ない愛の物語だ。

「左右盲」について、n-bunaは「相手の顔や仕草を少しずつ忘れていくことを左右盲になぞらえて書いた楽曲です。オスカーワイルドの幸福な王子を歌詞のモチーフにしています。」と今作の世界観を独自の解釈で捉え、形にしたとコメント。右と左のとっさの区別がつかない様を記憶が少しずつ失われていく真織になぞらえた、繊細で澄み渡りながらも切なさが溢れる楽曲に仕上がっている。

主題歌をひと足早く聞いた道枝は「映画の世界感にぴったりな、すごくいい曲だなと思いました。」と、『セカコイ』と楽曲の調和性について触れ、福本は「最後の歌詞が、この物語と同様に切ないところがすごくいいなあと思いました。ヨルシカさんに歌っていただけて嬉しいです!」と喜びを露わにしたとのこと。
また、ヨルシカの音楽を聴きながら本作を執筆していたという原作者の一条岬からは、「映画の余韻を彩ってくださる素晴らしい曲」と絶賛。映画音楽を統括している亀田誠治から「J-POPの地平線をくまなく見渡したところ、この『セカコイ』の物語性を表現できるのはヨルシカの世界観しか考えられず、ヨルシカと僕は音の往復書簡のようにやりとりを重ね「左右盲」という尊い楽曲が生まれました。」とのコメントも寄せられた。

また「左右盲」楽曲の一部を使用した最新予告映像が東宝YouTubeチャンネルで公開されている。90秒で、すでに涙なしでは見られない結末を予感させる本予告を是非チェックしてみよう。

©2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会

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