1984年にアルバム「よい」&シングル「週刊東京『少女A』」のWリリースでメジャーデビューをし、昨年デビュー40周年を迎えた爆風スランプ。

14年ぶりにメンバー全員が再集結し国民的大ヒットナンバー「Runner」をYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」での披露や、26年ぶりに新曲をリリース、同じく26年ぶりに行われたツアーでは、LINE CUBE SHIBUYAを完売にするなど、衰えることのない圧倒的演奏力と色褪せない楽曲の魅力が再び話題となったことは記憶に新しい。 

その「Runner」同様に国民的ヒットナンバーとして長く親しまれている楽曲「大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い」のMVがSony Music (Japan)YouTubeチャンネルにアップされた。リリースから36年、当時の映像をHDリマスター化したことによりクリアな映像となっている。

「大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い」は1985年発売2ndアルバム『しあわせ』収録の楽曲、「大きな玉ねぎの下で」のリメイクとして、1989年10月21日にシングルとしてリリース。

タイトルの“大きな玉ねぎ”とは、日本武道館の屋根の上に乗っている擬宝珠のことで、その擬宝珠が「大きな玉ねぎ」に見える事から付けられている。

<ペンフレンドの…>という歌いだしが印象的な楽曲だが、ペンフレンドに会うために日本武道館でのコンサートのチケットを送り、隣の席に相手が来るのを待ち続ける気持ちを歌った珠玉のバラード。

その原曲「大きな玉ねぎの下で」にインスパイアされて製作した映画『大きな玉ねぎの下で』が神尾楓珠と桜田ひより主演で本日2月7日より全国公開された。

それを応援するかたちで、当時のミュージックビデオが公開されたが、楽曲の切なさに加えて、当時のエモさを残した映像に、リアルタイムで楽しんでいたリスナーはもとより、今回新たにこの楽曲を知った新しいリスナーにも十二分に楽しんでもらえそうだ。

MV本編には、爆風スランプの日本武道館ライブでの「Runner」の歌唱映像も一部使われている。

このMVについて爆風スランプのボーカル、サンプラザ中野くんは

「45年前に「武道館には大きな玉ねぎが乗っかっている!」と認識した俺自身を褒めてあげたいです。このMVもとても懐かしいです。秘密の話ですが、演奏シーンは幕張メッセです。笑笑!

日本で一番有名なご当地ソング(当社比)。お楽しみください!」

爆風スランププロフィール

1982年、バンドコンテスト「EastWest」にて最優秀グランプリを獲得した「爆風銃」のメンバーだったファンキー末吉と江川ほーじん、優秀グループ賞を獲得した「スーパースランプ」のメンバーだったサンプラザ中野とパッパラー河合の4人で「爆風スランプ」結成。約2年間のアマチュア活動を経て、1984年8月、アルバム「よい」、シングル「週刊東京『少女A』」でメジャーデビュー。
パワフルかつファンクなサウンドと、ユニークで時に過激なパフォーマンスが話題を呼び、若者を中⼼に圧倒的な支持を得る。メジャーデビューからわずか1年余りの1985年12月13日⾦曜⽇に初めて⽇本武道館ワンマンライブを成功させる。1988 年には「Runner」が⼤ヒットを記録し、この年に初めてNHK紅⽩歌合戦に出場。1989 年、江川ほーじんが脱退し、バーベQ 和佐⽥が加⼊。現在のメンバーとなる。以後「リゾ・ラバ」「⼤きな⽟ねぎの下で〜はるかなる想い」「涙2」などをリリースし、90年代初頭の⾳楽シーンを盛り上げた。1999年4 ⽉に活動休⽌を発表。
2005年、2007年、2010年にはその日限りの復活ライブを実施。2024年、デビュー40周年を記念し、26年ぶりに新曲「IKIGAI」を8月25日にリリース。YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』に初登場。14年ぶりに現メンバーで「Runner」をパフォーマンスし、大きな話題に。10月23日(水)には初のメンバー選曲によるベスト盤「40TH Anniversary BEST ALBUM IKIGAI 2024」を15年ぶりにリリース。同時に東京・名古屋・兵庫を回るツアーを行った。活動休止以来の本格的な活動再開に業界内外から注目が集まっている。

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