9月11日(木)、「EXPO 2025 大阪・関西万博」の「EXPO アリーナ「Matsuri」」にて、横山会のメンバーによる一夜限りのスペシャルイベント「横山万博」が開催された。
 
“横山会”とは、横山を慕うSTARTO ENTERTAINMENTの関西出身アーティストたちで構成され、WEST.の桐山照史、濵田崇裕、小瀧望、なにわ男子の藤原丈一郎、大橋和也、Aぇ!groupの小島健、佐野晶哉が名を連ねる。
 
信頼をおける先輩後輩が分け隔てなく楽しむドライブ旅&バーベキューの様子が配信されるやいなや、各グループのファンの間で大きな話題になり、各グループのYouTubeチャンネル総再生回数は3本の企画で1700万再生を超えた。

先輩・後輩の会話から派生したBBQが、いつの間にか万博でイベントをするというビッグプロジェクトに発展。しかも、万博会場のある此花区は横山が生まれ育った地でもあるのだ。

「地元で行われる世界的イベントに、横山を慕う後輩たちと共に立つ」というなんともエモーショナルなシチュエーションが完成した。

そんな記念すべきスペシャルイベント…のはずが、当日、現場に衝撃の情報が入る!

気象庁が記録的短時間大雨情報を発表するほどの猛烈な雨の影響で交通機関が乱れ、横山とWEST.の桐山、濵田、小瀧が東京で足止め状態。もしかすると、横山抜きの「横山会」になるかもしれない。そんな大ピンチでも、直前のYouTube生配信では藤原、大橋、小島、佐野が笑いを交えながら頼もしくカバー。そして、生配信の最後には、WEST.の3人が滑り込み出演に成功。あとは横山の到着を願い開演の時間を待つことに。
 
しかし、現場には、横山をのせた飛行機は機材トラブルにより公演時間内の到着は絶望的に。
すでに会場入りしている7人は腹をくくって、いざステージへーー。

「主がいないですね」(佐野)、「横山万博なのに!」(藤原)とイジリながら、ファンを悲しませないようにトークで和ませるメンバーたち。そして、カラオケ採点機で一番高得点を出した者が勝者となる、最初の企画「歌うま王選手権」をスタート。 

と、その戦いの途中、横山からのテレビ電話が! 会場のモニターにスマートフォン越しの横山が映し出されると、「間に合わんかった。(『24時間テレビ』のマラソンでフィナーレに間に合った)あの俺が間に合わんのやで?」と悔しがる姿に客席も横山会のメンバーも爆笑。

さらに「盛り上げてほしいねんけど、俺おらんのに盛り上がるのもいやなんよ」と駄々をこねながらも「みなさん、本当にごめんなさい!」「またリベンジさせてください!」と伝えると、会場から温かい拍手が起こった。

「歌うま王選手権」は、濵田が『象』(SUPER EIGHT)、大橋『くしゃみ』(テゴマス)、佐野が『きみへのメロディー』(WEST.)を披露し、それぞれが高得点を叩きだす高レベルの戦いを見せる。

そんな真剣勝負がつづく中、小島はステージを縦横無尽に動き、会場を巻き込みながら『LOVE YOU ONLY』(TOKIO)を熱唱。惜しくも4人の中では最下位となったが、小島のカラオケを楽しみにしていた横山からは、「俺の中では100点」とテキストメッセージが届いた。
 
イベント後半は、くじで選ばれたメンバーが考えるランキングを、みんなで予想するというバラエティ企画。今回は藤原が横山会の中の「男前ランキング」を考え、それぞれが自分の順位を予想。わちゃわちゃのやりとりや、愛あるディスり合いに会場の笑いも絶えなかった。藤原の選んだ1位はもちろん横山。配信を見ている横山へカメラ越しに「大好き」と想いを伝えると、横山からも「俺も大好き」とスマホ上でメッセージが。そんな公開告白に、客席にほっこりした空気が漂った。
 
思わぬハプニングが重なった今回のイベント。もちろんメンバーたちの悔しさや観客への思いは残るが、だからこその一体感と温かさが会場にあふれ、どんな状況でも成立させるチーム関西の底力が証明された。

絶対絶命のピンチを笑いに変え、なにくそと前に進む。横山の背中を見て育ってきた後輩たちの姿には、関西に脈々と受け継がれてきたDNAが確実に存在していた。

今回かなわなかった“全員揃っての横山会”は、リベンジとして、またいつの日かにーー。

「横山万博」見逃し配信期間 2025年9月15日(月・祝)19:00 ~ 9月22日(月)23:59まで

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