指原莉乃がプロデュースを手がけるアイドルグループ≠ME(ノットイコールミー)。
12月10日(水)に11thシングル『排他的ファイター』のリリースを控えるなか、毎年恒例となっている「≠ME 特別公演 2025」が11月28日(金)・11月29日(土)に東京都・有明アリーナにて2日間にわたり開催された。29日公演のチケットはソールドアウト。1万人を動員した。
開演時間になると、冨田菜々風がセンターステージに姿を現し、『「≠ME 特別公演 2025」へようこそ!』と挨拶。そこから本公演のコンセプトが明かされ、今夏開催の≠ME 全国ツアー2025「We want to find "カフェ樂園"」で大航海の果てに辿り着いた"カフェ樂園"で偶然発見したジャングルが舞台となっていることが伝えられる。今夏の船旅に続くコンセプチュアルな世界観に観客の期待が膨らむなか、冨田の「このジャングルの動物は、楽器が演奏できます!」という掛け声とともに動物の被り物を身に付けたバンドメンバーのシルエットが映し出され、ギター・ベース・ドラム・キーボードによる生バンドならではの厚みのあるサウンドが会場内に響き渡る。
その勢いのままOvertureが始まり、≠MEが登場。生演奏の『「君の音だったんだ」』から公演の幕を開けた。『す、好きじゃない!』『偶然シンフォニー』『まほろばアスタリスク』と生バンドが映えるナンバーが続き、自己紹介パートでは、贅沢な生演奏に乗せてメンバーそれぞれの声とダンスが会場を魅了した。
続いてのパートでは、姉妹グループである=LOVEと≒JOYの楽曲をユニットメドレーで披露。29日の公演では、永田詩央里・本田珠由記が≒JOYの天野香乃愛・山野愛月によるユニット楽曲『0120お助け屋さん』を、尾木波菜・落合希来里・河口夏音・櫻井もも・菅波美玲が≒JOYの楽曲『ピーチティーとピーチパイ』を、蟹沢萌子・川中子奈月心が=LOVE楽曲『ラストノートしか知らない』を、鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風が≒JOYの市原愛弓・大信田美月・村山結香によるユニット楽曲『だだだ、だって。』をそれぞれ披露した。≠MEの珍しいパフォーマンスに、会場には繰り返し歓声が響いた。次いで本田がセンターを務める楽曲『てゆーか、みるてんって何?』、菅波がセンターを務める楽曲『マシュマロフロート』、鈴木がセンターを務める楽曲『ポニーテール キュルン』と盛り上がる楽曲が続けて披露され、会場の熱気は一層高まっていく。
今年4月リリースの≠ME 10th 両A面シングル「モブノデレラ/神様の言うとーり!」の『モブノデレラ』の衣装に着替えた≠MEが登場すると、先ほどまでの活気あふれる雰囲気からは一変。ステージにバンドセットが再び現れると、『モブノデレラ』が披露された。
スポットライトの外側に視点を当てた≠MEにとって初となるミディアムバラード調の本作は、主人公になれないモブの気持ちを歌った歌詞が多くの人々の共感を呼んだとともに、≠MEの新たな境地を切り開いた楽曲である。さらに、生バンドで届けられた『モブノデレラ』はサウンドの厚みがいっそう増し、楽曲が持つ世界観を鮮明に際立たせるパフォーマンスとなった。
『ラストチャンス、ラストダンス』で本編が締めくくられたかと思われたが、『排他的ファイター』の衣装を身にまとったメンバーが再び登場し、12月10日(水)発売の11thシングル『排他的ファイター』を披露。本楽曲はリリースイベントではすでに披露されていたが、コンサート会場でのパフォーマンスは「≠ME 特別公演 2025」が初めてとなった。「なんで人生ってしょうもないんだろう」と人生に悲観する主人公が、そこから立ち上がろうとするリアルな心の葛藤を描いたこの楽曲は、これまで≠MEの多くの楽曲で扱われてきた「恋愛」や「青春」の要素を含まない挑戦的な一曲である。フロアを用いた難度の高いダンスパフォーマンスも特徴で、11月11日(火)に公開されたMusic Videoは約3週間で早くも430万回を突破している。一糸乱れぬダンスと力強い歌声が満員の会場を支配し、観客を一気に引き込む空間が広がっており、改めて≠MEの表現力の幅を感じられる圧倒的なパフォーマンスだった。
アンコールでは、サプライズ発表として≠ME 7周年コンサート「≠ME 7th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」が2026年2月23日(月・祝)に神奈川県・Kアリーナ横浜で開催されることが発表された。これを受け、リーダーの蟹沢は「さいたまスーパーアリーナに立たせていただいて、沢山の皆さんと≠MEのお誕生日を一緒にお祝いできるのが嬉しいなと改めて感じたので、7周年も大きな会場で周年コンサートを開催させていただけて本当に感謝でいっぱいです!」と感謝の気持ちを伝えた。そして、『「君と僕の歌」』は、ペンライトをエメラルドグリーンのグループカラーに染めて披露。蟹沢は「ステージから見える景色が、グループロゴのダイヤモンドみたいに見えるんですよ!私たちも皆さんの毎日をダイヤモンドみたいにキラキラに彩れるようにこれから頑張っていきたいと思います!」とコメント。最後は「よいお年を!」というかけ声でメンバーがステージを降りると、ステージには冨田一人が残り、「今年は、皆さんが沢山そばにいてくれたおかげで本当に楽しい一年でした!まだまだ夢の場所もありますし、沢山の皆さんとこの先もずっと一緒に大きなステージに行けたらいいなと思っているので、これからもそばにいてください!今日は本当にありがとうございました!」とファンへの感謝と未来への想いを語り、公演を締めくくった。
実施概要
■イベント名:「≠ME 特別公演 2025」
■日程・時間:2025年11月29日(土) 開場 13:30/開演 15:00
■会場:東京都・有明アリーナ(東京都江東区有明1-11-1)
■出演メンバー:
尾木波菜・落合希来里・蟹沢萌子・河口夏音・川中子奈月心・櫻井もも・菅波美玲・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風・永田詩央里・本田珠由記
セットリスト<11月29日(土)公演>
M-0 Overture
M-1 「君の音だったんだ」
M-2 す、好きじゃない!
M-3 偶然シンフォニー
M-4 まほろばアスタリスク
M-5 最強のラブソング
M-6 ワタシアクセント
<ユニットメドレー曲>
M-7 0120お助け屋さん ※≒JOYの楽曲
M-8 ピーチティーとピーチパイ ※≒JOYの楽曲
M-9 ラストノートしか知らない ※=LOVEの楽曲
M-10 だだだ、だって。 ※≒JOYの楽曲
M-11 てゆーか、みるてんって何?
M-12 マシュマロフロート
M-13 ポニーテール キュルン
M-14 モブノデレラ
M-15 天使は何処へ
M-16 君はスパークル
M-17 はにかみショート
M-18 秘密インシデント
M-19 神様の言うとーり!
M-20 ラストチャンス、ラストダンス
M-21 排他的ファイター
<ENCORE>
EN-1 君を見かけた
EN-2 初恋カムバック
EN-3 僕たちのイマージュ
EN-4 「君と僕の歌」
プレイリスト
Day1 https://not-equal-me.lnk.to/Ariake_Day1
Day2 https://not-equal-me.lnk.to/Ariake_Day2
ライブ情報
≠ME 7周年コンサート「≠ME 7th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」開催決定!
日程:2026年2月23日(月・祝)会場:神奈川県・Kアリーナ横浜
https://not-equal-me.jp/news/detail/6885
詳細、チケット情報などは追ってお知らせいたします。
リリース情報
■12月10日(水) 11thシングル『排他的ファイター』が発売!
商品概要はこちら
https://not-equal-me.jp/news/detail/6810
■『排他的ファイター』各種サブスクより先行配信中!
https://not-equal-me.lnk.to/Haita-teki_Pre
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