2人組アーティスト・ゆずが9月29日(金)、神奈川・横浜に開業した世界最大級の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」のこけら落としライブ「YUZU SPECIAL LIVE 2023 HIBIKI in K-Arena Yokohama」初日公演を開催した。
ゆずはこの日から10月1日(日)までの3日間、それぞれコンセプトの異なる内容でこけら落とし公演を開催。初日公演は「BLUE×FUTARI」と題した、北川悠仁と岩沢厚治の二人による弾き語りライブ。ステージの正面に向けて配置された扇形の客席は、コンセプトカラーである青色のTシャツを身に着けた2万人のファンで超満員。オープニング後、マイクスタンドのないセンターステージに立った北川と岩沢は、アコギの生音、二人の生声だけで路上ライブ時代から歌い続けている楽曲「シュビドゥバー」の一節を披露。初めての会場で、初めて響かせたのは、ゆずの生声と観客の歌声だった。
北川悠仁は「このコンサートをやるときに、どんなことをやろうかいっぱい考えました。答えはシンプルだった。俺たちの音楽を、想いを、歌を、この広い会場に響かせる。そして君たち一人ひとりの想いを、歌声を、この会場に響かせること。そして付けたタイトルが“HIBIKI”です。今日は俺たちとみんなで声を出して響き合わせて、一緒にこの会場のこけらを落とそう!」とファンへメッセージ。代表曲「栄光の架橋」「夏色」など新旧のヒット曲を惜しみなく披露し、会場を熱狂の渦に包んだ。
今回のKアリーナ横浜の開業を祝して、横浜市が一体となって今回のこけら落とし公演を盛り上げ。公演期間中、みなとみらいエリアを中心とした18施設117店舗では、対象のサービスを利用することで限定ノベルティをプレゼント。最寄りの横浜駅では日産とコラボレーションした広告による駅ジャックが実施され、ライブ開催の3日間、みなとみらいのシンボルである観覧車・コスモクロックがゆずのマスコットキャラクター「ゆず太郎」とコラボするなど、街全体が“ゆず色”となっている。