世界的人気ガールズバンドBAND-MAIDが、国内外で開催中の結成10周年記念ツアーのうち、北米ツアーを完走した。

2023年5月にアメリカ野外フェス3本含む9公演、一時帰国のうえ再度渡米した8月にはアメリカ3大野外フェスLollapalooza Chicago とメキシコ公演含む10公演となる、全19公演の北米ツアーを走り抜けた。

8月4日に出演したロラパルーザシカゴは日本人バンドとしてX JAPAN以来13年ぶりの出演、NewJeansらとともに、地元のメディアでも今年の要注目アーティストとして取り上げられるなどアメリカでの存在感は増すばかり。大歓声を受け堂々たるステージを披露し、その勢いのままツアーがスタート。各地ソールドアウトを記録するなど、各地を熱狂の渦に巻き込んだ。また、アメリカ公演の最終日となるアナハイム・House of Blues Anaheimのお給仕(ライブ)では、チケットは即完売。2000名の主人様・お嬢様(ファンの呼称)が会場を揺らした。

実に5年ぶりとなるメキシコシティ・Pabellón Oeste del Palacio de los Deportes 公演は8月18日に開催。ハリケーンなどの影響で豪雨となったこの日だったが、会場に駆けつけたファンは公演開始の1時間前から「BAND-MAID!BAND-MAID!」とコールが鳴り止まないほどの熱量で、天候などもどこ吹く風。開演前ながら、満員の会場は大歓声で一つに。
大歓声に迎えられメンバーが登場すると、「DOMINATION」からスタート。終始割れんばかりのコールが続き、メンバーの一挙手一投足に歓声が巻き起こるなど、異様なほどの盛り上がりを見せた。8月4日に発売したばかりの配信シングル「Shambles」も早速披露するなど、全20曲を演奏。BAND-MAIDの公演を待ち侘びていた現地ファンを熱狂の渦に巻き込み、ソールドアウト続出の北米ツアーを大盛況のなか締め括った。

なお、BAND-MAIDは帰国後引き続き日本国内のツアーとなり、11月には千秋楽の横浜アリーナ公演が控えている。各公演既に完売が続いており、チケット情報は公式ホームページでチェックしてみよう。
全世界を揺らし続けるBAND-MAIDから目が離せない。


-SAIKIコメント-

5月、8月と駆け回った北米ツアーを完走し、長い旅路を終えて心に残る素晴らしい時間を過ごすごとができました。

鮮明に覚えているのはやはりLollapalooza Chicago 2023のステージで見た景色。
「日本のロックを届けるんだ!」と熱い気持ちで挑み、BAND-MAIDが奏でる音に引き寄せられて、世界中の方々がどんどん集まってきてくれる様には笑みがこぼれました。
最後に「We're BAND-MAID! from JAPAN!」と叫んだのは、誇らしくとても気持ちよかったからです。やってやりました!

8月は、アメリカを東から西へ移動しながら各地でお給仕をしていきました今回は挑戦としてミドルテンポの曲も多めに組み込んでみました。
ハードな曲ばかり盛り込むのがアメリカ公演では多かったんですが、表情が和らいでいったり、目を潤ませながらも見逃さないように視線を向けてくれていたのがとても記憶に残っています。特に「anemone」を演奏した時の待望感たっぷりの反応は意外でした。

そして、北米ツアーラストのメキシコ公演は5年ぶりだったのですが、今回も凄い歓声を聞かせてくれました。歌声もとても大きく、英語も日本語も関係なく多くの人が一緒に歌ってくれて。5年前もすごいパワーでしたが、今回も「さすがメキシコ!」という言葉がこぼれました。

アメリカやメキシコで得たパワーを日本のお給仕で曝け出したいと思います!
鍛えられたBAND-MAIDをお楽しみに。


関連リンク

一覧へ戻る