2018年に韓国でデビュー以来、様々なグローバルチャートを席巻し、現在は世界各国で大規模なワールドツアーを開催するなど、グローバルな人気を誇る韓国の8人組ボーイズグループ「ATEEZ」。
そんなATEEZが約1年10カ月ぶりとなる5枚目の日本シングル「BAD (Japanese Ver.)」を7月29日にリリースした。その発売を記念して、28日、東京・豊洲PITで発売記念ショーケースを開催。
こうして日本でショーケースを行うのは、昨年9月に開催された日本フルアルバム『Ashes to Light』発売時以来。その間ATEEZは、2月に13TH MINI ALBUM『GOLDEN HOUR : Part.4』、そして先月には14TH MINI ALBUM『GOLDEN HOUR : Part.5』をリリースし、自身3度目となる米・ビルボードのメインチャート「Billboard 200」の初登場1位を獲得! そのタイトル曲「BAD」は、中毒性の高い抑制されたフックと、一度見たら忘れられない「全員ノックアウトダンス」で世界中の話題をさらい、ATEEZのグローバルな人気はますます上昇!
6月に英・ロンドンで開催され、6万人以上を動員した世界的音楽フェス「BST Hyde Park」では、K-POPグループとして史上3組目のヘッドライナー出演という快挙を達成したのも記憶にあたらしい。
そんな話題沸騰中の「BAD (Japanese Ver.)」の生パフォーマンスを目撃しようとこの日集まったATINY(エイティニ:ファンの呼称)たちの期待が渦巻く中、青や白のライトが不穏に会場を照らすと、いよいよショーケースがスタート!
ステージの背後から客席に向かって明るく放たれた真っ白な照明にダンサーの姿が逆光で浮かび上がると、その間から赤と黒のロングコートを羽織ったSEONGHWAが姿を見せて、早速「BAD (Japanese Ver.)」をドロップ! 大歓声があがる中、総勢12名のダンサーを従え、ステージ狭しとめまぐるしくフォーメーションを変えながら客席の視線を奪っていくATEEZのパフォーマンス。
ミニマルなビートにタイトにダンスを乗せていく8人を援護射撃するように、サビでステージ背後からが炎が吹き上がると、会場からの掛け声もますます大きく響き、SANが赤いタンクトップをのぞかせながら「全員ノックアウトダンス」を繰り出して盛大に盛り上げると、曲終盤、真っ赤な逆光ライトを合図にSEONGHWAをセンターに踊り狂う8人。ショーケースとはいえ、その本気のパフォーマンスにあっという間に会場のボルテージは沸点を超えたのだった。
MC担当の古家正亨氏が登場し、8人の熱いパフォーマンスで煮え立った会場を落ち着かせると、息を整えたメンバーも再びオンステージ。「古家さん古家さん、愛してる愛してる」とリズミカルに唱えるMINGIを先頭に姿を現した8人は、「お久しぶりです! ATEEZの“BAD”、YUNHOです」「会いたかったです、SEONGHWAです」「久しぶりーこんにちはー、ATINYの宝物JONGHOです」などとそれぞれに挨拶。MINGIは「ho! ho!」と客席のATINYとコール&レスポンスをして盛り上げる。
シングルのジャケットでも着用している衣装で登場したATEEZを見て、「衣装カッコいいよね」と古家氏が語りかけると、SEONGHWAが「実はちょっと暑いんです……ジャケット撮影したのが冬だったんですけど、でも今はもう夏ですから」と苦笑い。すかさず「BAD, BADですよね~」と日本語で返すMINGIは今日も切れ味抜群。
椅子に腰かけ、久しぶりに再会した日本のATINYの顔をゆっくりと眺めながらのトークコーナーでは、海外を飛び回る日々の思い出として、SEONGHWAがイギリスでJONGHOと初めてミュージカルを観に行ったエピソードを披露すると、SANは、BSTフェスの天気と雰囲気のよさを語り、「機会があったら日本でも『SUMMER SONIC』にまた出たいです!」と話した。
今回のシングルについて、「ATEEZはこれからもずっと挑戦を続けて、様々なジャンルの音楽をATINYにお届けするという意味が込められていると思います」(JONGHO)、「これまでとは違った感じの日本語の曲を歌うことができて不思議な気持ちがしました。そして日本だけで見せることができる曲があるのも嬉しいです」(MINGI)と各々に語ると、HONGJOONGは、「僕が思うには、一つの単語で説明できます。“悪い”です。『BAD』も新曲も、悪いです」と簡潔に説明。
すると、悪いよりも“ワル”のほうが悪い感じがするという古家氏の助言に、「ワルのほうが発音がちょっと可愛いですね」(SAN)と、メンバーたちでひとしきり“ワル”の言葉遊びで盛り上がる一幕も。
そして話題の「全員ノックアウトダンス」をYUNHOが古家氏にレクチャーした流れから、メンバー8人全員でパフォーマンスするという思わぬ展開に会場は歓喜の声をあげたのだった。
これから日本のATINYと実現したいことを聞かれれば、YEOSANGは「単に目標を達成するだけのグループではなく、信じて観ることができるステージを披露できるグループになりたいと思っています。今日この瞬間も日本のATINYのみなさんと一緒に作る思い出になりますよね。いつも前に進める、とっても大切な思い出です」と思いを語ると、「これからも日本のATINYのために色々な日本活動をして、曲のタイトルは『BAD』ですけど、『GOOD』な思い出を作れるように頑張ります」とYUNHOはユーモアを交えて回答。
「BADなお悩み相談室」として、ATINYから寄せられたお悩みに8人が答えるコーナーでは、ダイエットのためにどうしたら食べる事を我慢できるかというお悩みに、「ダイエットしないでください! 今も十分綺麗ですから!」(SAN)と答えた矢先、「ウェイト(トレーニング)してください」と言うMINGIに「うるさい!」(SAN)と突っ込んだり、気になるあの子に声をかける勇気が出ないATINYには、「まず、ATEEZより好きな人がいるんですか? ちょっと嫉妬しますね。でも気持ちを隠すよりも正直に言った方がいいと思います。今からATINYは僕のものです。選択権はありません」(SEONGHWA)と問答無用のアドバイスを贈るのもATEEZらしい。受験で進路を悩んで知るATINYには、「難しいですけど……」と前置きをしながら、「何か一つに決めるのではなくで、二つあったらその二つを念頭に置いておいて、たとえば半年とか1年とか期間を決めて同時に二つのことをやってみると、その先が鮮明に見えてくると思います」とHONGJOONGがリーダーらしく思慮深い回答をすると、WOOYOUNGは「人生は一度きりなので、やりたいことをやるべきだと思います。その時に大事なのは、楽しむこと。楽しむ人には勝てないと言うので、望むことをしてほしいです。悩む必要はありません」と回答。それぞれのベクトルから説得力抜群の回答が飛び出すと、会場からは拍手が湧き起こったのだった。
最後は、ATINYが選ぶ「ATEEZ BAD AWARDS」と題して、テーマに沿ったランキングを発表。メンバーも結果を知らない中、「一番『BAD』のコンセプトが似合うメンバー」には、YUNHOの予想どおりSANが1位を獲得(2位はSEONGHWA、3位はWOOYOUNG)、「一番道に迷いそうなメンバー」1位には、メンバーから「やっぱり!」と声があがるYEOSANGが選ばれたものの、「たぶん今はHONGJOONGが1位だと思います」と、WOOYOUNGが最新ランキングにアップデートして会場を盛り上げる。
楽しい時間もそろそろ終わり。最後に日本のATINYに向けて、「こうして日本のATINYと一緒に過ごせて嬉しいです。これからももっといい思い出を作れるように頑張ります。今日もありがとうございました!」(HONGJOONG)、「今日は楽しかったですか? みなさんの期待に応えられるよう、一生懸命な姿をお見せします。ATINYの顔が本当に幸せそうなので、俺も幸せです」(MINGI)、「いつも日本のATINYが僕にたくさん愛情を表現してくれるので、日本に来るたびにとっても幸せな気持ちになります。僕は幸せという言葉が好きなので、これからも一緒に幸せな思い出をたくさん作っていきましょう!」(JONGHO)と3人とも日本語で言葉を届けると、「それでは新曲『Seeker』行きましょうか!」(HONGJOONG)と、シングル収録の日本オリジナル楽曲へ! アップテンポなロックナンバーに乗せて、メンバーが4人ずつ交代でステージから降り、客席の間を練り歩きながらATINYと至近距離で笑顔を交換していく。
ラストはJONGHOの突き抜けるハイトーンで力強く締めくくると、「いままで、ATEEZでした! 8makes 1team ! カムサハムニダ!」と挨拶をしてステージを後にしたATEEZ。彼らはこの後、8月1日の「Venue101」(NHK)、7日の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)への出演が決定しており、日本でも「BAD」旋風を巻き起こそうとしている。さらに8月4日~6日には神奈川・Kアリーナでファンミーティング「2026 ATEEZ FANMEETING ATINY’S VOYAGE : TINY MYSTERY IN JAPAN」が控えている。
約2年前に開催したファンミーティングも盛りだくさんな内容だっただけに、今回も期待大!
今年はATEEZと過ごす忘れられない夏になりそうだ。
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