シンガーソングライター由薫が、渋谷クラブクアトロにて、2nd Tour “Blue“のファイナル公演を行った。
夜明けを待つ青い光をイメージして”Blue“と銘打ったこのツアーでは、彼女がイメージする夢の世界へ誘うように、ボーカルだけで始まる「lullaby」からスタート。インディーズ時代から紡いできたパーソナルな楽曲「ヘッドホン」や「欲」、会場のファンとのコールアンドレスポンスを楽しむ「Blueberry Pie」や夏にリリースした軽快な「sugar」などを立て続けに披露。
サブスク1億再生に迫る勢いでロングヒット中の「星月夜」をじっくりと聞かせた後には、ライブのために制作した楽曲「Swimmy」などでラストスパート、本編最後には、現在放送中のABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『たとえあなたを忘れても』の主題歌「Crystals」などを披露し、由薫の足跡を辿るようなセットリストとなった。
ツアークライマックスにふさわしい溢れんばかりの熱気を帯びた会場に、由薫の声が降り注ぐ。『2nd Tour “Blue“は夜が明けていくさまを、その先にアルバム「brighter」でより輝く未来を』と、来年1月17日にリリースするアルバムへの想いも語った。
『今という時間は今だけ、このライブもみなさんの記憶の中にどこかで残り続けてくれたら』そんな願いと、ファイナル公演のひと時を噛み締め歌唱した「Crystals」では、それまでの熱気が静まり、ただただ彼女の透き通る声に包まれた空間が広がった。
また、ライブアンコールにはスウェーデンのプロデューサーデュオ“NOTD”がサプライズゲストとして登場!
楽曲「AM:PM」がSNSバイラルし話題のアーティストと、英語で由薫がコミュニケーションを取り、会場に通訳をする。そんなグローバルな光景も見られた。
披露したのは「AM:PM YU-KA ver.」アコースティックバージョン。NOTDの2人によるギターサウンドと、由薫の声で一夜限りのセッションを披露した。
そして「Crystals English ver.」も配信をスタートした。由薫はJ-POPの中でも洋楽のフレーバーを感じさせるような音楽性が注目されている。もともと英語詞でデモを作成していたという「Crystals」を改めて英語詞を書き直し、由薫の歌声によって洋邦の垣根を越え届く普遍的なバラードとして完成した。
来年1月17日には「星月夜」や「Crystals」をはじめ多数のタイアップソングも収録される1st AL「brighter」のリリースも控えている。是非こちらのEnglish ver.も聴きながら、楽しみに待っていてほしい。