サントリー食品インターナショナル(株)は、京都の老舗茶舗「福寿園」と共同開発した本格ペットボトル緑茶「伊右衛門」を3月4日(火)からリニューアルし、全国で発売します。それに伴い、新イメージキャラクターに奈緒さん、青木柚さんを起用し、新TV-CM「心に、京都を。春。」篇(15秒、30秒)を3月3日(月)から、同CMの予告編となる「心に、京都を。一足お先に。」篇(15秒)を3月1日(土)から、それぞれ全国で順次オンエアします。
「心に、京都を。春。」篇は、とある春の休日、都会で働く男性(青木さん)が久々に京都を訪れ、地元で陶芸家として活動する大学時代の先輩(奈緒さん)と再会。桜舞う縁側で一緒にお茶を飲みながら、静やかなひとときを過ごす姿を、原由子さんの名曲「花咲く旅路」に乗せて描いています。二人のやり取りを通じて、日本文化の象徴であり、日本人の心のふるさととも言える、“京都”が原点である「伊右衛門」のおいしさ、魅力を表現しました。
一番の見どころは、二人が数年ぶりに京都で再会するシーンです。奈緒さんのやさしい笑顔と「おかえり」という言葉の中には、せわしない日々を過ごす青木さん、そしてCMを見ている多くの方へ、心のやすらぎや、癒やしの時間を届けたいという「伊右衛門」のメッセージが込められています。
■CMストーリー
「心に、京都を。一足お先に。」篇(15秒)
画面中央に「伊右衛門」の新しいロゴがある抽象空間にて、「伊右衛門」のボトルを持った奈緒さんが登場し、カメラ目線で微笑むと、ロゴ部分が桜咲く春の京都を映し出す窓に変わります。「新しい伊右衛門、舞台は京都です。」というメッセージに続いて、ひらひら舞い落ちる桜の花びらに目を奪われる奈緒さん。「では、一足お先に」「よ、っと」と言いながら、軽やかに窓の外の風景へと飛び込んでいき、その先に広がる満開の桜を見上げて、うれしそうな表情を浮かべます。ここで「京都福寿園、伊右衛門」「まもなく」というナレーションと商品カットが入り、冒頭にも出てきた窓の外からひょっこりと顔をのぞかせた奈緒さんが「お楽しみに」と窓を閉めると、「伊右衛門」のロゴへと変わり、締めくくられます。
「心に、京都を。春。」篇(30秒)
新幹線の車窓から、春の京都の街並みを見つめる青木さん。目的地である京都の外れの窯元へ向かう道すがら、咲き乱れる桜を眺める姿に「世の中、簡単なことばかりじゃないけど」「久しぶりに帰る京都と、先輩は、全然変わってなくて」という心の声が重なります。桜並木の奥に窯元が見えてくると、視線の先には陶芸家となった先輩(奈緒さん)の姿が。気配に気付いて立ち上がった奈緒さんに会釈すると、包み込むようなやさしい笑顔と、「おかえり」という言葉が返ってきます。
シーンは変わり、桜舞う縁側にて。隣に座った奈緒さんに「都会はどうなん?」と聞かれ、「…まあ」と曖昧に応えながら、「伊右衛門」をひと口飲む青木さん。心のふるさとに戻って先輩と再会し、おいしいお茶を飲む穏やかな時間に、気持ちがほぐれていく青木さんと、そんな後輩の隣で幸せそうにお茶を飲む奈緒さんのカットに、「心に、京都を」「京都福寿園、伊右衛門」というナレーションが重なります。
■CM楽曲「花咲く旅路」
TV-CMソングとして流れるのは、1991年に発表されたサザンオールスターズ 原 由子さんのソロ・アルバム『MOTHER』に収録されている「花咲く旅路」。桑田佳祐さんにより作詞・作曲された、和の旋律が美しい日本が誇る名曲です。情緒あふれる歌詞とメロディが、CMのストーリーに穏やかな彩りを添えています。
■撮影エピソード
◇青木さんの晴れ男パワーで絶好のロケ日和に
青木さんの撮影は、窯元へ通じる桜並木を歩いているシーンからスタート。当日はセッティング中、雨がポツポツと降り出すあいにくの天候でしたが、本番開始の時間が近づくにつれて空が明るくなり、青木さんが現場入りする頃には穏やかな陽光が差し込む絶好のロケ日和に。桜吹雪が舞う中で行われた本番も、抜群のお芝居で瞬く間にOKを獲得し、幸先の良い幕開けとなりました。
◇圧倒的な存在感を放つ奈緒さんのキャラクター
「心に、京都を。春。」篇で、京都を拠点に活動する陶芸家を演じた奈緒さん。かつて映画で同様の役柄を演じたことがあるだけに、窯元のシーンでの所作も最初から様になっていました。実は奈緒さん自身、その映画をきっかけに陶芸にハマり、たまの休日に岡山県備前市の窯元へ通っていて、行くたびに陶芸の先生から「おかえり」と出迎えられているのだとか。それとは逆に、今回は奈緒さんが青木さんを出迎える立場ですが、「おかえり」という声かけによって湧き出る感情を実体験しているだけに、そのお芝居が醸し出す臨場感と説得力は圧巻でした。
◇3年ぶりの共演という現実と、CMがリンクした再会の場面
今回の撮影では、約3年ぶりの共演となった奈緒さんと青木さん。CMも大学の先輩と後輩の久しぶりの再会を描いたストーリーということで、お互いに「現実と同じでした」「またご一緒するのが楽しみでした」と語っていた通り、本番一発目からセリフはもちろん、表情や仕草にも、再会できた喜びが自然とにじみ出ていました。また、再会した奈緒さんと青木さんが縁側で「伊右衛門」を飲むシーンでは、無事に撮り終えた直後、青木さんが「初めてなんです」と、この場面が人生初の飲みカットだったことを告げると、奈緒さんは「あ、そうなんや! へぇ~」とうれしそうな表情に。ご自身がこれまでに経験してきた飲みカットとの違いなどを、身振り手振りで再現してみせながら、ひとしきり飲みカットトークに花を咲かせるひと幕もありました。
◇新しくなった「伊右衛門」のこだわりを体験
奈緒さんと青木さんに、新しくなった「伊右衛門」のこだわりについて体験いただくべく、撮影の合間を利用して、「伊右衛門」が目指した味わいである、急須で入れた温かい宇治煎茶と、ペットボトルの「伊右衛門」を飲んでいただきました。まず、宇治煎茶を飲んだ二人は、「メッチャいい香り」「落ち着きますね」「おいしい」とコメント。続いて、「伊右衛門」については、「旨(うま)みが詰まっていておいしい」「冷たくても香りが強い」「幸せな気持ちになります」などと語り、リニューアルのポイントである、豊かな香りや旨みを愉しまれていました。
また、その際、「一番茶」「石臼挽き抹茶」といった、「伊右衛門」で使用されている一部の茶葉が 10種類以上机に並んでいたのですが、「え、これで一部?」「全部じゃないんですか!?」と顔を見合わせた奈緒さんと青木さん。厳選したさまざまな茶葉をブレンドし、複層的な香りやおいしさを実現した「伊右衛門」のこだわりを、二人とも実感されている様子でした。
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