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[section heading="6月20日"]

LA滞在最終日。朝イチはグラフィティーライターTYKEさんのお宅へ。作品と、彼が収集している80‘sスケートボードコレクションを見せていただく。UMAやモンスターをキャラにした作品はアパレルのテキスタイルにもなっていて興味深い。なんかできるかも。スケートボードのコレクションには何と!キース・ヘリングが直筆で書き込んでいるものが!! スゲ~な、これ売ったらいくらぐらいになるんだろう。ちなみに僕はバスキアよりキース・へリングを評価しています。

キース・へリングの直筆サイン入りのスケートボード。さすがにこれだけケースに入っていました。




LAの友人が最近面白くなってきていると言っていたハイランドパークに移動。古着屋がちらほらで長閑な通り、ここが本当にホットなスポットなのかなぁと歩いていると「OWL」とオレンジのでかい看板が。ドラッグストアって書いてあるから通り過ぎようと思っていたら、ウィンドウ越しに見える店内がなんか違う。中に入ってみると、どうやら本屋のよう。しかもかなりセンスが良い。ファッション、デザイン、アーキテクチャーと、こんな長閑なちょっと田舎っぽい通りに似つかわしくないようなハイセンス。なんだここは!って思って聞いてみるとChandelier Creativeというクリエイティブエージェンシーがオフィスに併設した「The Owl Bureau bookshop」という本屋。看板は元の物件のをそのまま使っているみたい。こんな本屋が有るとは、この通りは侮れないなと思ってさらに進むと、レコード屋と床屋が一緒になっている店や、ヒップなボウリング場があったりと、発展途上ではあるけれど、これから盛り上がりそうな雰囲気が。次回に来るのが楽しみだな。

「The Owl Bureau bookshop」外観。元のドラッグストアの看板そのまま使っています。

「The Owl Bureau bookshop」オーナーのリチャード・クリスチャンセンは、ふくろうのコレクターだそうです。

「The Owl Bureau bookshop」店内。ちょっと仮設感があるけどおしゃれ




ハイランドパークを後にしてハリウッドに。知人が日本領事館の領事として赴任していて、その人と合流してチャイニーズシアターの隣にあるジャパンハウスへ。ジャパンハウスとは日本の最高のアートやデザイン、イノベーション、テクノロジー等を紹介することを通して、日本への認知度や理解を培うことを目指す外務省による新しいプロジェクトだそうで、色々なmade in Japanプロダクトを集めたデザインショップって感じ。和モノの伝統からモダンまで様々あるけど、ちょっと無難というか、やや面白みに欠けるな。アメリカ人から見たらどう映るだろう。けん玉があったけど、けん玉協会系ではなくグローバルけん玉ネットワーク系だった。僕がKENDAMA TOHOKUで作ってきたけん玉を置いてもらった方が絶対ウケると思うな。ちょっと高価なものになっちゃうけど。

「ジャパンハウス」店内

同じく「ジャパンハウス」

けん玉は端っこに追いやられて残念。




ラストナイトのディナーは、みんなでダウンタウンの「Redbird」というレストラン。Barbecue Smoked Tofuという豆腐ステーキみたいなのがめちゃ美味かった!ここはまた来たいな。

「Barbecue Smoked Tofu」。バーベキューソースの濃い感じが豆腐であることを忘れさせるな。ベースは硬めの木綿豆腐



明日、日本に戻ります。今回もバリバリ刺激を受けました。やっぱLA良い!!最近、正直アパレルに関しては元気ないところ多いんだけど、いつ来ても旬なエリアがあって、そこにはちゃんと注目すべき面白いお店がオープンしている。色々回って、仕事につながりそうな出会いやアイデアを得られたし、大充実のLAトリップとなりました。

(おわり)

取材・文/南馬越一義(ビームス創造研究所長シニアクリエイティブディレクター)
写真/南馬越一義



株式会社ビームス
ビームス創造研究所シニアクリエイティブディレクター
南馬越一義





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