――OCTPATH初となるサマーソング「Sweet」はとっても爽やかな曲ですね。
小堀 柊「すごくキャッチ―ですよね。爽やかな曲は僕たちにピッタリだと思うんです。さらに、MVは沖縄で撮影したんですよ」
海帆「初めて全部外での撮影だったのですごく楽しかったですね」
栗田航兵「実は、撮影は2日間を予定していたんですが、僕らが行く前日と僕らが帰った次の日から雨だったんです!梅雨入りの時期だったので、もっと雨が降ったりするのかなと思ったんですが、2日間とも雲ひとつなく、とびきりの晴天で、撮影絶好調日和でした!」
――とてもきれいな海と空が映っています。
栗田「すごくキレイですよね。映像にするにあたって彩度をあげているのかなって思ったんですが、そのままなんですよ。見たままの沖縄の海と空が映っているので、その美しさを感じてもらえたら嬉しいです」
――今回はなぜ沖縄での撮影になったんですか?
小堀「もともと離島で撮りたいねって話していて」
太田駿静「外がいいねって話していたんですよね。実際に撮影したら、本当に開放的ですごく素敵な映像が仕上がったので感動しています」
栗田「実際に撮影をしたときに、あの風景が笑顔にさせてくれる感覚があったんです。踊っている時も、嬉しそうなメンバーと目があったりして、すごく楽しかったです」
古瀬直輝「観光地になっている世界遺産の場所でダンスを踊ることも出来たよね」
四谷真佑「うん。オープン前に撮影したんだよね。海外の方がすごく多くて!」
小堀「あとは沖縄の少年たちが、大きな声で“なんてグループ?”って聞いてきて(笑)」
栗田「大きな声で“BTS!”って答えたら爆笑されたよね(笑)」
海帆「すぐに“OCTPATHだよ~”って修正しました(笑)」
古瀬「“見ておくね~”って言ってくれてね(笑)。すごくかわいかったですね」
――振り付けは「PRODUCE 101 JAPAN SEASON1 2」で振り付けをしていたチームになるんですね。
古瀬「そうなんです。すごくキャッチ―な振りを作っていただいたので、サビにある“Sweetポーズ”をみなさんで真似してくれたら嬉しいです」
――MVには楽曲のメッセージ性もちゃんと映し出されていますよね。
四谷「そうですね。僕が沖縄に行ってすぐに思ったのが、海と空が本当に気持ちよくて、気持ちが一気に晴れたんです。みなさんも、この「Sweet」を聴いたときに、そんな気持ちになってくれたらいいなと思いました」
小堀「ストレスがゼロになる感じだよね」
太田「うん!あとは、今回栗田がこのMVの主人公をしているので、共感したり、聴いてくれた人たちが自分を重ねてくれるのはもちろん、悩みがある方の気持ちが少しでも晴れてくれたら嬉しいですね」
――主人公を演じてみていかがでしたか?
栗田「主人公というか、ストーリーの導入部分の役割を頂いたんです。MVの中の僕は、このストレス社会に悩みを持っていて、かなり疲れているんです。そこで部屋でパソコンを見ていたら、海が見えて、自分を変えようと海に行く物語になっていて。その道中でメンバーの顔を思い出したり、考えているうちに、メンバーが後ろからサプライズで登場するという展開なんです。メンバーと出会って元気を取り戻していくんですよね。いまを生きる老若男女の人たちすべての悩みがなくなってほしいなって思いながら演じていました」
――栗田さんの演技力が試されましたね!
小堀「俳優デビューだね!」
太田「実際に仲間の僕たちを思って演技をしたのかが気になりますね(笑)」
栗田「も、もちろん!(笑)」
小堀「あとは、時系列通りで撮影をしていないので、より大変だったと聞きました」
栗田「そうそう!撮影順が本当にバラバラで、最初のシーンを最後に撮影したりしていたんですよ。でも、ストーリー的には、最初に悩んでいて、どんどん気持ちが晴れていくという完成形を想像しながら演じていきました。いまはどこのシーンで、自分がどういう気持ちでなぜここに来たのか、そういうことを想像しながら演じました」
小堀「そういえば、最後のイルカが2匹飛び出るシーンは、偶然撮れたんですよね??」
――え!本当ですか?
一同「嘘でーす(笑)」
古瀬「何の時間だよ?いま!(笑)」
一同「あははは!」
古瀬「それにしても、いま見直してみても本当に海外みたいな映像だよね」
四谷「うん。天気、海、砂浜、風、木、空、すべてが本当に美しくて!ドローンで撮影したんですが、沖縄の素晴らしさがぎゅっと詰まったMVになりました」
太田「僕と古瀬さんは、待ち時間に、草むらでお互いの撮影をしていたんですよ。そしたら、古瀬さんが壮大な映画のワンシーンみたいに、這って飛び出してくるようなしょうもないことをしていて(笑)」
古瀬「あははは!体力が有り余っていたんだよね。森の妖精を演じようとして、寝起きから覚醒する様子を撮ってもらおうと思って(笑)。その様子は完全にオフショットなので、いつか機会があったらTHmeのみなさんに見せたいと思います(笑)」
太田「後光が差しててね!“かみがみしかった”ですね」
四谷「えーと……“こうごうしい”じゃない?」
太田「それ!(笑)」
海帆「僕は空き時間に一人で沖縄のアメリカンビレッジに行ったんです。その時に、看板に“ポケットモンスターが出没します!”って書いてあったんですよ。面白そうだなって思って探していたら、ピカチュウの絵があったので、持ち歩いていたフィンガーボードと一緒に撮影をしました。その後もゼニガメがいたりして、すごく楽しいコラボをしていたんです。いつかOCTPATHでも、みなさんが楽しんでもらえるようなコラボが出来たらいいなって思いました」
――あははは!そして今回の衣装は、小堀さんと太田さんが考えたとお聞きしました。
小堀「はい。今回は「Sweet」「Diary」「WAKE UP」といろんなジャンルの曲があって、どの曲にも似合う、ジャンルを問わないファッションがいいなって思ったんです。そこでかわいらしさもあり、少年らしいスタイリングにしました。流行りの緑を入れたことで、やんちゃさとかっこよさも出たんじゃないかなと思っています」
栗田「緑、いいですよね。このMVにもぴったり!沖縄の自然とすごくマッチしてる!」
小堀「最初はピンクや赤など、みんなが着たいと思うような洋服をスタイリストさんが集めてきてくれたんです。今度は自分たちで集める作業からやりたいですね」
――いつかデザインも考えられるようになったらいいですよね。
小堀「そうですね。メンバーだからこそ、何が似合うかわかるところがあるので、いつか挑戦してみたいです。さらに、2パターン目で、白い衣装を作ったんですが、これはシルクや透けているレースなど、妖艶さと儚さ、さらに涼しげなものにしたんです。白い衣装は、どんな景色でも邪魔をしないので、作って良かったですね」
太田「実は、スタイリストさんと打ち合わせをする前に、柊とふたりで作戦会議をしたんですよ」
小堀「こだわりたいところはちゃんと言おうって話したんだよね?」
太田「うん。これは譲れないところ、ここまではOKなどしっかりと話し合って挑みました」
小堀「パンケーキを食べながらね(笑)」
――じゃあうまくいったんですね?
小堀「ダメでした(笑)」
一同「あははは!」
栗田「その話、めっちゃおもしろい!(笑)」
太田「その日に色を決めなくちゃいけなかったのに、全然決まらなかったんだよね」
小堀「うん。“これはこの曲で使っちゃった”“これはここでやったからダメ”と色を絞って行ったら全然決まらなくて……でもスタイリストさんがすごく優しい方で、最後の候補に残った色でイメージ画像を後日作ってきてくれたんです。そこでその緑がすごく良くて、選ばせてもらいました」
――こうやっていろんな経験をしていけばいくほど、自己プロデュースが上手になっていくからこそ、大事な一歩ですよね。
小堀「そうですね。積み重なることで今も自分たちが好きなことをやれているので、いつか存分に自由に全部をプロデュースできたらいいなと思っています」
――そういった意味では、古瀬さんは今回、「WAKE UP」で振り付けを担当されています。どんなものになりそうですか?
古瀬「今回、スタイリングや選曲などをどの曲もメンバーが積極的に取り組んだからこそ、この振り付けに対しても自分から名乗り出たんです。実はこの曲はずっと温めていた曲なんです。だからこそ、みんなで歌割りも考えましたし、ディレクションをしたからこそ、パフォーマンスは責任重大だと思っていて…。いまは考え中なので、後悔のないかっこいいパフォーマンスを作りたいと思っています」
――楽しみにしていますね。ちなみに、四谷さんと栗田さんは「ぽかぽか」でのレギュラーが定着してきましたが、反響はいかがですか?
四谷「すごく広い層に見ていただいていることが分かるんです。これはいいチャンスだと思ってOCTPATHを広めていきたいですね」
小堀「街で“ぽかぽかの人ですか?”って声をかけられることはある?」
栗田「ある!普通に歩いていたら、おばさまに“テレビ出てるよね!”って言われてすごくうれしかったな~」
四谷「あと、前に大阪でタクシーに乗ったら、“アレに出てるよね?”って言われて、“なんて番組ですか?”ってちょっと詰めたら、“あれだよ、大阪のテレビでよく見るよ!”って言ってもらえたんですが、たぶんそれ、僕じゃなくて(笑)。でも、知ってもらえているのはすごくうれしかったですね」
――さて、そろそろ夏本番となりますが、この夏にやってみたいことを教えてください。
海帆「OCTPATHの花火を打ち上げるのはどう?」
小堀「いいね!それこそフェスに出て花火をあげたいよね」
栗田「文字が浮き上がるタイプの花火もいいなあ!浴衣で配信もしたいよね」
四谷「野外ライブもしたいですね。あとはバーベキューもしたい!」
古瀬「太陽の下でのライブは絶対に楽しそう!あとは、音楽番組にたくさん出たいですね。THmeのみなさんにもっと観てもらえる機会を作って、喜んでもらいたいんです」
太田「あとはやっぱり、ライブがしたいですね。早くTHmeに会いたいです!」
(おわり)
取材・文/吉田可奈
写真/野﨑慧嗣
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2023年7月5日(水)発売
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